女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
376話 羨ましいったらありゃしない
風呂での一悶着があった後に父さんと話し合ったところ、既に色々と動いてくれていたらしい。
結婚式場ももう決まっているのだとか。日にちと国籍のことを聞いたところ・・・
蒼龍「日にちは来週のどこかだ。火曜・・・つまり明後日には皆で、現地に飛んでもらうからな。国籍に関しては、お前は何も気にしなくていい。こっちで何とかする。」
との事。・・・あまり表沙汰に出来そうにないことをしているのは確かだったが、俺のためにしてくれている為、なんとも言えなかった。
というか、明後日には飛ぶの!?なんも用意してないんだけど!!
蒼龍「あれ、小鈴が理子ちゃんに伝えたはずだけど・・・小鈴?理子ちゃん?」
小鈴「私は伝えたけど?」
理子「・・・言うの忘れてました。」
大和「理子ェ・・・」
蒼龍「・・・まぁ、結婚式が終わったらまた、少しの間こっちにいる訳だし、そこまで用意するものもないだろ。せいぜい服くらいだ。」
大和「ならいいんだけど・・・」
結婚式・・・俺、本当にみんなと結婚すんだな。何だか実感が湧かないや。
雫「結婚すれば大和君と・・・ふふふふふ・・・」
後ろの変態が何か言っているが、聞こえないふりをする。それに関しても実感が湧かないんだ。
奈緒「もう、高校なんか抜けたいのです・・・。」ズーン
愛菜「奈緒先輩はまだいいでしょう。私なんて2年も・・・。」
ズーン
大和「長期休みには帰ってくるからさ、ちゃんと学校は通ってくれよ?」
2人「「はーい・・・」」
小鈴「2人とも残念でしたね。」
大和「お前もだよ妹。お前は4年だ。」
小鈴「ふぁっ!?」
大和「当たり前だろうが。なぜ気づかん・・・」
小鈴「だ、だって!中学はまぁいいとしても、高校はガーナの学校通えばいいじゃん!」
大和「そういう訳にもいかんだろ・・・。」
小鈴「チ─(´○ω○`)─ン」
そんな一幕もあり、楽しい時間は過ぎて、あっという間に寝る時間となった。
みんなはリビングで寝るらしいので、俺は自分の部屋へ行き、布団へ潜ろうとして・・・止まった。
大和(そういや、理子に対策するよう言われてたっけ・・・)
めんどくさいからそのままでも良かったのだが、後で怒られても嫌なので、一応部屋の鍵を閉めた。これでよし。俺は布団へ潜り、すぐに就寝した。
・・・なんだろうか、俺の布団で何かが動いてるような・・・。俺はうっすらと目を開ける。その先には・・・
奈緒「あっ」
愛菜「ありゃ」
大和「えっ」
何故か、俺の上に奈緒、横に愛菜といった、後輩2人の姿が・・・え?
理子の「後輩組に気をつけろ」という言葉が、脳裏をよぎる。ドアの方を見ると、何故か鍵が開けられていた。
大和「・・・どうやって侵入した」
愛菜「ちょちょいとピッキングで」
ドヤ
大和「ドヤる所じゃない・・・というか奈緒は下りろ。」
奈緒「・・・嫌なのです」
大和「お前なぁ」
奈緒「私たちは、既成事実を作りに来たのです!」
愛菜「○作り出来るまでは、この部屋から出ないから。」
大和「少しくらい待ってくれよ・・・あと1週間だぞ?」
奈緒「そうは言っても、卒業するまではダメって言うのでしょう!?」
大和「うっ」
バレてた。マジかよ・・・
愛菜「1回でいいから、私たちと・・・」
大和「ダメなものはダメだ。それとも、俺と結婚するの辞めるか?」
奈緒「それは絶っっ対に嫌なのですっっ!!」
愛菜「言っていい冗談と悪い冗談があるでしょ!!」
大和「俺、約束を守れないやつは嫌だな。」
その一言で、2人はピタッと止まった。
大和「少し、我慢してくれ。その代わり、オールOKになったら、今まで以上に愛するから。な?」
奈緒「・・・先輩はズルいのです。」
ポロ
愛菜「それ、本当・・・?」ポロ
大和「あぁ、本当だ。俺、嘘が嫌いだからな。」
理子の言っていたことは本当だった。これからは更に気をつけないとな。・・・それにしても、コイツらをここまで苦しめてたなんて、全く気づかなかった。彼氏失格だな・・・。
奈緒「約束なのですよ?絶対守って下さいね?」グスッ
大和「わかってるさ。」
愛菜「・・・ちゃんと、愛して」グスッ
大和「あぁ」
2人「「・・・っ、うわぁぁん!ごめんなさぁい!!」」ボロボロ
責任が重くなってしまったが・・・自分のまいた種だもんな。
泣かせてしまった分も含めて、改めて俺は、みんなを幸せにすることを深く深く誓うのだった。
☆コメント返信のコーナー☆
・ラム&ロムさん
「夜の時間がやって来るよ( *´艸`)ムフフ
でも、鋼の理性で耐えるだろね。大和ったら真面目なんだか初心なんだか…。」
→大和「耐えました」
この初心大和め。さっさとイチャラブ〇〇〇○すりゃいいものを。
大和「慎重と言ってくれ。俺はあくまで、道徳的に生きてたいの。」
道徳的に生きたいやつは、ハーレムなんて築かないと思うのですが。
大和「それはその、いつの間にか築かれてたというか・・・というかお前が書いたんだろうが。」
いちいちメタいンじゃワレェ!
題名が変?大和に対する、僕の愚痴だよ。
大和「ひでぇ」
あそこまでされてしないのは、男としてどうかと思います。
大和「あんたが書いたんだろうが。」
だからメタいっつってんだろうが!!
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コメント
ラム&ロム
ホントに羨ましいったらありゃしない。
後輩ちゃんたちは、今のうちにしっかりと「ヤマトニウム」を補充しておきなさい。
黄昏ノーム
何故か通知が届かなかった……
気付いたら3話溜まってたw
知らん間にどうしてそうなったまぁ大和君だしどうなっても良いけどw