女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

372話 危機は突然やってくる(泊)




その後、帰りの時間となってしまった為に、みんなでゆっくりと帰ろうと・・・したのだが。

理子「スキありぃ!」

小鈴「甘い!カウンター!」

理子「なん・・・だと・・・」

聖菜「小鈴ちゃん強いね~もう5連勝だもん。」

雫「格ゲーは苦手です・・・」

加奈「ゲーマーの理子まで負けたか・・・」

小鈴「おにぃよりは弱いけどね。いつも負けるし。」

奈緒「だとしても、私たちじゃ歯が立たないのです。さすが、大和先輩の妹さんなのです。」

愛菜「何故だ・・・何故勝てない・・・」

ジェリー「皆さーん、そろそろご飯できますよー!」

みんな「はーい!」

大和「どうしてこんなことに・・・」

何故か、俺の家でお泊まり会が開かれていた。



何故こうなってしまったのか、思い出してみる。帰る途中で鈴に会って、そのまま何故か全員俺の家に上がり込んで・・・まさか、最初からそういう予定だったとか・・・?

親まですんなりと受け入れているし、そういう事なのだろう。俺には一切情報が回ってこなかったけどな!!ちくしょうめ!

ジェリー「ご主人様ー?ご飯ですよー!」

大和「・・・あいよ。」

慣れたとはいえ、突然こういうことになるのはキツイで・・・はぁ。

テーブルに座ると、すごい量の料理が目に飛び込んできた。確かに、理子や加奈はめっちゃ食うし、しかもこの人数だから、この量は普通なのかもしれない。

ただ、テーブルにあった料理は、牡蠣の炊き込みご飯や青魚、納豆や山芋と、俗に言う○のつく料理という奴ばかりだった。・・・親とジェリーは何を考えているのだろうか。それを知ってる俺も大概だが。

理子達はバクバクとそれに食らいつく。俺も負けじと、山芋をすりおろしてかけた牡蠣多めのご飯を食べる。・・・母さんと父さんのニヤニヤがウザイ。

みんな美味しそうに食べているため、とやかく言うのも悪いと思い、黙々と食べ続けた。・・・そのせいもあってか、あっという間に大量の料理が消え去った。

理子「はー、美味しかった!」

そういう理子の口には、ご飯粒がいたる所に・・・はぁ、しょうがない。

大和「口の周りはわかるけど、なんでほっぺにまでご飯粒がつくんですかね・・・」ヒョイヒョイ パクッ

理子「!!あ、ありがとう・・・」

加奈「おい」ゴゴゴ

聖菜「何してんのかな大和くん?」ゴゴゴ

大和「え?いや、別に普通だろ?というか、今更こんなことで顔赤くするほど、理子もウブじゃ・・・」

理子「・・・悪かったわねウブで////」

大和「えぇ・・・」

雫「羨ましい・・・」

奈緒「大和先輩、私にもやって欲しいのです!」

大和「いや、ついてないならやる必要ないだろ?」

愛菜「・・・なら」

大和「言っておくが、自分からわざとつけたものは取らんからな。」

愛菜「・・・」

理子「・・・///」

なんか・・・変な空気になってしまった。ウブな理子か・・・アリだな。


☆コメント返信のコーナー☆


・ラム&ロムさん
「すでに妹が愛人のくだりは他愛もない話なんだね…w
大和はどんどん適応力は成長していくな。」

→大和「・・・まぁ、なんだ。慣れって怖いよな。前まで叫ぶほど否定してたのに、今はこれだもんな・・・はぁ。」

人間は、適応力が強い方が何かと便利だぜ?特に海外に行くお前なんかは、日本との文化の違いをすんなりと受け入れられるようになると、友達とか、出来やすくなるぜ。・・・まぁ、友達が少ない僕が言っても、説得力はないが。

大和「や、十分わかった。とりあえず俺は、英語をマスターして、鈴含めみんなを幸せにしてみせる。海外での生活も、適応力で何とかしてやる。」

うん、その意気だ。



実は、本日3月3日は、おんハレ2周年なんですよね。まさかここまで続くとは・・・本当に、皆様のおかげです。ありがとうございます!

そろそろ終わりが近いですが、最後まで突っ走るので、応援よろしくお願いします!

ついでに、私事ではございますが、
大和と時を同じくして、3月1日に高校を卒業致しました。これからは社会人として、頑張っていきたいと思います。


コメント

  • ラム&ロム

    理子達って普段は積極的だけど、いざフュージョンする瞬間になると鳴りを潜めそう。
    大和が覚悟を決めるのか楽しみですな(・∀・)ニヤニヤ

    1
  • 黄昏ノーム

    お泊まり?
    ……まさか大和、遂に覚悟を!?
    成長したねw( ・∀・) ニヤニヤ

    1
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