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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

371話 最後の最後だと言うのに(普)




卒業式後、またもや先生が教室で号泣し、色々とグダグダではあったが、3年間の高校生活は幕を閉じた。

そして今から、最後の同好会である。

中守「うぅ・・・大和くぅん、私とも結婚してよぉ・・・」シクシク

大和「親の友人と結婚って、訳わかんないですし、無理ですよ。」

理子「先生・・・さすがに2周りくらい違う歳なんですから、大和君の腰に抱きつくの辞めましょうよ。」

聖菜「諦めましょ?ね?」

中守「私からしてみれば、妹さんと結婚って話の方が意味わかんないわよぉ!」

雫「結婚じゃなくて、愛人ですよ?」

中守「それなら尚更だよ!」

加奈「そんなにおかしいことかぁ?大和の性格から考えたら、当たり前のことだろ。」

中守「それは色々とおかしいからね!?というか大和くん、まさかもう手を出して・・・!」

大和「ないです。」

そんな他愛もないような話をしながら、いつもの様に部屋に向かう。これが最後だということを、忘れてしまいそうだ。

ドアの前まで来て、開けようとして止まる。・・・自分でもよくわかっていなかったのだが、手が震えていた。

外国に行ってしまうため、もう、二度と開けることは無いかもしれない、この扉。・・・いや、ここで止まってても仕方ない。思い切って、勢いよく開けた。

・・・その瞬間。

「「大和せんぱぁぁぁぁい!!」」

大和「はぐほぉ!?」

飛び込まれた。いや、ほぼ頭突きだった。

奈緒「先輩!せんぱぁい!」ブンブン

愛菜「卒業、おめでとうございますっ!!」ブンブン

大和「あばばばばばば」

めっちゃ揺さぶられる。ちょ、やめやめ・・・

理子「ふ~た~り~と~も~?」

聖菜「私たちも、卒業生なんだけど?」

雫「この差は、なんですかねぇ?」

加奈「少しくらい、あたい達にもなんかあってもいいよなぁ?」

2人「「あっ・・・」」

中守「あはは・・・」

大和「とりあえずどいて・・・」

なんというか、最後なのにこんな感じなのか・・・ま、この方が俺たちらしいか。



聖菜「で、大和くん。結婚式はどうすんの?」

大和「それなんだよな。衣装は借りるとしても・・・値段が凄いことになりそうだな・・・。」

理子「そうだね、日本じゃできないし。」

聖菜「ウン百万、下手したらウン千万かかるかな?」

大和「うへぇ、そんなにか・・・」

雫「ふふ、頑張ってくださいね?旦那様♪」

加奈「あたい達と、大和の為にもな!」

大和「・・・わかってるさ。努力は好きだからな。」

奈緒「その努力を勉強にも生かせたら、成績も伸びたと思うのです・・・」

愛菜「それは、あなたにも言える・・・」

中守「その辺は、蒼く・・・大和君のお父さんがちゃんと考えてると思うけどな。」

大和「確かに。とりあえず、父さんと話し合ってみますね。」

中守「・・・ついでに、私との結婚も視野に入れては」

大和「もらえないですね。」

中守「ちくせう・・・ちくせう・・・」

中守先生を不憫に思いつつも、俺は今後の計画について考えるのだった。


☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「あははーまぁまぁ
大和がロリコンなのは
置いとくとして、卒おめ〜
……で?ロリコンは認めるのか?認めないのか?どっちだ?w
まぁ否定しても大和はロリコンだけどね(周知されてるし)」

→大和「認めんぞ!絶対に!」

はいはい。とりあえず卒おめ~。

大和「否定しても肯定しても、結局は意味なし、かぁ・・・。」


・ラム&ロムさん
「3年生の諸君、卒業おめでとう。
卒業後は不安なこともあるだろう。でも、ゲームの中に入ったり、神様に会ったり、幽霊に会ったりと割となんでも有りだったから、またどうにかなるさ。」

→大和「確かに。こう見ると、何だって出来そうだな。」

出来るさ、だってこれはフィッ・・・フィッ・・・フィクション!!・・・だもの。ズビッ

大和「花粉症乙&典型的なネタやめい。あとメタい。」


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コメント

  • ラム&ロム

    すでに妹が愛人のくだりは他愛もない話なんだね…w
    大和はどんどん適応力は成長していくな。

    1
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