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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

358話 全ての過去をおさらいせよ




2月19日。2月ももう半分を切った。3月1日が卒業だから、もう学校に来る回数も、両手で数えられる程度だ。

この学校では、本当に色々あった。希望と夢を胸に、校舎の門をくぐろうとしたら、理子が居なくなってることに気がついて、高校生活一日目にして遅刻しかけたのはいい思い出・・・なのだろうか?

俺はチラッと目線を移す。格ゲーで競う理子と加奈。俺の隣で本を読む聖菜。ボードゲームで奈緒を必要以上にボコして、ゆうえつかんに浸っている雫。久しぶりに水晶を持って、ずっとにらめっこしている愛奈。思えば、こいつらには振り回されたなぁ。

・・・まぁ、みんな可愛い彼女なんだけどな。こうなるなんて、最初は思ってなかったもんなぁ。人生分からんもんよのぉ。

・・・あ、1人だけ居たや。ずっと変わらない人。俺のクラスの担任兼ハレム同好会の顧問、中守先生。あの人はずっと変わらない。

これからもずっと、なんだかんだ独身貴族貫いてそうだな、あの人。いい加減、父さんのことは諦めりゃいいのに。

あとは・・・昔登場してたのに、もうこの頃ずっと登場してない奴らか。話の都合で登場できない人もいるけど・・・ね。

カムラ「私とかもうずっと忘れてましたよね、プンプン。」

大和「しゃあねぇだろ。雫の家に行ってから、ずっと音沙汰ねぇんだからさ。」

カムラ「あそこは・・・まぁ、慣れればいいとこなんですけどね?ただ・・・雫さんにはついていけないと言うかぁ・・・。」

大和「あぁ・・・(遠い目)」

久しぶりに妖精が出てきました。えーい、どうせネタないんや。昔のキャラを掘りだそうやないか!まずは手始めに猫ちゃんや。

大和「そういや、猫たちは元気か?」

理子「うん、お母さんが気に入っててさ、もうベッタリよ。お父さんが嫉妬するレベルで。」

大和「・・・お、おう。」

聖菜「うちは部屋で飼ってるよ。あの子、最近ブクブク太っちゃって・・・あんまり運動させてないしなぁ。」

大和「そりゃ大変だな。猫用のタワーでも買ってみたらどうだ?」

聖菜「そうしようかなぁ?1番上で昼寝してそうだけど・・・。」

どうやら、ちゃんと元気してるみたいだ。ちなみにウチは、ジェリーがほぼ相手している。仲いいぞ。

大和「そうだ。奈緒、今度家行ってもいいか?」

奈緒「ふぇっ!?や、大和先輩、両親への挨拶は・・・もう少し心の準備が出来てから・・・」

大和「・・・勘違いしてるとこ悪いが、父さんが行きたがってたんだよ。まぁ、そういう話にもなるとは思うが。」

奈緒「は・・・そ、そうなのですね!?べ、べつに最初からわかってましたのですよ!はっはっは・・・はぁ。」

最後のはぁが、めっちゃ暗かった。ガチトーンだった。あとでフォローせんとな・・・。

そんなことを考えていると、帰りのチャイムがなってしまった。時間って、早い。(哲学)

俺は立ち上がって、帰りの用意をする。すると・・・

加奈「なぁ、大和。今日はみんなで揃って帰らないか?」

大和「え?」

突然、そんなことを言われた。

愛奈「高校生活の、思い出作りの一環。・・・だめ?」

大和「ダメじゃないが・・・方向が全然違うだろ?」

奈緒「大丈夫なのです!実は、ある場所に全員で向かうことになっているので。もちろんアポは取得済みで。」

やること早いし、それやられたら、俺が断る道、完全に絶たれてんじゃん。

大和「全く、仕事が早いことで。で、どこへ行くんだ?」

すると、みんなはニヤッと笑って、全員でこう言った。

全員「私たちの彼氏、稲木大和の家!」

大和「( 'ω')ファッ!?」

頭が痛くなった瞬間だった。


☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「やっぱり大和は悪い人だ……
チッ絶壁の胸に埋もれて氏ねばいいのよw
リリィちゃんの胸に埋もれて氏ねばいいのよ!
まぁ大和、コレからは背後に気をつけろよ?(ΦωΦ)フフフ…」

→リリィ「ぜ、絶壁ちゃうもん!ちょっとはあるもん!」

大和「お、おう。そうだな。」

リリィ「信じてないですね!?証拠なら、あります!今お見せしま─」ババッ

大和「見せんでいい見せんでいい」ガッ

リリィ「成長期だもん・・・まだまだこれからですよぉ・・・。」

大丈夫だよリリィちゃん。大和は貧〇好きの変態だから。

大和「おい」

リリィ「ならこのままでいいですっ!」

大和「リリィェ・・・」

・・・とりあえず、大和君。背後には気をつけようね。

大和「おうわかった。とりあえず首根っこ掴もうとするのやめような。」ググ


・ラム&ロムさん
「ジェリーの初登場が作中内で1月17日。犬年齢1歳は人間でいうと15~18歳なのでセーフですね。
やったねジェリーたん( ´∀` )b」

→よく覚えてますね。僕は忘れてましたよ。

大和「作者が忘れるなよ・・・」

この作品、その日の気分で書いてるからさ。どうしても「頭から抜けちゃうのよね。だから大概、前の話何書いたっけ?ってなる。

大和「それはもはや病気レベルや」

言うな。ただでさえ最近、物忘れが多いんだから。

大和「お前・・・本当に高校生か?終わってんな。」

ほざけ。それより、結婚できるみたいやな。

大和「話逸らしたのお前だけどな。とりあえず、よかったなジェリー。」

ジェリー「はい!(言えない・・・人間に変化した時に、歳の取り方が人間のそれになったなんて・・・!)」

作者(なお、ジェリーは変化時、大和と同い年になるよう変化しているから、実質18やで。)

ジェリー(この人・・・直接脳内に・・・!)


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コメント

  • 黄昏ノーム

    大和君、良かったね!
    リリィちゃんが大人になれば
    お前のハーレム増えるね!
    応援するよ大和君!
    まぁ大和の味方って訳では無いけどねw

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  • ラム&ロム

    放課後のお家デートとかリア充してますね(血涙)
    ベッドの下に◯ロ本…だとありきたりなので、大和のトランクスでも仕組んでやろうかしら。

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