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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

354話 今までの仕返しを(写)




理子「珍しいね、大和から一緒に勉強したいって言ってくるなんて。」

大和「まぁ、就職は決まったけどさ、なんせ外国なんでな。英語の勉強せねばならんやろ?」

理子「なるほどね、任せて!」

日曜日、俺は理子の家に行き、一緒に勉強する約束を取り付けた。

・・・昨日までのことを知っている読者には、俺がそれだけの理由で理子元を訪れた訳じゃないことが分かるだろう。そういう事だ。

理子「さ、上がって上がって!お母さんには私から言っておくから、大和は先に部屋に行ってて!」

大和「了解。」

俺はそそくさと理子の部屋に向かう。理子の事だ、大事なものは自室にあるはず・・・。

部屋のドアを開けると、まず飛び込んできたのは・・・

大和「・・・oh」

ベッドと机に無造作に置かれた、写真。その全てに、俺がいる。普段ならビリビリにしているところだが、今回は無視した。

俺は理子が隠しそうなところをしらみつぶしに探・・・そうとして1つ目で見つけた。単純すぎだろ・・・将来、詐欺とかに会わないか心配になってくる。まぁ、そんなことは置いておいて。

ベッド下の収納スペースにて、液体の入った小瓶こびんを、3つ発見した。全てたたき割りたいところだが・・・俺は全ての瓶を手に取り、中身を全て、持参した瓶に移した。そして、空になった瓶に水を注ぐ。その間10秒足らず。

倒さないよう、ゆっくりと元に戻した。これで一安心。・・・瓶に移した液体をどうするのかって?そんなの決まっているだろう?まぁ、まだやらないけどな。

俺はすぐさま瓶を手提げに入れ、何食わぬ顔で英語の辞書とテキストを取り出した。その瞬間、部屋のドアが開く。

理子「お、ちゃんとやってるねぇ。どれ、お姉ちゃんが教えてあげよう。」

大和「理子、もう元に戻ったんだからよ、お姉ちゃんは辞めてくんねぇか?」

理子「ちぇっ、しょうがないなぁ・・・。もっと濃くしとけばよかったかな・・・。」

最後の方はよく聞き取れなかった。そういうことにしておく。

そんなこんなで、理子による英会話レッスンが始まったのであった。



理子「ふー、そろそろ休憩にしよっか。」

大和「ん、そうだな。ふぃーっと・・・」ググ

俺は背伸びをし、コップの炭酸を飲み干した。ちなみに、これは俺が持ってきたものだから、薬は入っていない。その辺もちゃんと計算している。

理子「あ、そうだ。大和、クッキー食べない?昨日作ったんだけど。」

大和「お、食べる食べる。」

理子「了解、ちょっと取ってくるね~」

理子は下へ向かった。・・・さて、理子が普通のものを作るとは思えないし、十中八九ショタ化薬が入っているだろう。それを逆手にとって、理子に食わせる。それが俺の狙いだ。

しばらくして、理子が皿を持って戻ってきた。

理子「おまたせ~はいどうぞ!」

机に、2色のクッキーが置かれる。見たところ、プレーンとチョコか・・・?

大和「・・・」

俺が黙っていると、

理子「ん?どったの?食べないの?なら私が食べっちゃお~」

大和「え?あ・・・」

そう言って、理子はプレーン味(?)を手に取り、口へ運んだ。

なんと。自分から食いおったぞこいつ。

理子「んー、我ながらおいひー!」

しかも普通に食ってやがる。俺の勘違いか・・・?だとしたら、失礼なことしたな。

大和「俺も食うよ。せっかく作ってくれたんだしな。」パクッ

俺はチョコ味(?)を口へ運んだ。・・・ん、美味しい。甘すぎず、硬すぎず。俺好みの感じだった。

・・・の、だが。

大和「あれ・・・なんか・・・眠く・・・!?」

クッキーを食べてすぐ、眠気が襲ってきた。この感じ・・・まさか!

理子「ふふふ、ゆっくりとおやすみ・・・」

大和「理子・・・はめやがった、な・・・zzz」

俺は、意識を手放した。


☆コメント返信のコーナー☆


・アニメ好き不登校さん
「チっ!戻りやがって!今度はヒロイン達を男子に変えて大和ホモ疑惑を浮上させてやるw
そうすればもう大和を狙う女子達はいなくなると思うよ(°▽°)
男のヒロイン達が迫ってきても断れないよね?だってかわいい彼女たちだもん(⌒▽⌒)」

→それはちょっと・・・作品が変わってしまうので・・・。

大和「もしそれなら、
〝女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが〟じゃなくて、
〝女の子を助けたら いつの間にかホモPTになっていたんだが〟だな。」

なにそれ強そう(小並感)


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