女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

353話 ショタ、頭を抱える(戻)




小鈴「ふぅ、さっぱりしたー!」

ジェリー「ご主人様とご一緒できて、とっても幸せです・・・♡」

大和「そうか・・・」

一切休めなかった。緊張しっぱなしや、ちくしょうめ。

だが、父さんの言う通りだった。子供が1人で入れないやつだった。兄が妹に風呂入れてもらうって・・・もうやだ。

俺はそそくさと自室へ行き、鍵をかけ、なんかあった時用に買ってあった、後付けチェーンを付けた。玄関用と書いてあるが、知ったことではない。

大和「鍵、ヨシ。チェーン、ヨシ。これでやっと寝れる・・・。」

俺は布団に潜り、目をつむった。疲れているためか、すぐに寝てしまった。

─だが、朝。

小鈴「すぅ・・・すぅ・・・」

大和「orz」

何故か隣に鈴がいた。ドアを見ると・・・物騒なものがゴロゴロと。

ピッキング用品はまだいい。良くないけど。だが、金切りバサミってどうなのよ・・・。というかなぜ俺は起きんのだ!?

俺は朝から、頭を抱えた。



・・・もうひとつ、頭を抱える案件がある。分かってはいたが、まだ戻っていない。今日は土曜日だから、まだいいが・・・これが学校ある日だったらと思うと、ゾッとする。

そして、こんな背丈だと、出来ることが限られてくる。まず、冷蔵庫はギリ。上の方は取れない。いちいち鈴やジェリーを呼ばなきゃいけない始末。

上の方の戸棚なんてもってのほか。カスリすらしない。

しかも、頼んだら頼んだで反応がウザイ。

小鈴「うふふ、おにぃ・・・お姉さんが取ってあげるねぇ・・・?」バッ

だの

ジェリー「ご主人様?何かありましたら、すぐにお申し付けくださいね?ジェリーお姉ちゃんが助けてあげますから。」

だの。人をいちいち子供扱いしてきやがるのだ。ちなみにだが、ジェリーの「大和くん」呼びは、土下座したら辞めてくれた。

だからといって、断ると悲しそうな顔するし・・・。そういう具合で、断れないのが現状である。

大和「これ・・・月曜までには戻るんだよな・・・?」

俺は、その心配ばかりしていた。



その日の夜。苦しさで目を覚ました俺は、身体がおかしくなっていることに気づいた。すごく圧迫され、パジャマのボタンが、いくつか吹き飛んでいた。

俺は手鏡を見て、驚愕。元に戻っていた。とても嬉しかったが、しかしその反面、少しビビっていた。

こんな早く戻ったってことは・・・まだあの薬が、理子の元にあるということ。見えない恐怖に、俺は怯えることとなった。


☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「((シャシンヾ(・д・。)フリフリ
これ、皆に見せたらどうなるかな〜(´。✪ω✪。`)✧*。
あ、大和君!その猫耳……実はその〜えっと〜な、何でもない……(体質まで猫になるなんてとても言えない…!)(๑>؂•̀๑)テヘペロ」

→大和「(見せちゃ)ダメです(ヤーマン)」ニャーン

まぁまぁ、そんなカッカすんなや。ほれ、温かい紅茶でも飲みな。

大和「・・・体質まで猫になるって、書いてあんだろ。あんた、俺を殺す気か?」ニャーン

はっはっは、さてなんの事やら。

大和「・・・猫パンチ!」ニャーン ドゴォ

うおぉ・・・すげぇパンチ・・・。


コメント

  • アニメ好き不登校

    チっ!戻りやがって!今度はヒロイン達を男子に変えて大和ホモ疑惑を浮上させてやるw
    そうすればもう大和を狙う女子達はいなくなると思うよ(°▽°)
    男のヒロイン達が迫ってきても断れないよね?だってかわいい彼女たちだもん(⌒▽⌒)

    1
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