女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

352話 ショタ、うずくまる(驚)




大和「ただいま~・・・」ズーン

2人「ただいまー!」キラキラ

やっとこさ帰宅。俺の沈んだ声は、2人の元気な声にかき消された。

蒼龍「おう、おかえ・・・りっ!?」

リビングから、父さんが顔を覗かせた。俺を見た瞬間、はとが豆鉄砲食らったような顔になる。・・・結局どんな顔だよって?グ〇れ。

蒼龍「大和・・・お前・・・」

大和「理子たちのせいでこうなった。いじられた、物理的に。・・・これ、訴えたら勝てるかな?」

俺がそんなことを言うと、何故か父さんは目を瞑ってこういった。

蒼龍「懐かしいなぁ、俺も佳穂にやられたよ。無理やりチョコ食わされて、何事かと思ったら気を失ってなぁ。そしたらちっちゃくなってんだもん。」

大和「( ˙꒳​˙  )oh......」

父さんと同じことをされていたという事実。俺は苦笑いするしかなかった。

佳穂「あら、ちゃんとちっちゃくなってるわね。ふふ、可愛い可愛い。」ナデナデ

母さんまで出てきて、撫でてくる始末。・・・ん?ちょっと待てよ!?

大和「母さん、ちゃんとちっちゃくなってるって・・・」

佳穂「だって、私が作ったんだもの、ショタ&幼女化の薬。」

大和「母さんェ・・・」

全ての元凶が、身内に居るという事実。泣いていいですか?

俺は、しばらくの間ソファでうずくまるのだった。



大和「・・・そういえばさ、これっていつ戻るの?」

夕飯後に俺がそう聞くと、母さんは考えるような仕草をし、こういった。

佳穂「んー・・・1週間?」

大和「ファッ!?」

佳穂「または半日。」

大和「どっちなんだよ!?」

佳穂「それが、わかんないのよ。昔、ほぼ原液の状態で蒼くんに食べさせた時は、1週間そのままだったの。でも、少し前にお酒に一滴たらした時は、半日もせずに治ったし・・・」

大和「・・・つまり、濃さ?」

佳穂「そういうことね。まぁ・・・理子ちゃんの事だから、何となく想像つくけど・・・」

大和「あぁ・・・分かりたくなかったけどな。あいつ、加減ってもんを知らないから、絶対全部入れたと思う。」

佳穂「なら1週間ね。」

大和「どちくしょおぉぉ!」

俺は思わず叫んだ。

大和「はぁ・・・風呂行ってくるわ・・・」

トボトボと歩きながらそう言うと、後ろから肩を掴まれた。

小鈴「どこへ行くの?」

大和「風呂だよ」

ジェリー「1人で入れるんですかぁ?」ニヤニヤ

大和「バカにしてんのか。それくらい・・・」

すると、父さんによって言葉が遮られた。

蒼龍「無理だぞ。高さ的に。」

大和「なん・・・だと・・・」

絶望である。

小鈴「ということは・・・おにぃ?」

大和「ひっ・・・」

ジェリー「私たちと一緒に、入りましょうね?」ニコ

大和「いや・・・でも・・・」

2人「は い ろ う ね?」ゴゴ

大和「はい」ガクブル

こうして俺は、2人と一緒に入る事になってしまった。いや、別に嫌なわけじゃねぇけどさぁ・・・その、違うじゃん?そうじゃないじゃん?

こんな形で一緒に入る事になるとは・・・はぁ、頑張るしかないか。俺の鋼の心よ、頼んだぞ。

ガラスハート「無理ぽ・・・」


☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「写真は既に君の身の回りの人に上げたよ?(´>∀<`)ゝ))エヘヘ
虹色のチョコ食べたのか……
あのチョコには猫耳が生える呪いが掛かってるのにw
ご愁傷さまです(*^^*)」

→大和「・・・。」ニャーン

ど、どんまい・・・フフッ

大和「ロケランブッパしてやろうか、おい。」ニャーン

ジェリー「わぁ、ご主人様可愛いです!」ピョコッ ブンブン

大和「ジェリー、耳と尻尾出てるぞ。」ニャーン

( ´灬`)オマエモナー

大和「はっ倒すぞ」ニャーン

理子「あれ?でもさ、本編ではネコミミじゃなかったよ?」

ここと本編は別って設定だから、問題なし。

大和「その発言は大問題だけどな。」ニャーン


「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • 黄昏ノーム

    ((シャシンヾ(・д・。)フリフリ
    これ、皆に見せたらどうなるかな〜(´。✪ω✪。`)✧*。
    あ、大和君!その猫耳……実はその〜えっと〜な、何でもない……(体質まで猫になるなんてとても言えない…!)(๑>؂•̀๑)テヘペロ

    1
コメントを書く