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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

340話 仮にも主人公だというのに




大和「あー・・・」

父さんに、プライド捨てて頼み込んだ次の日。ベッドから起きた俺は、とてつもないけんたいかんおそわれていた。

別に、風邪をひいたとかではない。ただ、この感じは・・・。

大和「・・・ネタ切れ、か。」

少しでも引き伸ばして、文字数かせごうとか言う魂胆こんたんだろう。もう、メタとかどうでも良くなってきたわ。

・・・とりあえず。今は学校に行って、みんなと楽しく過ごす。就職に関しては、父さんに期待しつつ、自分でも探してみよう。

俺は重い体を起こし、着替えのためにクローゼットを開けるのだった。



大和「おーら起きろーい」グイ

小鈴「嫌じゃぁ!我は寝たいんじゃあ!」グイグイ

ジェリー「ねみねみねみ・・・」

何度か見た事のある景色を眺めつつ、俺は2人を起こした。

大和「お前らは変わんねぇなぁ・・・。そろそろよ、自分で起きるってことをだな・・・」

小鈴「それは無理だね。」

ジェリー「ですねぇ・・・」

大和「なんで?眠いから?」

小鈴「それもあるけど、1番はおにぃのため。」

大和「は?俺の?」

小鈴「いつも、ちょっと〇っちな格好で寝てるんだよ?それなのにおにぃって人は・・・」

大和「残念だったな。その面に関しては、理子が1枚上手だ。」

小鈴「なん・・・だと・・・」

ジェリー「ご主人様、私は・・・どうで・・・グゥ」

大和「うん、小動物だな。もろ動物だし。」

ジェリー「zzz・・・」

小鈴「立ったまま寝てる・・・」

大和「さしずめ、睡眠のプロフェッショナルってとこか。」

俺たちは苦笑いし、幸せそうに寝ているジェリーを、また起こすのだった。



学校にて。

理子「そういえばさ、家出る時に小鈴ちゃんに、『〇ロい寝かた教えて』って言われたんだけど・・・大和、いったいあんたは何を吹き込んでんの?」

大和「知らんな。俺はただ、理子のほうが寝姿にドキッとするって言っただけだぞ。」

理子「それが原因だよバカ。・・・って、わ、私の寝姿でドキッとするの・・・?」

大和「しない方がおかしいだろ、アレは。親がアレ見たら、家族会議ものだぞ。」

理子「そっかぁ・・・えへへ・・・。ちょっと嬉しい、かも。」

大和「人の話を聞こうか、おい。」

聖菜「さっきからなんの話してるの?」

大和「理子はベッドの上で覚醒するって話。」

聖菜「ブッ!?べ、べべべベッドの上で!?」

理子「ちょ、大和!?誤解されるような言い方しないで!?」

大和「誤解されるようなことしてるお前が悪い。」

理子「(´・ω・`) ショボーン」

大和(しょぼくれてる顔可愛えぇ)

聖菜(あっ・・・この感じ、いじめたくなるやつだ・・・)ウズウズ

俺と聖菜は、理子のしょぼーん顔に、しばしの間、心がほんわかとする感じがしたのだった。

笑顔もいいけどさ、いつも見ない表情って、いいよね。


☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「うむ、なら私の所に来ないかね?
特に危ない事も無い!
ただちょっち、私の飼ってるのペットの世話をして欲しいんだ
……ヨ○ゑと言うのだがどうだ?」

→大和「それも少しキツイかなって・・・」

なぜだ?いい感じのとこだと思うが。アレか?スリルを求めてんのか?

大和「仕事にそんなもん求めるわけねぇだろ。その、ヨ〇ゑってのがなんなのか気になってだな・・・」

俺にも分からんよ。調べても出てこうへんし。黄昏さんの小説のキャラかと思ったんだけど、作品見る限り違うっぽいし・・・。

大和「えーと、とりあえず。とても有難いのですが、丁重にお断りします、はい。」



次の話は、多分1月1日の0時ぴったりに、NewYear投稿すると思います。とりあえず予定なので、変わるかもしれませんが。

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コメント

  • 黄昏ノーム

    あら、残念……
    ヨ○ゑは少し文字ってるんで出て来なくて正解ですよ?
    デ○フォ○スト(恐○の森)でお馴染みの顔面狂気と言えばわかるな?

    1
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