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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

336話 知ってた結末とタブー




小鈴「そう言えばさ、お餅って誰が用意するんだろうね?」テクテク

大和「さぁな。買ってくんじゃねぇの?」

ジェリー「楽しみですね!ご主人様!」ブンブン

大和「だな。てか尻尾出てるぞ。」

正直なところ、嫌な予感がプンプンする。というかその気しかしない。そうでないことを祈るばかりである。

そうこうしているうちに、俺たちは遊戯室の前についた。そして、おもむろにドアを開けた。その先には・・・

理子「やっと来たね大和!待ちくたびれたよ!」

聖菜「大和くぅん・・・もう疲れたよ・・・。」ゼーハー

加奈「理子のやつ、自分からは一切動かんのや・・・。」ゼーゼー

大和「oh......」

案の定、俺がペッタンペッタン餅ペッタンする羽目になった。期待を裏切らないスタイル、嫌いじゃないぜ。許さんけど。



─約1時間後。

大和「や・・・やっと終わった・・・」ゼハーゼハー

奈緒「お疲れ様なのです!」モッモッ

愛菜「・・・お疲れ様。」モチウニョーン

大和「当てつけかな?」

雫「そんなわけないじゃないですか~。」ムグムグ

大和「うん、お前らの気持ちはよーく分かった。絶対許さん。」

俺もう、一生分ついたよ。こんなに作ることないってくらい作ったよ。

そんな俺を横目に、理子達はお餅を食らっている。はぁ、もう怒る気力も湧かん・・・。

小鈴「ほい!」シャッ

大和「んぐっ!?」

突然、鈴に何かを口に突っ込まれた。わけも分からず、とりあえず咀嚼そしゃくする。

餅でした。だろうね。

大和「急に餅を入れるなよ・・・のどに詰まったらどうすんだ。」

小鈴「その時は、私が人工呼吸で助けてあげるよ!」

ジェリー「やり方分かるんですか?ちゃんとやらないと、効き目ないんですよ?」

小鈴「だいじょぶだって!アレだよね?とりあえず舌突っ込んでDなキスすればいいんでしょ?」

大和「何が大丈夫なんですかね・・・。全然ちがうからな?」

小鈴「そんな!?私の好きな漫画では、そうやって主人公を助けてたよ?」

大和「それで助かるのは2次元だけです。というか、それなんてマンガだ。場合によっては焼却しょうきゃく案件だからな。」

小鈴「おにぃには教えな~い!それに・・・」

鈴は、そこで言うのを辞めてしまった。

大和「それに、何だよ?」

小鈴「・・・それに、さ。私たち2次元のキャラd・・・」

大和「それ以上はいけない、マジでやばいから。」

いくらメタ発言OKとはいえ、そのレベルのものはさすがにヤバい。俺たちは3次元、3次元であるからして・・・ブツブツ

愛菜「・・・大和先輩も、大概だからね。」

大和「なんのことやら。」シレッ

愛菜「しらばっくれた・・・」

大和「そんなことより、はよ餅食おうぜ。早く焼かんと固くなっちまうぞ。」

 愛菜「露骨ろこつな話題らし。これはもう、確信犯。」

俺は愛菜の言葉をスルーし、餅焼き職人(笑)として、餅を焼き続けるのだった。・・・途中、理子達に餅を突っ込まれながら。


☆コメント返信のコーナー☆


・澪燈さん
「俺も一応リア充ではあるんだよなぁ… 
大雅も月兎も 

腹黒三人衆で作者さんをいじくりまくるか」

→大和「作者は彼女いないのか~そっか~~!」

イラッ♪

大和「悔しかったら、彼女の1人でも、作ってみろよ!」

ぐ・・・いやしかしな、うちの学校が女子少ない上、出会いもないんよ。

大和「そこに甘えてる限り、彼女は出来ないだろうな。」

グサグサっ

やめて!作者のライフはもう0よ!


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コメント

  • 澪燈

    おぉ、地味に使われたww
    ちなみに人工呼吸は患者の口を覆うように口をつけるから正確にはキスではない、はず
    今は器具を付けてすることもあるね

    それにあれそんないいもんでもないしな
    自分の対応に一人の命かかってんだもん
    もう二度とやりたくないね

    1
  • 颯★改

    ちなみにだけど、人工呼吸する時には頭を下にして気道を確保しないと息が詰まってガチで死ぬ。
    大切な人を失う前にレクチャーを受けて正しくKissしよう!

    1
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