話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

328話 1人より8人で(友情)




最初の方はみんな、漫画やゲームをしながらシャンメリーを10本近く空にした。30分もせずに消えてしまった。・・・主に、理子と加奈、リリィ、俺の4人がやったのだが。

午後7時になると、俺含め、みんなが目の前の料理に食らいついた。

理子や加奈の食べっぷりは、俺なんか優に越していた。だがそれ以上に、リリィの食べっぷりが凄かった。

右手にチキン、左方に肉まんを携え、口は既にリス状態。擬音をつけるなら、モグモグよりもむぐむぐの方が合ってると思う。

俺も食べるほうではあるが・・・こういうの、あんまり言わない方がいいのかもしれないけど、太らないのが不思議なくらいである。

俺は、どんどん消えていく料理を横目に、既に分けておいた自分の分を、口に運ぶのだった。



理子「あー・・・幸せ・・・」

加奈「久しぶりにお腹いっぱいになったぜ・・・」

リリィ「お2人とも、凄かったです。」

理子「いやいや、リリィちゃんこそ。」

加奈「そうだな、リリィさんの食いっぷりは見事だった。」

リリィ「ふふ、ありがとうございます♪」

3人は、いつの間にか仲良くなっていた。大食いの力って、すげー(棒)

ふと、時計に目をやると、午後8時近かった。

奈緒「・・・1時間近く、ずっと食べてたのです・・・。」

愛菜「・・・さすがに、ちょっと引いた。」

聖菜「なんというか、凄かったとしか言えないね・・・。」

雫「こんな時間ですし、そろそろおいとましましょうか。」

大和「ん、そうだな。あんま長く居座るのも気が引けるし・・・」

そう言って、帰る支度をしようとした時。

リリィ「あ、あの!」

リリィが声を上げた。

大和「ん?どうした?」

リリィ「えっと、その・・・い、一緒に・・・」

聖菜「一緒に・・・?」

リリィは恥ずかしそうに下を向いたが、すぐに顔を上げて言った。

リリィ「一緒に、年が明けるまで遊びませんか!」

・・・はは、そんなの決まってら。

大和「もちろん。お前がいいならバッチコイだ。」

リリィ「え・・・?」

加奈「これで終わりってのも、味気ないしなぁ。」

理子「今度はゲームで、第2回戦といこうじゃないの!」

聖菜「私も私も!みんなで遊んだ方が楽しいもんね!」

雫「リリィさんがいいのでしたら、それを断る理由はございませんよ。」

奈緒「もっとお話したかったので、丁度いいのです!」

愛菜「・・・格ゲーなら任せろーバリバリー」

リリィ「あ・・・ありがとうございます!」

大和「いいってことよ。さ、やろうぜ!」

みんな「おー!」

そんなわけで、ここに小さなゲーム大会が開かれるのだった。

・・・だがまぁ、俺は鈴とジェリーに怒られること間違いなしだな。あとで埋め合わせしなきゃだぁ・・・。

ちなみに。サイボーグさんは今もまだチビチビやっていた。よく飽きないな、あれ・・・。


「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

コメントを書く