女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
320話 一時の別れを(理不尽)
午後の遊びの時間。園児たちは、部屋の中で遊んでいた。
今度こそはと、挽回を図る理子たち・・・だが。
園児1「それでそれで!?理子先生と大和先生はどうなったの!?」ブンブン
園児2「教えて教えて!」ブンブン
理子「わ、わかった、わかったから揺らさないで~・・・。」ユラユラ
理子は反省したらしく、遊ぼうとしたのだが、2人から恋バナを迫られ、この状況。自業自得。
奈緒「お、お絵描き・・・」オソルオソル
園児6「やらない」キッパリ
奈緒「(´・ω・`)ショボーン」
奈緒に関しては、園児の方が拗ねてしまった。近くに寄って、ナデナデしたい衝動に駆られる。ガマンガマン。
園児7「積み木遊びつまんなーい・・・お外がいい。」
愛菜「今は、中で遊ぶ時間。お外はダメ。」
園児7「いーじゃん少しくらい~」
愛菜「・・・また転ぶよ?」
園児7「積み木楽しー!」
愛菜は大丈夫だと思っていたが、なかなかに元気いっぱいな園児に振り回されているみたいだ。・・・向こうもトラウマになってるし。
こんな所も見受けられたが、残りの人たちに関しては、
園児3「ああしてこうして・・・できた、東京タワー!」
聖菜「わぁ、上手上手!凄いね、先生には無理だよ~。」タハハ
純粋に楽しんで仲良くなったり、
園児4「はいどーぞ!」
雫「ふふ、ありがと。優しいね、○○くんは。」ナデナデ
園児4「えへへ・・・」
おままごとにて、持ち前のお母さん気質を見事に発揮して仲良くなったり、
加奈「むう・・・ここか?って、あ」ガラガラ
園児5「あはは、せんせーの負けー!先生よわーい!」
加奈「も、もう1回!」
偶然にも不器用さが芽を出し、仲良くなったりと、少しずつだが心を開いて接することが出来ていた。
・・・で、俺はと言うと。
園児8「大和せんせ・・・えへへ・・・zzz」
園児11「せんせー♪」ギュー
大和「どうしてこうなった・・・」ヒザマクラ
園児に頼まれて、膝枕をしていた。さらに、もう1人に至っては抱きついている。・・・まぁ、別にいいか。純粋に嬉しいし。・・・言っとくけど、ロリコンじゃねぇからな。
そして、おやつの時間も終わり、お別れの時間となった。
園児1「ほんとにいっちゃうのー・・・?」ウルウル
理子「大丈夫だよ、また来るから。」
園児2「約束だよ?」
理子「うん、約束。」
園児3「絶対だからね!待ってるよ!ね?」
園児4「うん!ぜーったい来てね!」
聖菜「あはは、うれしいなぁ。」
雫「絶対に、また来ますからね。」
園児5「次は止められないからな!」
加奈「おう、応援してるぞ!」
奈緒「えっと・・・またくるのです。今度は一緒に、お絵描きしましょ?」
園児6「・・・きびしく評価するからね。」
奈緒「!わ、わかったのです!」ニコ
愛菜「もう転ばないようにね。」
園児7「わ、わかってるよ・・・」
うんうん、みんな仲良くなれたんだな。嬉しい限りだ
ギュッ ギュッ
・・・ぜ?うん?
園児8「ぐすっ、ぐすっ」(泣)
園児11「(இ﹏இ`。)ウルウル」
大和「おわっち!?な、泣かないで!?」
園児8「しぇんしぇ・・・いっちゃやぁ・・・」グスッ
園児11「ここにいてよぉ・・・」グスッ
こういう時、どうするのが最善なんだろうか・・・えぇい、考えてても仕方ねぇ!
俺は、2人を抱きしめてこう言った。
大和「大丈夫、大丈夫だよ。確かに少し会えなくなるけど、またすぐに会えるし、それに・・・ずっと、君たちのことを忘れないから。だから、君たちも俺のこと忘れないでね。」
園児8「うん、うん・・・!」
園児11「ぜったいに忘れないよ・・・!」
そして、俺たちは園児たちとの別れを告げた。
・・・帰りの途中、幼稚園が見えなくなった瞬間にみんなからボコられた。曰く、「なーに園児にまでハーレム広げてやがんだコラ」と。
・・・理不尽である、誠に理不尽である・・・。
☆コメント返信のコーナー☆
・颯★改さん
「俺ん時は園児がゴキブリを捕まえてそれを俺に・・・
無知って怖いっ!」
→マジですか・・・そりゃヤバいですね笑
大和「無知ってのもあるが、ゴキを捕まえられるってのも凄いな・・・」
理子「大和、怖がりだもんね~仕方ないよね~」ニヤニヤ
大和「おうそうか、なら理子にゴキをプレゼントしてあげようじゃないか。理子は怖がりじゃないから大丈夫なんだよな?えぇ?」
理子「すんませんした・・・」
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コメント
颯★改
前コメの続き
しかもゴキを捕まえた子は俺と一緒に職場体験していた人の弟で、それを知った兄貴の顔は今でも忘れられないよ