話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

319話 1度付いたイメージは




保育士1「それじゃみんな、手を合わせて~?せーの」

全員「いただきまーす!」

昼食。ここの幼稚園は給食で、先生らも同じものを食べる。

園児8「大和せんせ、美味しいね!」

大和「うん、美味しいね。」

こうしていると、中学の頃が懐かしいな。みんなと席を並べて、同じ給食を食べて・・・1個余るデザートを取り合って。

園児11「せんせー、食べないのー?」

大和「いや、食べるよ。食べるから、プリンに手をのばそうとしないでね?」

園児11「し・・・しないよ、しない。」

大和「うんうん、みんな仲良くね。」

俺らが小さい頃、母さんがこんな気持ちで子育てしてたんだなと思うと、本当に母さんの大事さが分かるよ。

仕事しながら、家事もこなして。ほんと、俺は幸せ者だな。

ちなみに、他のみんなはと言うと。

園児1「それでそれで!?その後大和先生とはどうなったの?」

理子「それがねー、あの人ヘタレでさぁ。いくらこっちが押しても、その分後ずさるんだよねー・・・。」

園児2「せんせー、むずかしい言葉使ってる・・・」

理子「まぁ、大人になれば分かるよ。」

理子は相変わらず。ご飯中になんて話してやがんだ・・・。

聖菜「あの子、さっきから大和とずっと・・・裏山裏山・・・」

園児3「せんせーこわーい・・・」

雫「ふふふ、美味しいですね♪」

園児4「う・・・うん・・・」プルプル

加奈「なぁ、悪かったって。お願いだから機嫌直して・・・」

園児5「<(`^´)>」プィッ

加奈「(´; ロ `)」ガーン

奈緒「ほ、本当に上手だったのですよ?」

園児6「いいもん・・・ボクもうお絵かきやめる・・・」

愛菜「大丈夫?」

園児7「うん、もう痛くない。先生ありがとう。」

愛菜「・・・どういたしまして。」

こんな調子だ。まともなの愛菜くらいじゃねぇか。俺、本格的にコロコロされちゃうよ・・・。

俺はみんなが仲良くできることを願いつつ、みんなと笑顔で食事するのだった。



加奈「はぁ~・・・子供って難しいな・・・」グデー

雫「ですねぇ。怖がられてしまいました・・・」ショボーン

今は休憩時間。園児たちはお昼寝の時間だ。本来この時間には、おやつの用意やら掃除やら、いっぱいやることはあるのだが、保育士の方から

保育士1「慣れてる私たちがやるから、君たちは休憩してて。」

保育士2「子供の相手、疲れたでしょ?今のうちに休んどきな。」

と言ってもらい、俺たちは事務室でぐでーっとしている。

大和「お前らは、力を入れすぎなんだよ。もっと柔らかくしないと・・・。」

理子「そうそう、みんなの気持ちになって遊べば大丈夫だよ。」

大和「てめぇはよくも、子供たちに変なこと吹き込みやがったな。こんにゃろこんにゃろ」ワシャワシャ

理子「ちょ、やめて、ぐしゃぐしゃになるー!(小声)」

抗議の声が小さいのは、子供たちを思ってなのか、

理子「・・・でも、撫でられた・・・えへへへへ」ニヘラ

はたまた、元々嫌がってないのか。

聖菜「距離感が難しい・・・」

愛菜「なのです・・・」

大和「お前らは素直すぎだな。」

愛菜「・・・素直なのはいい事だけど、やりすぎは要注意。程度を考えなきゃ。」

2人「「はーい(なのです)・・・」」

大和「それに、今扱いに慣れてないと、後々困るしな。」

理子「後々って、私たちと大和の子供ってこと?」

大和「・・・まぁ、うん。」

理子「そっかぁ・・・えへへ・・・」

聖菜「それじゃあ、頑張らなきゃだね。」

加奈「だな。」

雫「慣れるように頑張りますね♪」

奈緒「わ、私も頑張るのです!」

愛菜「・・・大丈夫、心配はいらない」キリッ

大和「お、おう・・・」

そのやる気の出し方はどうなのか。・・・ま、いっか。細かいこと気にするとハゲるって言うし。誰とは言わんが。

とりあえず、俺も頑張りますか。



校長「ぶぇっくし!うーん、風邪かな・・・?」


☆コメント返信のコーナー☆


・颯★改さん
「たまたまだけど俺も職場体験幼稚園だったんだぜ」

→マジですか!それは凄い偶然ですね!

大和「そりゃご苦労さんだな。結構大変だからなぁ・・・。俺の場合、主にコイツらが原因だけど。」

理子「なんか言った?」

大和「いや何も」


「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • 颯★改

    俺ん時は園児がゴキブリを捕まえてそれを俺に・・・
    無知って怖いっ!

    1
コメントを書く