女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
318話 楽をすると痛い目を見る(泣)
12月初めの金曜日。1日職業体験の日だ。少々めんどっちぃが、まぁしゃあない。
さて、答え合わせだな。俺が皆に勧め、そして決まった体験先とは─
園児1「せんせー、遊ぼー!」
園児2「私も私もー!」
理子「はいはい、みんなで遊ぼうねー♪」
─幼稚園、だ。
園児3「せんせー、トイレ・・・」ギュ
聖菜「ふぁっ!?ち、ちょっとガマンしてねー!?」
ここならば、園児と騒げるし、何より忙しい。
園児4「せんせー見て見て!セミのぬけがら!」
雫「あらあら、この時期に珍しいですね。」ナデナデ
颯★改商会って手もあったが、あいつは人見知りなとこがあるからなぁ・・・俺や理子、加奈はまだしも、他の人と話せるかわからんからな。
園児5「ぼくのボールは止められないよ、せんせー!」
加奈「よっしゃ、ドンと来い!」
そして、なんと言っても。ここの保育園を経営してるのは母さんだからな。許可降りるのが早くて助かったぜ。
ちゃんと馴染めてるみたいだし、こいつらなら大丈夫だろ。
・・・だが、こういう行事にイレギュラーというのは付き物であって
園児6「んしょ、んしょ」カキカキ
奈緒「わぁ、上手なのです!」
園児7「へへーん、先生には捕まらないよ!」タタタ
愛菜「そっちは危険、転んじゃう・・・」
何故かこの2人までいる。まぁ、これにはきちんとした理由がある。
母さんにOKが貰えたのは良かったのだが、人数に関して「7人欲しい」と言われてしまったのだ。
俺含めても、3年は5人。さすがに、鈴やジュリーを連れていくわけには行かないし・・・。そう思ったとき、先生から電話があり、こう言われたのだ。
中守『職業体験の事なんだけど、校長に“同好会全員で行ってくれ。部活の行事ってことにして、公欠扱いにしてあげるから”って言われたんだけど、どうにかならない?』と。
こちらとしても願ったり叶ったりだったため、直ぐにOKが出たのだが・・・これでいいのか。
園児8「せんせー、竹馬やろ!」
大和「お、懐かしいな。もちろんいいよ。」
園児8「わーい!」
俺とてもちろん、こうして園児と遊んでいる。
俺らの担当するクラスは、15人の子がいる。残りの7人は、常駐している先生と遊んでいるようだ。
そんなこんなで、園児達と仲良く遊んで─
─なんて考えている時期が、俺にもありました。
園児3「うぇぇぇん!」
聖菜「間に合わなかったァァァ!」
雫「これ、料理に使えるんですよ?殻を砕いて・・・ふふふ」
園児4「先生が怖いよー!」ピェェ
園児5「うわぁぁぁん!止められたー!うぇぇぇん!」
加奈「えぇ・・・?(困惑)」
園児6「びえぇぇぇん!先生が僕の絵を泥団子って言ったー!」
愛菜「ち、違うのですか!?そっくりなのですが・・・」
園児7「うぇぇぇん!痛いよー!」
愛菜「言わんこっちゃない・・・」
大和「何してんだあいつら・・・」
こんな調子だった。これ、母さんにコロコロされちゃうやつや・・・。
園児8「せんせー?」
大和「あぁ、ごめんごめん。じゃあ離すよ?なんかあったら支えてあげるから、怖がらずにね。」
園児8「うん、わかった!」
俺はワタワタしているみんなを横目に、園児と遊ぶのだった。
ちなみに、理子は園児達と仲良くやっていた。流石と思いきや、
理子「あそこにいる大和先生とね、今日1日先生の人は、全員付き合ってるんだよ~////」
園児1「せんせー顔真っ赤だー!」
園児2「真っ赤だー!」
園児にとんでもないことを吹き込んでやがった。園児がいる手前、怒ることが出来なかったために、俺はわなわなと震えるしかなかった。後で覚えとけよ・・・。
☆コメント返信のコーナー☆
・颯★改さん
「颯★改商会かな?
うちは規模がでかい割に人数が少ないから何時でも人手不足なんだよ」
→すみません、前から幼稚園にしようと決めていたので・・・。その代わり、作品の中で名前を出させて頂きました。
大和「大人の事情ってやつだ。すまんな。」
それとはちょっと違う気が・・・
・ヴェールヌイさん
「時間を返せとは言わん、その代わりに貴方の時間をクレオパトラ…更新をお願いします!面白いです」
→2日に1話更新となっていますので、その辺は理解していただけるとありがたいです。
面白いって言って貰えると、頑張ろうって気持ちになります。ありがとうございます!ひびk・・・ヴェールヌイさん!
・ヴェールヌイさん
「オォー、片言来たー、鈍感来たー、面白いです」
→大和「もう片言じゃないけどな。」チラ
ジュリー「?」
そ、だね。とりあえず、ありがと、ござます!ひびk・・・ヴェールヌイさん!
大和「おま、また、やたな」
何も、まちがてない、だいじょ、ぶ。
ジュリー「2人とも、昔の私みたいになっちゃった・・・」
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颯★改
たまたまだけど俺も職場体験幼稚園だったんだぜ