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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

312話 幸せを受け入れること




大和「ただいまー・・・」

小鈴「・・・」

ジェリー「・・・」

大和「あ・・・2人とも・・・えっと、その」

2人「「ごめんなさいっ!」」

大和「へっ?」

小鈴「演技とはいえ、おにぃを裏切るような真似して・・・本当にごめんなさい!」ペコッ

ジェリー「ご主人様をにらんだりして・・・ごめんなさい!」ペコッ

大和「いや、俺は平気だからさ、そんな思い詰めないでよ。」

小鈴「でも・・・!」

ジェリー「そんな訳には・・・!」

大和「大丈夫だってば。」ナデナデ

2人「「・・・!?!?」」ビクッ

大和「俺の方こそごめんな?俺がちゃんとしてれば、こんなことには・・・」

佐和子「あれは大和のせいじゃないって。あの緋色とかいう子が暴走しただけよ。」ナデナデ

大和「でも、俺は姉ちゃんとの約束を・・・ん?」

あれ、さっきの声・・・さっきの感触・・・え!?

大和「ね・・・え、ちゃん?」パッ

顔を上げるも、そこに居たのは不思議そうな顔でこちらを見ている2人だけ。

大和「鈴!今ここにわ姉ちゃんいなかったか!?」

小鈴「え?・・・や、やっぱりおにぃ、ショックで・・・」

ジェリー「姉ちゃん・・・?ご主人様に、お姉さんなんていましたっけ?」

大和「いたんだよ、昔。もう死んじゃったけど・・・でも!あの声は、あの撫で方は絶対に姉ちゃんだ!」

小鈴「仮に佐和子ねぇだとしても、私たちは見てないよ?」

ジェリー「ご主人様は、下を向いたと思ったら独り言を呟いて顔を上げましたよ?誰も、話しかけていません。」

大和「・・・ごめん、俺の部屋に行かせてくれ!また後で撫でてやるから!」ダッ

小鈴「あ、ちょっと!おにぃ!?」

ジェリー「いったい、どうしちゃったんでしょうか・・・?」

俺は勢いよく自室のドアを開ける。すると・・・

佐和子「あはは・・・久しぶり、大和。」

大和「姉ちゃん・・・姉ちゃん!!」ダッ

佐和子「大和ー!」ダッ

そのまま抱きしめ─

スカッ

大和「え、あ・・・!」ゴチン

佐和子「・・・あちゃー・・・」

大和「そ、そりゃそうだよな・・・幽霊だもんな。・・・あれ、でもさっき俺のこと撫でて・・・」ヒリヒリ

佐和子「あぁ、あれなんだけどさ・・・大和はいつの間に女神を手駒に収めたの?」

大和「は?」

佐和子「なんか、『大和くんのお姉さんだから、1度だけ触れることを許すよ!そういうことできるんで!フンス!』とかいって、許してもらえたんよね。」

大和「女神ぇ・・・」

禁忌に軽く触れやがってまぁ・・・

佐和子「ま、そのおかげでこうしてまた会えたし、結果オーライかな。」

大和「そ、そうだ。あのとき、消えちゃったんじゃ・・・」

佐和子「天国むこうで休んでただけだよ?RPGのMPだって、休めば回復するでしょ?」

大和「えぇ・・・」

佐和子「ぶっちゃけるとさ、作者もこの当たりの設定考えるの面倒なんだよ。」

大和「ぶっちゃけすぎだよ姉ちゃん・・・」

佐和子「てへっ♡」

大和「可愛いから許す」

そんなこんなで俺はまた姉ちゃんに会う事ができた。1時間ほど前の俺に、お前が柄にもなく乙女チックなこと言ったおかげで会えたぞって言ってやりたい。

佐和子「姉ちゃん、見ててくれよな・・・だっけ?なかなかクサいセリフ言うじゃない。」

大和「うおおお!気にしてるんだから言わないでぇぇぇ!」

俺は一生、姉ちゃんには敵わない気がする・・・。でもまぁ、それでいい。今はただ、この奇跡を堪能してやるぜ!


☆コメント返信のコーナー☆


・颯★改さん
「自分のケツをコンニャクでペチペチしていたのは大和ですか?」

→大和「違います 俺ではないよ 絶対に
誰に叩かれたっていいじゃない、人間だもの」コンニャクカタテ

大和ェ・・・


・アニメ好き不登校さん
「え?
あと数十話で終わり?
マジで?」

→はい、おそらく。イベントとかを上手く消化しても、100話はないとおもうんですよね。

作品の中では、今は10月か11月くらい(忘れた)なので、仮に11月だとすると、イベントって3つか4つくらいなんですよね。それぞれ15話ずつ書いても、60話にしかなりませんし。

僕が高校を卒業する前に終わるか終わらないかってとこですかね。


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