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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

306話 反撃への第1歩




大和「で、なんでここでその話を?遊戯室ですればいいんじゃねぇのかよ?」

俺はずっと疑問に思っていたことを聞いた。

理子「あー・・・あの部屋なんだけどね、盗聴器があったんだよ。」

大和「と、盗聴器だぁ!?」

聖菜「うん、昨日の放課後、大和くんが来る前に見つけてね。」

理子「で、まだあるかもしれないから、一応ここで話してるの。」

雫「盗聴器、愛菜ちゃんが見つけてくれたんですよ。」

大和「愛菜が?」

愛菜「・・・褒めてくれて構わない」ドヤ

大和「お、おう・・・ありがとな」ナデナデ

愛菜「ん・・・♪」

大和「にしても、なんでわかったんだ?」

愛菜「それは・・・」チョイチョイ

大和「ん?」スッ

愛菜が耳を貸せとジェスチャーしたため、俺は愛菜のそばでしゃがんだ。

愛菜「・・・読心術と未来予知でフルボッコっすよ旦那」コソコソ グッ

大和「よくやった」グッ

加奈「2人して何やってんだ?」

大和&愛菜「「何も」」シレッ

加奈「・・・?」

大和「そんなことより、いつくらいから仕掛けられてたんだろうな?」

愛菜「ホコリとか全然被ってなかったから、割と最近だと思う。」

大和「ん、そうか。」

それを聞いて一安心した。

大和「だが、これからどうするんだ?」

中守「そうねぇ、問い詰めるにもなかなか・・・」

愛菜「それに関しては大丈夫なのです!」

聖菜「2日間かけて、めちゃくちゃ調べたからね。授業とか全無視してね。」

中守「なぬっ!?」

理子「あ、あーそれでね、もうここでケリつけようと思うの。」

雫「長引かせても、大和くんが辛いだけですからね。」

加奈「身の潔白を証明しなくちゃな。」

中守「何する気?」

愛菜「別に、手荒な真似はしない。ただ、相手のボロが出るのを誘う。それだけ。」

大和「つったって、相手は元生徒会長の妹だろ?権力が何かで消されそうな気が・・・」

理子「うん。だから、消させない方法をとる。・・・中守先生、手伝ってくださいね?大和の信用を取り戻したいなら。」

中守「そりゃぁもう、全力でサポートさせていただきますよえぇ。・・・で、どうすりゃいいの?」

中守先生がそう聞くと、理子は腰に手を当てて言った。

理子「まずは、校長先生を呼んでください。」

中守「はg・・・校長先生ね、それで?」

雫「・・・あの、仮にも私の父ですからね?確かにあれは詰んでますが。」

大和「言ってやるなよ・・・。」

理子「えぇい、話の腰を折るでない!」

中守「ごめんごめん、で?」

理子「全く・・・そしたら、放送をかけます。全教室に向けて。」

中守「うんうん・・・なんて放送するの?」

理子「こう言ってください。『先生と生徒は全員、体育館に集まってください』と。」

大和「・・・おい理子、まさかお前・・・」

理子「ふっふっふ・・・そう!今回の作戦は名付けて!」

胸を沿って、デカめの声で言った。


理子「『緊急全校集会と見せかけて、道村緋色を社会的にぶちのめしてやろう』作戦!合戦じゃ野郎どもぉぉぉ!!」

みんな(大和除く)「おーーっ!!」

大和「なんて物騒な・・・」

そう言いつつも、心の中でほくそ笑む俺なのだった。



最近、おんハレが低迷期に入っている気がします。やはり、大和を飛び降りさせたのは間違いだったのでしょうか・・・。

シリアスにしようとした結果、自分の首を絞めることに・・・か。ダメダメ野郎ですね。

もう二度と、このような過ちをしないよう、精進致します。

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