293話すっかり忘れてたZe(白目)

今日1日で、俺の中で色々なものに整理がついた。

同好会の皆のことも、鈴のことも。俺はコイツらを、幸せにしてくてはならない。

まぁ、とりあえず今はゆっくりしようと、俺は自室のドアを開けた･･･次の瞬間。

何者かに抱きつかれ、そのまま部屋に連行された。･･･部屋、というか、ベッドに。

大和「っ！？！？」

驚きのあまり声も出せず、そのままその子にのしかかられる。

その子の正体とは･･･

ジェリー「ごしゅじんさま･･･。」

大和「ジェリー！？」

うちのペット兼メイドの、ジェリーだった。･･･ただし

目のハイライトがoffの、な。

ジェリー「はなしはきいてますよ･･･。よかったですね･･･。」

大和「お･･･おぅ。」

ジェリー「いもうとさんも、とてもえがおでした。さぞかしうれしかったんでしょうね･･･。」

大和「じ、ジェリー？」

ジェリー「でもですね･･･まだひとりいますよ？あなたをあいしているものが、ここに。･･･わすれてたなんて、いわせませんよ。」

大和「いやその･･･本当にゴメン。」

ジェリー「･･･はぁ～。」

ジェリーはため息をついた。

ジェリー「ご主人様のために、漢字だって覚えたんですよ？ご主人様のためなら、私はなんだってこなせます。だって、愛しているのですから。」

大和「ジェリー･･･頑張ってたんだな。ごめんな、気づけなくて。」

ジェリー「いえ･･･私は忘れられやすいですから･･･。」ﾄｵｲﾒ

あとで作者のやつに文句言いに行こう。絶対に。メタいとか知らん。

ジェリー「ですが、それも今日までです。」

大和「へ？」

そしてジェリーは、淡々とこう告げた。

ジェリー「ご主人様、私とも付き合ってください。それが嫌とおっしゃるなら･･･あなたを殺して私も死にます。いや、その前に襲います。」ｷﾗｯ

あ･･･これ知ってる。こういうの、ヤンデレって言うんだよね。ちょっと違う？はて。

今の状況はさすがにやばい。のしかかられているために動くことが難しい上、ハイライトoffジェリーが、何してくるかわからん。

ジェリーのことは好きだし、付き合ってしまえベイベーと言えばそれまでかもしれないが･･･。なんとなく、今のこいつは「付き合ってるんですから、もう我慢しなくていいですよね？」とか言って襲いそうで怖い。

大和「き、気持ちは嬉しいけどさ？ほら、ジェリーは犬でしょ？だから、付き合うのは難しいんじゃ･･･。」

ジェリー「何故です？」

大和「ほら、世間体が･･･。」

ジェリー「知ったこっちゃないですね。私たちがどうなろうと、私たちの勝手です。」

大和「いやまぁ、そりゃそうなんだけど･･･。」

ジェリー「嫌いですか？私が。」

大和「そんな訳ないだろ！？もちろん好きだ！」

ジェリー「なら相思相愛。なんの問題もございません。さぁ、付き合うか、殺ヤられるか。どちらがお望みで？」ｷﾞﾗｯ

･･･こうなってしまっては、選択肢などひとつしかあるまい。俺はジェリーの目をみて、きちんと伝える。それが、今の精一杯せいいっぱいだ。

ジェリー「さぁ、付き合いましょう？」

大和「あぁ。･･･ジェリー、俺と付き」

？？「「ちょっと待てやぁぁぁぁぁぁ！！！」」

･･･突然、そんな声で聞こえた。

☆コメント返信のコーナー☆

・颯★改さん
「神様2人とわんこメイドを忘れないで･･･」

→完全に忘れてました･･･すみません。

大和「シバキ倒すぞこのやろ」

許しておくれ･･･。

大和「自分の小説のキャラだろ？忘れちゃダメだろうが。」

ごもっともで･･･。

・ノベルバユーザー358256さん
「初コメです！

ちょっとハレム同好会のみんなに聞きたいことあるんですが、

大和の初めて奪いたい？」

→理子「あたり前田のクラッカーでしょうが。」

聖菜「イグザクトリー。」

雫「私が貰います。」

加奈「(それは許さ)ないです。初めてはあたいのもんだ！」

奈緒「初めては私なのです！いくら先輩方でも、そこは譲れないのです！」

愛菜「･･･初めては私。それが運命。」

ジェリー「ふふふふふふ」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

大和「お前らなぁ･･･。」

小鈴「いーや！私だね！」

大和「あかん、それはあかん。色々とあかん。」
　
小鈴「前話で付き合うってなったでしょうが！！」

大和「それはそれ、これはこれ。あかんもんはあかんのや。」

まじですっかり忘れてました。すみません･･･。今回で登場させたので、許してください。