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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

287話 告白は 時と場所を 考えよう




・・・うーん、聞き間違えだろうか?なんか突拍子もないことを言いやがった気がしたんだが。

大和「えーと、なんだって?」

緋色「だ・か・ら!!お姉ち・・・姉か私の夫になれって言ってるんです!恥ずかしいですから、言わせないで欲しいですわ!」

大和「もう無理ぽ、逃げるんだお」ダッ

加奈「おい待てやコラ」ガッ

大和「も、もうやだ!こちとら、嫌な予感がしてんだよ!!HA☆NA☆SE!」

が、その願い虚しく・・・いや、予感的中か?

理子「夫、だと・・・?」ゴゴゴ

聖菜「これはちょーっと許せないかなぁ・・・。」ゴゴゴ

雫「泥棒猫めが・・・。」ゴゴゴ

奈緒「ぽっと出がいきがるな、なのです。」ゴゴゴ

愛菜「・・・こうなると分かっていた。とりあえず道村さん、諦めた方が得策。」

緋色「嫌ですわ」キッパリ

愛菜「よかろうならば戦争だ」ゴゴゴ

大和「やっぱり・・・だから嫌だったんだ。加奈、いい加減放して・・・加奈?」

加奈「ごめんあたいも無理だわ」ゴゴゴ

大和「ハッハッハ、デスヨネ・・・。」

緋色「な、なんか・・・皆さん怖いですわ・・・。」

こうして、メンバーによるフルボッコ大作戦が決行された。



理子「そもそも、姉の敵討ちってなんなのよ?」

聖菜「あ、ちゃんと嘘偽りなく言うんだよ?嘘ついたら・・・わかってるね?」

緋色はブンブンと上下にうなずいた。

緋色「私の姉である咲月は、顔はいい方ですが、性格故、敵を作りやすいのですわ。大和先輩、あなたを手に入れるためなら、なおさらでしょう。」

大和「まぁ、確かに。ずっと片思いしてたみたいだからな。」

緋色「えぇ、2年生の春頃からずっと、大和君がねってうるさかったですわ。というわけで、私がもらうのですわ。」

大和「うん、どういうわけ?意味わかんねぇ。」

雫「大和くん、この子そろそろ叩いていいかなぁ?」ピシン

大和「ステイ。」

雫「ワンっ!」ハァハァ

とりあえず、こいつはいつも通りだ。

加奈「で、どういうことだ?」

緋色「あ、はい。姉は振られてしまったので、代わりに私が結婚すれば、姉が大和先輩に会えるかなと思いまして・・・。」

加奈「ほう、つまり君は大和が好きでもなんでもなくて、お姉さんのためにそう言ってるってことか?」

緋色「え、いや、そういうわけではないですわ。大和先輩はとても魅力的ですし、好きですわ・・・って、本人の前で何言わせるんです!?」

加奈「お前が勝手に言い出したんだろうが。あたいは無関係。そして許さない。」

緋色「いや、どう考えたってあれは・・・」

俺も今のは、ちょっとびっくりした。というか、キャラが全然定まってないな。恐らく、あの「ですわ」も、キャラ作りだろう。

奈緒「そんなことよりも!!大和先輩が好きってことは、私たちの敵なのです!!」

愛菜「・・・敵は排除すべき」

緋色「て、敵って・・・私は、そんなつもりは・・・。」

・・・すると。

緋色「ふ・・・ふぇぇぇん!」ボロボロ

大和「ちょぉぉっ!?大丈夫か!?お、お前ら、さすがにやりすぎなんじゃ・・・。」

理子「やりすぎぃ?私たちもね、大和を取られまいと必死なのよ!当の本人がそれでどうすんのさ!」

大和「いやだって、泣くまで言わんでも・・・」

その時、緋色さんが急に泣き止んだ。

大和「だ、大丈夫か?」

そう言って、顔を覗き込んだ瞬間

チュッ

緋色「・・・♪」ニタァ

大和「な、な・・・!!」

一同「ふぉあああああああああああ!!」

緋色「へへ、やっぱり涙に弱いのですわね。それじゃ、また来ますわ♪」

理子「二度と来んなぁぁぁ!!」

雫「こんの泥棒猫がぁぁぁぁぁ!!!」

・・・あー、どうしてこうなるのかね。嬉しいような、悲しいような。

すると、肩をガッと掴まれ・・・

聖菜「・・・覚悟は出来てるよね?鬼甘大和くん?」ゴゴゴゴゴ

大和「/(^o^)\」

ドゴォ!


拝啓 お母様、お父様
私は今日、女の子に初めて腹パンされました。
そしてこう思いました。ガチギレした女の子のパンチは、めちゃくちゃ痛いんだなって。まる


☆コメント返信のコーナー☆


・アニメ好き不登校さん
「新キャラもロリか!
最高かよ!」

→はい、ロリです。“不憫ふびんな”ロリです。

緋色「絶対に負けませんわよー!」

大和「数の暴力には勝てないと思うが・・・。」

緋色「愛の力に勝るものはございませんわ!」

大和「その愛の力とやらを、他の奴らも全員持っていることをお忘れなく。」

緋色「・・・あ、あきらめ、ませんわ・・・。」


・颯★改さん
「人の話をよく聞かないのは大和の悪い癖だよ?
鈴ちゃんの罵りボイス売ってあげるからたっぷり反省なさい」

→大和「悪いけど、それは要らねぇわ。」

小鈴「おにぃ!?またまた部屋散らかしっぱなしにして・・・!キレイにしてっていつも言ってるよね!?全く・・・」ブツブツ

大和「・・・ほらな。いつもリアルタイムで聞いてんだわ。・・・ん?ちょっと待て鈴。そのポケットのやつ・・・。」

小鈴「へ?ち、違うよ!?別におにぃの部屋で拾ったとか、そういうわけじゃないよ!?」

大和「・・・。」ハァ



ども、作者でがんす。
お知らせでございます。
今日からの3話(287話~289話)は、事前に用意したスタックになります。なので、リクエストなどには答えられないと思いますので、ご了承ください。コメ返信はします。
それでは、また。


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コメント

  • 颯★改

    作者ko-sukeさんの二つ名
    『ロリを統べる者』
    大和の二つ名
    『男の敵』
    読者
    『大和キラー』

    1
  • アニメ好き不登校

    やり手のロリだな!
    「ですわ」=「なのです」
    どちらも可愛い

    1
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