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女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

285話 秘密は無知を踊らせる(懐)



理子「納得がいかないっ！！」ﾊﾞﾝ!

クラスマッチから3日後の火曜日の部活(？)にて、理子がそんなことを言い出した。･･･まぁ、大方なんの事かは分かるが。

大和「･･･何が？」

勘違かんちがいかもしれないから、一応聞いておく。

理子「クラスマッチのリレーに決まってるでしょっ！！」

デスヨネー。

聖菜「私も納得いかないよ！あれ絶対おかしいって！」

聖菜がそういう。まぁ、わからんくもない。今まで影すらなかったのに、突然猫が現れたのだから。しかもご丁寧ていねいに、俺のレーンのど真ん中にな。

雫「私も抗議こうぎしたんですが･･･どうにも、アレは偶然ぐうぜんだという一点張りで。」

加奈「んなアホな！有り得ねぇだろあんなの！」

奈緒「ですです！それに、私見てたのですよ！」

奈緒がそう言う。

大和「見てたって、猫が投げられるのをか？」

奈緒「いえ、そっちは分からないのですが･･･」

加奈「じゃあなにを見たってんだよ？」

加奈がそういうと、奈緒は俺に向けてこんなことを言い出した。

奈緒「･･･足、引っ掛けられてましたのです。･･･大和先輩、隠す必要なんかないのですよ。」


えっ、と言い、みんな固まってしまった。･･･奈緒と、愛菜を除いて。

大和「･･･なんだ、目撃者もくげきしゃいんのか。そういうことは早く言って欲しかったぜ。」

奈緒「ごめんなさいなのです。ずっと言わないので、見間違えなのかと･･･でも、やっぱり掛けられていたのですね。」

愛菜「･･･私も見ていたから知ってる。足を掛けた人も。それは大和先輩も分かってるはず。･･･でも、言わなかった。」

加奈「は！？なんで！？」

聖菜「大和くん、なんでそんなことを！？」

大和「･･･。」

俺は、何も言えずに立ち尽くすことしか出来なかった。だって･･･


足掛けた人知らないんだもん。愛菜が知ってる感じ出してたけど、俺は走るのに夢中だったから、そんなの分からないんだもん。

愛菜はそのことを理解したのか、少し顔がひきつった。きっと、「知らないんですかそうですか･･･」といった具合だろう。が、すぐに元の無機質な顔付きに戻る。･･･やじろべえかな？

理子「大和！なんか言いなさいよ！」

なんも言えないんだよ察しろよ。知らんもんは知らんのだ。

愛菜「･･･きっと、私たちのためを思って黙ってる。」

ふと、愛菜がそう切り出した。ナイス！

雫「･･･どういう意味ですか？」

愛菜「･･･大和先輩の足を引っ掛けたのは、ちょっと厄介な人だということ。」

奈緒「私たちに関して、恨みがある人なのですよ。」

聖菜「いったいそれは誰！？お願いだから教えてよ！」

加奈「そうだ！何かしら力になれるはずだ！」

愛菜がちらっとこちらを見る。･･･教えてくれ。俺も知りたい。

そう思いながら、建前上さも分かってるかのように頷く。

愛菜もちゃんとそれを理解した上で、頷き返してくれた。･･･こういう時、ホント便利だよな。

愛菜「･･･大和先輩の足を、偶然に見せかけて引っ掛けたのは･･･」

ゴクリと唾を飲み込み、愛菜の言葉を待つ。

そして。愛菜はこう言った。



愛菜「･･･“元”生徒会長の妹、道村みちむら  緋色ひいろ。目的は･･･姉の敵討かたきうちだとか。･･･私は、生徒会長を知らないけど。」

奈緒「覚えてますよね？あの時のこと。」

･･･それは、もうほぼ忘れかけていた、あの小うるさい先輩だった。

☆コメント返信のコーナー☆

・澪燈さん
「小鈴が法律を捌いていくぅ
○ロマンガ先s…「そんな名前の人は知らないっ」
怒られました(˙◁˙)」

→大和「自業自得じごうじとくだな。」

〇ロマンガ先生、見たことないのでよく分からないんですよね。(そもそもラノベも読んでない)見るにしても、とりあえず就職試験の後ですかね。


本当は小説書いてる場合じゃなくて、面接の練習とか、色々やらなきゃ行けないんですが･･･だが断る。いつも通りにお届け致します。

そして、昔のキャラとかほぼ覚えてないや。

大和「自分で書いといて忘れてるってなんなの？ねぇ？」

･･･元生徒会長のことをもう一度知りたい人は、昔の話を見返そうね！

大和「無視しやがった･･･」

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コメント

  • アニメ好き不登校

    就職試験かぁ〜
    本当に小説書いてる場合じゃねーな！w
    就職試験はこれからの人生に大きく関わるから無理して小説なんか書かなくてもいいよ！
    ほんの毎日投稿ぐらいで大丈夫！

    1

  • 颯★改

    ガラッ
    失礼しまーす月兎でーす。
    ご注文頂いたリレーのビデオと、
    それを解析したデータと、
    大和の罵りボイスVer.5をお届けに参りました〜。

    2
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