女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

284話 ありそうでないこと(運なし)




ついに、この時がきた。

中守「みんな!絶対勝ってよ!!」

理子「えぇやったりますよ!中守先生、覚悟かくごしておいて下さいね!」

聖菜「絶対に、メイド服着せてやりますよ!」

中守「・・・ね、ねぇ、そのことなんだけどさ、別のでなんとか・・・」

雫「嫌です☆」

加奈「この気に及んで、何を言ってんですかぁ?」

奈緒「泣いても着させますのです!」

愛菜「・・・ワクワク」

中守「ちくせう・・・。」

大和「はは、まぁ頑張ってきますよ。応援、よろしくお願いしますね?バレーの時のようなやつを!」

中守「う、うん!任せて!」

中守先生が腰に手を当て、親指を立てる。すると、放送席から声がかかった。

進行「部活対抗リレーに出場する選手は、オーダーの提出をお願いしま~す!」

大和「ん、いよいよか。提出してくるな。」

理子「うん、お願い!」

俺はみんなの名前が書かれた紙を持って、放送席へと向かった。



実況1「さぁ、3日目の最初の競技が始まろうとしています!」

実況2「今年はどこの部活が優勝するのでしょうか!優勝した部活には、部費がプラスされます!」

オォォォ!と、観客席から声が上がる。

さて、隠す必要もないだろうし、このリレーの詳しい説明をしようじゃないか。文字数稼ぎとかいうなよ。

このリレーは、運動部と文化部に別れて行う。その辺は考えているようだ。うちは文化部だから、2回目だな。

バトンは8人で回す。うちの部活は7人しかいないから、2回走る人が出てくる。2回走るのは俺だ。最初と最後。

女子のハンデとして、1人につき3秒貰える。うちは俺以外みんな女子だから、3×6で18秒だ。

そんなことを説明してるうちに、運動部がスタートした。さすがにみんな早い。

1人が走るのは、50メートル。愛菜がちょっと心配だが、頑張って欲しいところだ。

・・・お、もうアンカーだ。さて、用意しますかな。



実況1「いやー、さすが運動部!みんな早いのなんの!」

実況2「ほとんど僅差でしたね!さて、次は文化部です!今回は・・・えーと?ハレム同好会?も参加するようです。」

実況1「同好会・・・ですか?はて、部活対抗リレーでは・・・?」

実況がこっちを見る。こっちが聞きたいわバカタレ。

実況1「ま、まぁいいでしょう。それではみなさん、並んでくださーい!」

放送席のせいで、いきなり目立ってしまった。周りからも、ヒソヒソと声が聞こえる。・・・舐めやがって。

どうやら、俺が1番早くスタートするらしい。目にもの見せてやんよ。

進行「位置について、よーい・・・」

さぁ、レッツパーリーだ!

パァン!

音がなり、走り始める。

文化部と言えど、舐めてはいけない。次の人・・・3秒後には、もう半分近く、つまり25m近くまで走っていた。

しかも、俺の次の人は・・・

大和「頼んだぞ!加奈!」

加奈「任せとけ!」

運動神経抜群ばつぐんの加奈。やったれみせたれ!



今走っているのは、奈緒。7走者目。今は3位。だが、僅差だ。・・・いける!

奈緒「大和っ、先輩っ・・・!」バッ!

大和「おう!」パシッ

バトンを受け取り、走り抜ける──!

──にゃーぉ。

大和「あ?あ!?」

俺が走るレーンの中に、何故か猫がっ・・・!?このスピードでは避けられないっ!

大和「う、お、おぉっ!!」バッ!

もう仕方がない!そう思い、俺は前方に飛び退いた。

なんとか猫にはぶつからず、猫の上を通過する。

そのままゴールを目指すも・・・

大和「っ、が!」

隣の何か・・・いや、“誰か”に足を引っ掛けられ、思いっきり背中を打った。


・・・周りから生暖かい目で見られながら、俺は最下位でゴールした。

どうやら、足を引っ掛けられたのは分からず、猫を避けてすっ転んだと思われているらしい。

どうしてこうも運がないんだろうな・・・。はは、最悪だ。


☆コメント返信のコーナー☆


・アニメ好き不登校さん
「そういうのはもっと先」
いつかするのか ︎
大和なんて!エッチ!変態!ラノベ主人公!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」

→大和「何もしなかったらヘタレ、する宣言したら変態って・・・どうすりゃえぇねん。ラノベ主人公はその通りだが。」

小鈴「あ、あの、おにぃ・・・私は?」

大和「兄妹という大きな壁あり」

小鈴「ちょっと法律ぶっ壊してくる」ダッ

大和「待たんかこら」ガッ


・澪燈さん
「お、紗霧ちゃんあそこに正宗(漢字合ってる?笑)先生がいるから甘えてきなさい
君みたいな子はここにはいちゃいけないよ
こんな変態馬鹿ばっかり…あれ?〇霧ちゃんは変態じゃないけど〇ロマンガ先生は変態だなぁ…
じゃあいていいのか?
どうなの?大和」

→大和「なんでもいいが、他作品の・・・というかアニメ化してるやつの名前出さんといて・・・。反応に困るから。」

理子「著作権が怖いしねー?」

愛菜「・・・社会的に抹殺まっさつされにいくぅ。」

大和「その辺でやめとけ。怖いから。」


・颯★改さん
「あれ、こんな所に概念破壊機が」

→小鈴「ヒャッハー!これ使って兄妹婚の概念ぶっ壊してやっぜー!」

大和「やめなさい」ガッ

小鈴「うぉー!はーなーせー!!」ジタバタ

大和「そんな事しなくても、おにぃは鈴のこと愛してるからさ、心配すんな。」

小鈴「えっ・・・お、おにぃも、私と結婚を望んでるの?・・・えへへ///」

大和「いやその、家族としてって意味なんだが・・・」

小鈴「く た ば れ」



どうも、作者です。
台風15号、皆さんのところは大丈夫でしょうか?僕のところは、電車が止まってしまいました。

最大瞬間風速が60mらしいですから、不要な外出は控えた方が得策でしょう。学校が休みになった方は、有効活用して下さいね。・・・まぁ、僕の学校は休みにならなかったんですけどね。

というわけで、電車が止まったためにこんな時間に投稿しました。それだけです。

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コメント

  • 澪燈

    小鈴が法律を捌いていくぅ
    ○ロマンガ先s…「そんな名前の人は知らないっ」
    怒られました(˙◁˙)

    1
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