女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

279話 天は時に残酷なりや?(メタ)




まだ何となくピリピリする舌を気にしながら、俺は卓球場に向かった。

俺はとりあえず、トーナメント表を確認する。・・・すると

大和「・・・マジかよ」

トーナメント表を見て唖然あぜんとした。誰が仕組んだのか、決勝の対戦表には、奈緒のクラスと愛菜のクラスが戦うことが示されていた。

3つのトーナメントに別れているにもかかわらず、なぜこんなことに・・・。ふと、隣を見ると

奈緒「凄いのですよ、ホント。こうなるとは思わなかったのです。」

愛菜「・・・所詮しょせんは、作者の手のひら・・・。」

大和「お前は突然何を言い出すんだ」

奈緒と愛菜がいた。

奈緒「それより大和先輩、もう大丈夫なのですか?」

大和「あぁ。体は丈夫なんでな。心配かけて悪い。」

愛菜「・・・私もあとで、大和先輩に作ってあげる。・・・ふふ、大丈夫。間違っても死なないから。」

大和「どこが大丈夫なんですかね。・・・っと、そろそろじゃないのか?」

愛菜「・・・ん。」

奈緒「そうなのです。愛菜ちゃん、一緒に練習しない?」

愛菜「・・・よき」

奈緒と愛菜は、パタパタとテーブルにかけて行く。・・・いいな、この図。写真に収めてぇ。

俺はそんな気持ちをグッと抑え、2人の練習を見守るのだった。



・・・ついに始まる。2人の頂上決戦ちょうじょうけっせんが。

俺らは全員、前の方にスタンバった。

聖菜「いやー、ついに来ちゃったね!」

理子「だね。・・・どっちが勝つんだろ・・・。」

大和「でも、2人が出るの最後なんだよなぁ・・・。」

愛菜と奈緒は、どちらも5番目。それまでに決着がついてしまったら・・・。

加奈「それは無いだろ。それに、もしそうなっても、奈緒と愛菜じゃ無くなるわけじゃないし。」

雫「・・・?何故無いと?」

加奈「・・・そりゃあ、これが作者の手のh」

大和「それ以上はいけない。これ以上、メタくするんじゃない。」

理子「こんな小説が許されていいのか・・・?」

大和「それも充分メタいから。」

俺たちはそのまま見守った。


・・・そして。

大和「・・・やっぱこうなるよな。」

理子「うん、知ってた」

今のところ2vs2。つまり、2人の結果によって決まる。

奈緒「・・・。」スッ

愛菜「・・・。」サッ

二人がにらみ合う。そして、最終決戦は奈緒のサーブで始まった。



雫「・・・2人ともすごい」

大和「あぁ・・・。」

語彙力ごいりょく‪wとか言わないで欲しい。こんな試合目の当たりにしたら、語彙力なんてどっか行くに決まってら。

今、2人とも1セット取っている。2セット先取で勝利となるが、今のところ互角だ。

・・・いや、点数でいえば愛菜が2点リードしている。しかも最後も最後、8vs10。

もう、凄いとしか言い様がない。詳しくないってのもあるが、ここまで来ると、それ以前だ。

手に汗握る戦いってのはこういうことを言うのだろう。さっきから、見てるこっちもぐっしょりだ。手汗だけで〇るね〇ねる〇作れる自信があるぜ。え?汚い?知らんな。

そんなことよりも。奈緒がサーブの体制にはいる。愛菜もそれに対応するように、ラケットを構えた。

ボールは奈緒の手から浮き上がり、サーブが放たれる───




・・・結果、8vs11で愛菜の勝ち。最後は、奈緒のサーブミスだった。この試合は、奈緒のサーブで始まり、奈緒のサーブで終わったのだった。

2人が握手をする。その瞬間、大歓声だいかんせいが巻き起こる。

試合が終わり、コートから出てすぐ、奈緒が泣き崩れた。

準優勝だって素晴らしいものだが、そんなこと言ったって奈緒は満足しないだろう。

俺はただ、奈緒の傍に言って、頭を撫でてやる。・・・それだけが、俺に出来ることだから。

愛菜が一瞬だけ不満そうな顔をしたが、直ぐに元に戻った。・・・あとで愛菜も撫でてやろう。

俺は奈緒が泣き止むまで、ずっと頭を撫で続けた。


☆コメント返信のコーナー☆


・澪燈さん
「ちと野暮用でコメントをかけなかったぞい
あ、小説久々に更新しましたよ笑
あとね大和、久々にね
はいチュドーン」

→読ませていただきました~。

大和「・・・なぜ俺は、チュドられなきゃいかんの?」コゲコゲ

さぁな。てかチュドられるって何?


・颯★改さん
「大供とは大人と子供の練り物の事である。
この言葉は造語で、電波女〇青春男で主人公の叔母に対して使われた言葉である。





アク抜きェ



→理解しますた。そういうことですか。

大和「あれだな、中守先生は父さんのせいで、精神年齢が高校生で止まってんだろ。」

蒼龍「何故俺のせい!?」

大和「幸せにしてやらなかったから」

蒼龍「・・・。」

大和「・・・なんてな。」

アク抜きェ


・おれおさん
「こんなにヒロインいるのに平等に出してあげてて素晴らしいぞい」

→大和「まぁな。俺は、誰かを無下にしたりしない。もう、誰かの悲しむ姿を見たくないからな。」

ジェリー「・・・ほんとうに、そういえますか?」

大和「・・・何がいいたいのかは分かった。とりあえず、作者に言おうか。」

ディーテ「・・・」

ヴィー「・・・」

大和「あー・・・お二人は、その・・・頑張ってください」

ディーテ&ヴィー「どちくしょおぉぉ!!」


・アニメ好き不登校さん
「俺、きのこ狩りに行って来る!






大和のきのこ狩りとってやらぁぁぁ!うぉー!」

→大和「やめろぉぉ!!そんなことしたら、この作品が成り立たなくなる!」ダダダ

・・・大和が女になったら、とりあえず題名変更かな。

大和「作者、のんきなこと言ってないで助けろよぉぉ!」ダダダ

いやはや、頑張れー・・・ん?

愛菜「・・・」ゴゴゴゴゴ

・・・(^ω^;);););)

その後、大和は事なきを得た。その影で、一人の男がボコられたことを、大和は知る由もない・・・。



1話に詰めしこんだら、凄くギュウギュウになっちまったぜ。許しておくれ・・・。

コメント

  • アニメ好き不登校

    チッ!
    戦士たちがやられたぁぁ!

    1
  • 颯★改

    よしみんな、愛菜ちゃんは任せろ!
    今のうちに大和のキノコを!
    早く!早く!
    あっ!愛菜ちゃん待って!ドライバーはそんな所に入らないから!
    止めっ!ひぎゃああああああああああああああああ!!!!!!

    1
  • 澪燈

    「きのこ狩り!面白そうだな!俺もまぜてくれy…あ、はいやめますから愛菜さん痛い痛い痛いやめてアイアンクローかまさないで痛いよ?!」大雅

    1
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