女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

276話 ダサい災難と増えた変態




中守「ぐすっ、ご、今年ごぞはぁ、絶対勝つよぉぉ!!」

モブ1「なんで先生泣いてんだ?」

モブ2「彼氏にでも振られたとか?」

モブ3「彼氏だと!?そんなもん、俺が許さん!」

中守先生は、HRが始まってもずっと泣いていた。さっきからチラチラと、理子と聖菜がこちらを見てくる。
・・・俺、マジで何もしてねぇんだけどなぁ・・・ここまでくると、なんか申し訳なく思ってくる。

さて、話はクラスマッチに移行する。今年こそは勝ってやるぜ!



長ったらしい校長の話の後、競技が始まった訳だが・・・運命とは、時に残酷である。

何故こんなことを言い出したのかと言うと

加奈「・・・今年も大和のクラスか。」

大和「・・・あぁ。お前とは、決勝で戦いたかったぜ。」

加奈「あたいもだ。・・・まぁ、お互い頑張ろうな。」

今年も去年同様、加奈のクラスとぶち当たってしまったからだ。よく言えばリベンジマッチ、悪くいえばネタ切れ。

・・・うん、とりあえずいい方に考えよう。俺はリベンジを果たすべく、グラウンドへと足を進めた。



・・・うん、まぁカットされると思ったよ。今の状況は、2対2の同点だ。

・・・が、どうやら今回はどうにかなるかもしれない。勝利の女神が、微笑んだかもしれないのだ。

というのも、加奈のクラスが違反をし、PKとなったからである。

そして何故か、俺が蹴ることになってしまった。

俺は腹を決め、キーパーごと撃ち抜く勢いで、ゴールめがけて蹴った。

ボールは真っ直ぐ飛び、一直線へゴール──────




─ポストにぶち当たった。それは跳ね返り、俺の腹に直撃した。

大和「(○口○*) 」バタッ

俺は驚くことも出来ずに、そのまま意識を失った・・・。だ、ダセェ・・・。



大和「・・・うう・・・。」

加奈「よ、気がついたか。」

大和「・・・加奈?えっと、試合は・・・。」

加奈「・・・そのまま時間切れで同点。ジャンケンでそっちの勝ち。あと少しで始まるんじゃねぇかな。」

大和「え、そしたら俺も行かないと・・・。」

加奈「無理すんな。あたいは大和のお守りを任されたの。」

大和「・・・そっか。すまんな、色々と。」

加奈「最高だったよ?このクラスマッチ始まって初の、ゴールポストに当たって自滅。今思い出しても・・・ククッ。」

大和「・・・忘れてくれ。」

加奈「やなこったい。絶対に忘れるもんか。それに、めちゃくちゃ心配したんだからな?」

大和「・・・ごめんな。」

加奈「謝ってばっかじゃ嫌。」

大和「じゃあ・・・ありがとう。」

加奈「ふふ、どういたしまして。」

・・・今日という日を通して、今まで以上に加奈と親密な関係になれた気がする。ほんと、良い奴だよコイツは。

加奈「それに・・・私がわざわざ触診して確かめたんだから・・・うへへ、大和って結構筋肉あるんだね、腹筋も・・・ウヒヒ・・・///」

大和「おい」

前言撤回ぜんげんてっかい。コイツは変態だ。・・・いや、コイツ“も”か。


☆コメント返信のコーナー☆


・澪燈さん
「お、18歳おめでとうー!
めでたいねぇ
受験だねぇ笑
がんばれー(チュドーン)
おっと仕事に戻るねっ
それでは」

→ありがとうございます!僕は就職希望なので、大学に行く人ほどは大変ではないと思いますが、面接が・・・。緊張すると手が震えるんですよね。

大和「・・・一応突っ込んでおこう。仕事でチュドーンってなんだよ。そもそも仕事ってなんだよ。・・・いやまぁ、別に知りたくないけどな。」


・颯★改さん
「はっぴばーすでーつーゆー
はっぴばーすでーつーゆー
はっぴばーすでーでぃあコースケー
はっぴばーすでーつーゆー
『おめでとう!!!』
文面で歌うって斬新ですね‪w」

→ありがとうございます!歳をとるというのは、本当にあっという間ですね。歳を感じる時間って、歳の数だけ減っていくみたいで、1/xになるみたいですよ。(x=歳)1歳は1/1、60歳は1/60みたいな感じに。

文面で歌う、確かになかなか斬新ですねw


・アニメ好き不登校さん
「久しぶりに見に来たらコメ欄カオスだねw
コースケさんhappy birthday




英語苦手だから誤字ってたら恥ずかしいw」

→ありがとうございます!

カオスなのは、いいことです。はい。(白目)

英語の綴り、合ってますよ~。わざわざありがとうございます!


・恋するメトロノームさん
「普通におもしろい
おれもハーレムになりたい」

→そう言ってくれると、コチラとしてもやる気がでます。これからも頑張ります!

僕もハーレム、築いてみたいですね。まぁ、到底無理な話なんですがね。ハッハッハ!・・・自分でいってて虚しくなってきた。

大和「言っても無駄だと思うが、一応言っておくぞ。俺はハーレム築いた覚えはないし、俺だって大変なんだからな?」


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コメント

  • チキン

    リア充は爆発するために存在する。

    1
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