女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
254話 かけっこの理由(テンプレ乙)
理子が俺の家から、元の家に戻った次の日のこと。これからやっと、平穏な日々が訪れると、そう思った。
・・・が、現実はそう上手くはいかないみたいだ。・・・俺はこう思った。
今まで何となく生きていたけど、その何となく過ごした毎日が、とっても幸せだったのかもしれない。
何気ない毎日が、俺は好きだったのだ、と。
いきなり何を言い出すのかって?
まぁ落ち着け。話はまだ終わっちゃいねぇ。ともかく、俺はそれを強く感じたんだ。
??「「「おい!逃げるんじゃない!大人しくしろバカヤロウ!」」」
ダダダ
大和「そう言って捕まる馬鹿がどこにいんだよ!てかこっち来んなちくしょうめ!」ダダダ
・・・こうやって追いかけられている時になぁ!どうしてこんなことにぃぃぃ!
先に言っておくが、俺が追いかけられているのは警察じゃない。悪いことしたわけじゃないしな。
なんでこんなことになっちまったのかというと、それは昨日のことに遡る。
俺は昨日の夕方、母さんに頼まれ、近くの商店街に買い物に来ていた。
いつもと同じように、八百屋のおっちゃんと他愛もない世間話をし、必要なものを全て買ったあと。
さて帰ろうと商店街を出てすぐ、俺は見たことの無い女の子を見つけた。
その子は、いつかの聖菜のように、地図を広げながら、歩いては首をかしげ、歩いては周りをキョロキョロしてを繰り返していた。簡単に言えば、迷子である。
俺は、その女の子に近づき、道を教えようとした。・・・それが、災難の始まりだとも知らずに。
大和「あの」
俺の声に気づき、その女の子は振り返った。
その子は、The・お嬢様と言わんばかりの人だった。俺はこういう人が若干だが苦手だ。
その子は、開口一番にこう言った。
??「気安く話しかけないで、平民。」
う わ ぁ。もはやテンプレだが、こういう態度が苦手なんだよ。
大和「いやその、迷ってるように見えましたので・・・」
??「話しかけるなってのがわからないの?あぁ、人間じゃないから分からないのね、オス豚。」
大和「オス豚て・・・えっと、俺この辺は詳しいので、案内してあげられるかもですよ。」
??「あぁ汚らわしい。こいつだってどうせ、『この子可愛いから、親切なふりして襲ってやるんだぶひー』とか考えてるに違いないわ。」
・・・少々イラッときた。何がぶひーだよ。もういいやと思い、その場を離れようとした。・・・が
ガシッ
??「待ちなさい。」
大和「へ?」
??「この私に話しかけようとする勇気、それを評価して、私を助ける権利をあげるわ。感謝なさい。」
大和「はぁ・・・そうですか。」
心底どうでもいいと思いながら、そう返した。
??「これなんだけど・・・」パサッ
その子は俺に地図を渡してきた。
ふんふん・・・なるほどなるほど・・・。俺はたまらずこう言った。
大和「これ隣町の地図じゃバカタレ!」バァン!
??「っ!?」ビクッ
もう地図反対なんてレベルじゃない。隣町のとか・・・マジでアホすぎる。ここまでのアホを、俺は今日初めて見た。
大和「住所とかは?」
??「これよ。」
大和「どれ・・・あぁ、ここか。ここは、この商店街を真っ直ぐ抜けて、右曲がればすぐですよ。・・・というか、隣町の地図でよくここまで来れましたね・・・。」
??「ま、まぁね。もっと褒めてもいいのよ?」
大和「んじゃ、場所もわかったことですし、俺は帰りますね。」
その子の言葉をスルーし、帰ろうとした。・・・が
ガシッ
大和「・・・まだ何か?」
??「着いてきなさい。」
大和「はぁ?」
??「着いてこいって言ってんの。ボディーガードとして。こんなか弱い女の子を1人にするつもり?」
大和「1人にするも何も、さっきまで1人で・・・」
??「私がspを断ったのよ。」
大和「じゃあこの先も1人で」
??「着いてきなさい。」
大和「いや、だから・・・」
??「あなた名前は?」
大和「・・・大和。」
??「私はリリィ。じゃあよろしく。あと敬語はやめなさい。」グイッ
大和「だからなんでそうなる・・・って、力強っ!?お前ごr」
リリィ「それ以上言ったら目ん玉えぐるわよ。」
大和「・・・ナンデモナイデス。」
そんなこんなで、第1の悲劇を受ける俺なのであった。
☆コメント返信のコーナー☆
・澪燈さん
「ねーねー見て見て?みんな
理子と小鈴こんなことしてたんだよ?
っていう証拠写真があるんだけどね?お二人さん
どうしたい?
欲しい?
みんなには言わないでほしい?
(・∀・)ニヤニヤ」
→理子「ふっふっふ、別にどうということは無いよ!むしろ自慢してやるわ!」
小鈴「私たちが、おにぃにしたこと、みんなに言いまくってやる!」
大和「おいバカやめろ。鈴に関しては、俺が捕まるから!マジでやめて!?」
・黄昏ノームさん
「フムフム、三食で駄目なら一年間食べるでいいでは無いか!
丸一年練習すれば上手くなるっしょ!一年間毎日三食理子ちゃんご飯!良かったね!大和君!
ついでに妹ちゃんにあ〜んでもして貰えば、良いでは無いか!」
→大和「嫌です」
理子「遠慮しないでよ~。」
大和「遠慮とかじゃなくて、嫌です」
理子「お母さん達に食べされたらさ、美味しいって言って食べてくれたよ?あぁでも、あまりに美味しすぎたのか、何口か食べたらどっかいっちゃったけど。」
大和(・・・絶対トイレだな。ドンマイ、理子のお母さんとお父さん。)
・ミラル ムカデさん
「お久ー
コメ状況がわからんけど古参のミラルだァワハハ
それはさておき鈴ちゃん鈴ちゃん
ここに手錠と睡眠薬があるけどいる??
大和用にwww」
→小鈴「いりますっ!」
大和「いりません!」
小鈴「なんでよ!いいじゃんあってもさ!」
大和「俺の身が危ういから嫌だ!何されっか、分かったもんじゃない!」
小鈴「ちぇっ。(・・・後でこっそり買っとこ)」
・颯★改さん
「おや、僕が教えたピッキング技術は無事使えたようだね。
何より何より。」
→理子「何回か失敗したけど、無事に開けてやったよ!」
小鈴「鍵穴に折れた針金が残っちゃった時は、どうしようかと思ったよ・・・。」
大和「なーにしでかしてくれてんですかね・・・」
理子「その言葉、早口言葉みたいだね。」
大和「みてくれだけな。」
展開が酷い?その通りです。(素直)
この話は、前から書こうと思っていた話です。皆さん喜んでください。大和の苦しんでいる姿が見えますよ!(ゲス顔)
大和「正真正銘のクズ野郎だ・・・。」
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アニメ好き不登校
「復帰しました。これからも宜しくお願いします」
#小説 投稿アプリ #ノベルバ にて連載しています!
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澪燈
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| おまわりさんあいつです |
\_ ________/
∨ ___
,r'つ@=,r'
∧_ ∧. (・∀・ )
(・ω・´ )、/~У ̄|゙i
゚こ、 つ |=◎=∪
しー-J (_(__)
アニメ好き不登校
ツンデレ嬉しい
黄昏ノーム
やったぜ☆(・∀・)ニヤニヤ
また新しい娘が大和の魔の手に・・・・・・・・・・・・
リリィちゃん!ライバル多いからガンバ!
さて、う〜ん?・・・あ、大和君の住所印した紙あげようか?(ククク、これで大和の困り顔が………ククク)
てぃーあ
やったぜ(歓喜)