女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
252話 嫌な予感と裏の顔(世知辛い)
今日もまた、鬱陶しいほどに暑苦しい朝が来る。
今日は、なんとか1人で寝ることに成功した。昨日の夜、鍵を閉めたまま寝たからだが、その時にドアがどうだの、C4がどうだのと言い出した時にはマジで焦った。
その後、3人がいるであろう扉の前(要は、俺の部屋のドアの真ん前)に行き、土下座をかましながらなんとか頼み込んで、1人で寝れたのである。
とりあえず顔を洗おうと、ドアの前まで来ると、異変に気がついた。
・・・ドアの鍵が、何故か開いていた。恐る恐るドアを開けると、そこには誰もいなかったが、床に針金らしきものがたくさん転がっていた。
・・・は、はは・・・嘘だろ?まさかな・・・。
そう思いながら、洗面所に行くと・・・。
大和「な・・・なんじゃこりゃあぁぁ!?」
顔には「チキン」だの「意気地無し」だの書かれていて、パジャマのボタンは半分くらいまで開けられているし、何より唇のあたりがベトベトだった。
幸い、顔の落書きは水性だったため、落とすことが出来た俺は、真相を確かめるべく、理子を探した。
・・・案外、すぐに見つかった。リビングのソファでお腹にだけ毛布がかけられた状態で寝ていた。
大和「おい理子、起きやがれコノヤロウ。」ユサユサ
理子「んん・・・ん?あ、大和・・・。」
大和「ったく、なんでこんなことで寝てんだよ?」
理子「ジェリーちゃんはジェリーちゃんの部屋で、鈴ちゃんは鈴ちゃんの部屋で寝るって言って、そのまま寝ちゃってさぁ・・・私の寝るとこがなかったから・・・。」
大和「仮にも客になんて待遇・・・世知辛い世の中になっちまってまぁ・・・。」
理子「世の中っていうか、2人が基本的に冷たいだけなんだけどね。」
大和「そうか?アイツら、甘えん坊なんだけどな。」
理子「それは表の顔だよ・・・裏の顔はすごいよ?」
大和「知りたくなかった情報をどうも。・・・って、そんなことが聞きたいんじゃなかった!」
理子「・・・?」
大和「理子、率直に言うぞ?お前、俺の部屋に忍び込んだろ。」
理子「え・・・そ、そそそそんなことないよぉ?」
大和「わっかりやすい反応だなおい。」
理子「そ、それに、1人じゃないよ?ジェリーちゃんは寝ちゃってたから誘わなかったんだけど、鈴ちゃんと2人で・・・。」
大和「ちょっとあいつも起こしてくる。キッツーい説教をしてやる。」ダダダ
理子「えちょ大和・・・って早っ!?」
俺は急いで2階に上がると、鈴の部屋を多少乱暴に開け、「んぅ・・・ぅえ?」と、まだ寝ぼけている鈴をお姫様抱っこし、リビングまで連れてきた。
理子「なんという速さ・・・。」
小鈴「んみゅ・・・?ふぁぁ・・・あれ、おにぃ?どうしちゃのぉ~・・・?」ゴシゴシ
大和「今、お前らをここに集めたのには、理由がある。心当たりがないとは言わせねぇぞ?」
小鈴「ん~・・・ん?あ、今朝のことか・・・」
大和「・・・今朝?」
理子「あーうん、実はね、忍び込んだの、3時くらいなんだよね。午前の。」
大和「( 'ω')ファッ!?」
てっきり、夜中だとばかり思っていたが、どうやらあまり時間が経っていないらしい。だから口周りのベトベト(恐らく唾液)が乾いてなかったのか・・・って!
そんなことはどうだっていいんだだよ!一番大事なこと、俺にやったことを、1から100までキッッッッチリ説明してもらうぞこんちくしょうが!
・・・まぁ、恐る恐るだけどな?
怖いし。度胸なし?知らん知らん。
☆コメント返信のコーナー☆
・黄昏ノームさん
「ジェリーの噛み付く攻撃
「大和に効果は抜群だ!」
理子の絡み付く攻撃
「大和に効果は抜群だ!」
鈴の抱きつく攻撃
「大和に効果は抜群だ!」
私の怒りの大爆発
「皆諸共消し飛ぶがよい!」
爆発請求(2回目)」
→大和「しーまーせーんー!爆発なんてしない!そもそも、爆発するようなものがここにあったらヤバいわ!そんな危険なもの、うちにあr」
ボン!!
大和「すっぺらぴっちょん!」ビクッ
小鈴「あーあ、やっちゃった。だからやめとこうって言ったんだよ?」
理子「だって、分からないじゃん!もしかしたら、美味しいプリンになってるかもしれないじゃん!」
大和「・・・おい、いったい何をした。」
小鈴「理子ちゃんが卵をそのままレンチンした。」
大和「アホかぁぁぁぁ!!そんなことしたら、破裂するに決まってんだろうが!」
理子「だ、だって、やってみないと分からないじゃん!」
大和「それを俺の家でやるな!自分家でやれ!」
理子「だって入れない・・・」
大和「いまやるなっつってんだよ!・・・あぁ、爆発したよ・・・今度はリアルで・・・。」
・てぃーあさん
「最近理子ちゃんがメインヒロインやってるよなぁ
……もうお前ら結婚しちゃえよ
妹とメイドも一緒にさ?」
→たしかに理子の登場回数が多いですが、あくまで、メインヒロインという枠は設けておりません。あえて設けるなら、大和の周りの女の子はすべて、メインヒロインです。
理子「お墨付きもらっちゃったよ!もう結婚するしかないって!」
大和「出来ねぇよ!俺らまだ高校生じゃボケ!」
小鈴「でも、もう18は超えてるでしょ?」
大和「お前は16超えてない上に、妹だからな!ダメだから!」
ジェリー「あの、わたしは・・・」
大和「・・・まぁ、その事については後でな。ややこしくなるし。」
聖菜「ちょっとまてぃ!!」
雫「私たちを」
加奈「忘れてもらっちゃあ」
奈緒「困るのです!」
愛菜「・・・私たちだって、大和先輩と結婚したい。」
中守(ど、どうしよう・・・言っても大丈夫なのかな、私も結婚したいって・・・いやいや、相手は生徒だし・・・でも・・・うぅ。)
─天界─
ディーテ「それ言ったら私たちどうなっちゃうのよ。」ズズズ
ヴィー「神様だからねぇ・・・はぁ。」ズズズ
・颯★改さん
「鍵が開けられない?
ならこれを使うといい。
ちょっとまってて、ガサゴソ
あったあった!
C4爆弾。
これでドア諸共大和を吹き飛ばしちゃえ!」
→ネタとして使わせていただきました。ネタ提供あざす。
大和「そんなことされたら、俺じゃなくて、親が怒るぞ?それも、○子とか青○も逃げるレベルで。」
理子「どういう状況よそれ・・・最強じゃん。」
大和「下手なホラゲより怖いからな。嫌なら、怒らせないようにするんだな。」
理子「・・・もしそうなったら、私チビっちゃうかも。」
大和「チビって床汚したら、それこそさらに怒られるだろうな。」
理子「」ガクブル
コメ返がやけに長い?本編のかさm・・・じゃない、何となく、そう何となくです・・・。
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コメント
アニメ好き不登校
中守先生...蒼龍が佳穂と結婚したからって大和と結婚はちょっとヤバイってww
蒼龍が嫉妬するゾ(大和に)www
黄昏ノーム
おう!爆発したねw卵が・・・
って違う!ならばこれだ!
理子ちゃんの料理を三食食べるってどうよ?愛妻弁当食えて、理子ちゃんの料理の腕も向上する!何処をとっても利点しか無い!
颯★改
大和の口にフィギュア突っ込んで
「お口の恋人!」とか言って大爆笑したのは私です。
反省もしてない。
後悔もしてません。