女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

245話 ヘタレ大和とわんわんお




俺は、母さんに渡された(もとい、押し付けられた)飲み物&お菓子を持って、2階に上がった。・・・ここまでは良かったのだが。

鈴の部屋の前に着き、いざ入ろうと思っても、中々決心がつかない。
だってさ、目の間にたくさんの知らない人がいるんだぞ?キツいっての。

すると、聞き覚えのある鼻声が聞こえてきた。ktkrキタコレ

俺は一旦お盆を床に置き、鼻声を歌いながら近づいてくる〝そいつ〟を待ち、来たところにすがりついた。

大和「ジェリー!すまんけど手伝ってくれっ!」ヒソヒソ

ジェリー「ふぇっ!?ご、ごしゅじんさま!?どうしたんですか?」ヒソヒソ

大和「・・・実は」

俺は事の全てを話した。 

大和「というわけなんだ、頼む!」ヒソヒソ

ジェリー「いいですよ。けど、なにかあとでおねがいしますよっ?」ヒソヒソ

大和「助かる!」ヒソヒソ

そう言いながら、床に置いてあったお盆&飲み物を持ち上げ、お菓子の入った入れ物をジェリーに渡し、ノックした。

大和「鈴、今大丈夫か?」トントン

すると、とても慌てた声で鈴は返事をした。

小鈴「おっ、おにぃ!?あっと、ちょっと待っててっ!」

大和「お、おう。」

そう言うと同時に、鈴の部屋からガタガタっ!という音が聞こえた。何をそんな焦ってるんだか。

・・・2分くらい後。

鈴「も、もういいよ。入って。」そういうため、俺は鈴の部屋に入った。すると、

??1「小鈴ちゃんのお兄さんですね。小鈴ちゃんから毎日のように話は聞いてます。・・・あ、お邪魔してます。」

??2「小鈴ちゃんのお兄さん、はじめまして!」

??3「僕、実は、はじめましてじゃないんだぁ。お兄さん、覚えてる?」

3人のうち、2人は完全初見だったが、1人は知り合いだった。
というのも、その子は俺の姉ちゃんの友達の妹で、鈴と同級生でもあったため、たまにうちに遊びに来ていた。ちなみに、本名は日夏ひなつ ゆめ

最近は見なかったが、少しおとなびた気が・・・いや変わってないか。

大和「えっと、小鈴の兄の大和です。よろしくね。それと、ちゃんと覚えてるよ、夢ちゃん。」

??1「はじめまして、紗恵さえといいます。苗字は秘密ってことにしといてください。」

??2「はじめまして!夜姫よひめです!同じく苗字は秘密ってことで!」

夢「えぇ?二人とも、それでいいの?フルネームにしようよぉ。それと、覚えててくれてありがとぉ、お兄さん。夢だよ~」

大和「はは、まぁなんでもいいよ。紗恵ちゃんに夜姫ちゃんね、よろしく。夢ちゃんもね。・・・あ、鈴。これ母さんからお菓子と飲み物な。」

俺がジェリーをチラッと見ると、自己紹介の真っ最中だった。

大和「さて、俺は戻るわ。いても邪魔になるだけだろうし。」スッ

そう言って、立ち上がろうとした・・・が。

ガシッ

小鈴「ちょっと待った!おにぃ、勉強教えてよ!」

大和「はい?」

小鈴「私たち4バカって呼ばれててさ、いつもビリ争いなんだよね~」

大和「ハァ!?なんだよそれ!?初めて聞いたわ!」

小鈴「言ってなかったからね。そんなわけで、勉強教えて!そろそろやばいからさ!」

大和「いや、でもな、他の人らはそれでいいのかよ?」

紗恵「全然大丈夫、というか教えてください。全くもって分からないです。」

夜姫「英語とか皆無です!」

夢「僕さぁ、地理とか人のやることじゃないと思うんだぁ。」

大和「つっても、俺もそこまでだし、教えられるところは限られてくるぞ?」

そう言うと、

理子「そんな時のために、私がいるんでしょうが!」バーン

俺の後ろに理子がいた。

大和「お前、母さんの手伝いは?」

理子「下手くそすぎて解雇された!とりあえず、勉強は私も教えるよ!・・・あ、理子って言います。よろしくね~」

紗恵「はい」夜姫「はいっ!」
夢「はぁい」

そんなこんなで、俺は自分の勉強もロクにせず、鈴の同級生に勉強を教えるのであった。元々する気ねぇだろって?そんなの、当たり前だよなぁ?


コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆


・黄昏ノームさん
「就職活動が近いんですね。
私ももう直ぐですよ・・ 
うん!頑張って下さいね?
就職活動もこの作品も一読者として応援しますね?
大和・・・何か色々・・・ドンマイ(・_・)」

→はい、頑張ります!ありがとうございます!

大和「うす・・・。めっさ大変やでぇ・・・。」

理子「可愛い女の子と一緒にいれるんだよ?光栄でしょう?」

大和「自分で言うか、自分で。」


・てぃーあさん
「好きな人ほどいじめたくなる心理
わかりますわかります(*・ω・)*_ _)」

→ありますよね、そういうこと。

理子「うん、そういう事にしといて!」

大和「ということは、グループに入れてくれないのには、他に理由が?」

理子「はて、どうだかね。」シラー


・澪燈さん
「大和やったね
ちみっ娘ハーレムだ」

→大和「いや、さすがにやばいって。相手中学生やぞ?・・・さすがに無いとは思うが・・・万が一が怖ぇ。」

小鈴「鈍感にも程があるからね?おにぃ。」

夢「鈴ちゃん、お兄さんもらってもいぃ?」

小鈴「ダメに決まってるでしょ?」ゴゴゴ

夢「おぉ、怖ぃ怖ぃ。」


・颯★改さん
「まぁまぁ、そんなに怒んないでよ、
これあげるから、ね?
はい、作者汁。」

→大和「いらねぇぇぇぇ!!!
一番需要ねぇぇぇ!」

はっ?ピキッ

いや、まぁいいや。それより、どこから手に入れたんです?流通ルート、教えて貰ってもいいですか?今からそこを叩き潰しにいきますので。ハンマーブンブン


・黄昏ノームさん
「ハーレム、ハーレム、羨ましいなぁ~これから夏だというのに私には彼女も、女の子の影すら見えないのに!
何故だ!何故大和はこんなにモテるんだ!
こうなればいっその事・・・」

→僕も同じくです。工業高校にいるっていうのも相まって、女の子の影どころか、そもそも女の子が少ないので・・・。
大丈夫、あなたにはアリ〇・マー〇トロ○ドがいます。(アイコン、東方の〇リスですよね?僕も東方ヲタクです。どうでもいいかもですが。)
2次元に走ろうではありませんか。

大和「なんでモテるって言われてもなぁ・・・。それに、それ以上に苦痛もあったんだぞ?・・・人が目の前で死ぬとかな。それを乗り越えたってのも、ひとつなんじゃね?知らんけど。」


・黄昏ノームさん
「「大和、戦艦大和と名前が同じなのにどうしてお前はそんなにチキンなんだ!
お父さんそんな子に育てた覚えはないんだが?早く彼女を選びなさい!」」

→大和「チキンで悪かったな!名前負けしてて悪かったな!・・・だけどな、ちゃんと理由はあるんだよ。少々暗めの理由が、な。あんまりアレだから、ここでは言わんけど。長くなるし。」


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コメント

  • てぃーあ

    汁が嫌なら汗でどう?大和くん( ^ω^ )
    ……誰のとは言えないけど渡せだって

    1
  • 澪燈

    やったね大和
    ちみっ娘ハーレムだ(2度目

    あ、はいこれ月兎汁

    1
  • 黄昏ノーム

    ロリっ娘増えて大和君大変だね〜
    年下に好かれやすいんだね〜
    羨ましいよ・・・はぁ
    二次元最高ー!チーン
    ついでですが、私はア○ス推しでは無く伊○萃○推しです。

    1
  • アニメ好き不登校

    作者さん工業だったんですね!
    俺もです!
    大和め、またロリ増やしやがって

    1
  • 颯★改

    作者さんもそんなに怒んないでよ〜。
    蒼龍汁上げるから、ね?

    1
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