230話 お泊まりの本当の意(キス魔)

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大和「おーい、起きろー」ﾕｻﾕｻ

理子「んみゅぅ･･･あと1時間･･･。」

大和「2学期最初から遅刻する気か？寝ぼけたこと言ってないで、はよ起きろ。」ﾕｻﾕｻ

理子「んん･･･大和がキスしてくれたら起きる･･･。」

はぁ、コイツは･･･。こういう時に有効なのは、これだ。

大和「ハイハイわかった。今起きたらキスしてやるかr」

理子「おはようございます」ｶﾞﾊﾞｯ

ほれこの通り。この手に限る。

理子「ほら起きたよ大和！キスしてキス！」

そしてからの、こうである。

大和「キス？俺はしてやるなんて言ってないぞ？」

理子「え？いやいや、今さっき･･･」

大和「普通に起こそうとしたら、急に〝おはようございます〟とか言いながら起きたんだが？」

理子「え･･･じゃああれは･･･まさか･･･。」

大和「夢でも見てたんじゃね？」

理子「そ･･･そんな･･･。」ｶﾞｸｯ

よし、理子の貴重な落ち込みシーンをGET。大和、お主も悪よのぉ。いえいえ、あなた様ほどではありませんよ。ハッハッハ！･･･1人で何やってんだろう、俺。

うーん、別にこのままでも問題は無いのだが、ちゃんと起きてくれたわけだし、ご褒美ほうびはやらんとな。

俺は理子に近づき･･･

理子「大和･･･？」

大和「ごめんな、冗談だ。」ﾁｭｯ

おでこにキスした。

理子「･･･！？！？！？え、え、冗談？え？え？大和？」

大和「とりあえず落ち着け。ほら深呼吸。」

理子「う、うん。」ｽｰ…ﾊｰ…

1分後、ようやく落ち着いた理子が一言。

理子「最初からキスしとけバカ！」ﾍﾞｼｯ

大和「ぶっ！？」

自業自得じごうじとくだが叩はたかれた。というか、ちゃんと起こせとかじゃないんかい。

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大和「そういや、お父さん帰ってきてたんだな。」ｳｼﾛﾑｷ

理子「うん、昨日の夜にね。」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

大和「そっか。旅行のことは聞いてるか？」

理子「聞いてるよ。大和の家にお世話になることも。･･･ってか、なんで後ろ向いてるの？」

大和「当たり前のことをしてるだけなんですがそれは。着替えてるとこ見るとか、どんな変態へんたいだよ。」

理子「むしろ見てっ！というか、着替えと言わずにはd」

大和「ハイハイ自重しようね～。」

理子「というか、今のうちに慣れとかないと、後々大変だよ？」

大和「どう大変だってんだよ。お前の着替えを今見ないことが、どんな災難さいなんに繋つながるってんだ？」

そう言うと、理子はキョトンとした顔でこういった。

理子「え、もしかして聞いてないの？私たち、今日から5日間、一緒の部屋で寝起きするんだよ？」

･･･うん？聞き間違えかな？聞こえるはずのない言葉が聞こえてきたんだけども。

大和「ハッハッハ、どうやら俺の耳は腐くさってるみたいだ。変な言葉が聞こえてくる。理子、悪いがもう1回言ってくれないか？」

理子「だから、同じ部屋で寝起きするんだから、着替えくらい今のうちに慣れとかないとって。」

大和「なにそれどういう拷問ごうもん？」

理子「ひどっ！？」

理子のお父さん、そんなこと一言も言ってなかったぞ！？どうなってんだこんちくしょうがぁぁぁ！！！

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コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆

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・てぃーあさん
「役得やなぁ大和くん」

→大和「役得、ねぇ。こいつが暴力的じゃなかったら、そりゃ万々歳なんだけどさ。」

理子「なんか言った？」ｺﾞｺﾞｺﾞ

大和「や、なんも。」

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・ミラル　ムカデさん
「てぃーやさんのゆートーリ
てか思ったけど家族公認やない？？
理子ちゃんと大和」

→大和の家庭は代々そうなんたとか。親の友達の子供同士が結婚して、できた子供と友達と子供がまた結婚して、と。ですが、今代から変わるかもですね。

大和「ほんと、世間が狭い家庭だよ･･･。」

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・アニメ好き不登校さん
「理子の起こし方の「あんたら親子」じゃなくてあんたら夫婦は、にした方がいいと思う。」

→ご指摘ありがとうございます。修正致しました。

大和「うちの作者はこういうことが多いから、なんか変なところがあったら、すぐに言ってくれよな。直させるから。」

･･･善処します。

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・ロートさん
「更新した方がいいとこ見つけたんで、教えときます！
運動神経が1話では普通って書いてあったんでちょっと修正した方がいいと思います。若干、んっ？てなっちゃったんで......
すみません！神経質なんで、こういう所が気になっちゃって
めちゃくちゃ面白いんで、頑張ってください！」

→ご指摘ありがとうございます。確かにおかしいですね。修正致しました。

こんな作品を面白いと思っていただき、ありがとうございます。これからも、頑張ります！

大和「最初の設定がガバガバだからこうなるんだよね。つまり、作者はアホなんだよね。」

うっせぇやい。

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