女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

213話 妹と兄のほぼコント(縁)




デートが全て終了し、肉体的にも精神的にも落ち着いてきた俺は、残った強敵、バカ多いプリントの束をかたしていた。

すると、すごい勢いで、俺の部屋のドアが開けられた。・・・今日は家に誰も呼んでないし、理子は家族で出かけているから、犯人はアイツしかいなかった。

大和「ドアは優しく開けろと何回言えばいいんだ?鈴よ。」

後ろをチラッと見ると、俺の部屋の前で仁王立ちをしている鈴の姿があった。

小鈴「おにぃ?ちょ~っといいかなぁ?」

大和「なんだ?」

小鈴「おにぃ、最近色んな人とデートしてるよね?」

大和「えっと・・・まぁ、うん。」

小鈴「別にそれに関してどうこうってわけじゃないんだけどさぁ・・・私は?」

大和「・・・はい?」

小鈴「だーかーらー!私とデートしないのっ!?」

・・・あぁ、そういう事か。

大和「あのな、俺らは兄妹だぞ?一緒に出かけても、それは仲のいい兄妹なだけであって、デートにはならんぞ?というか、付き合えるわけでもねぇし・・・。」

小鈴「そんなことはない!おにぃと私の愛があれば、そんなものを乗り越えるくらい簡単だよ!」

大和「お前の場合、乗り越えるどころか、蹴破けやぶりそうで怖いんだよ。」

小鈴「兄妹で結婚してもいいじゃない、人g」

大和「そうは行くかっての。血のつながりがある限り、結婚はできないっていう民法があるんだから。」

小鈴「ぐぬぬ・・・こうなったr」

大和「縁切えんきっても無駄だからな?血の繋がりはあるんだから。」

小鈴「先に言うな!」

大和「お前が俺の妹じゃなくなるのは嫌だからな。」

小鈴「なるほど。つまりシスコンなんだね?」

大和「どうしてそういう考えに至るかなぁ・・・。」

もうこのままじゃ、埒が明かない。現実を見せよう。

大和「というか、デートをするっていっても、お前外見たか?」

小鈴「外?」トトト

鈴は俺の部屋の窓から、外の様子を見た。

ザアァァァァァ

小鈴「(○口○*) ポーカン」

大和「な?大雨なんだよ。というか、音で気づけ。」

小鈴「おにぃのことしか、頭に無かったもんで・・・。」

大和「全く、お前ってやつは・・・。」

小鈴「・・・しょうがない!お家デートにしよう!」

大和「それ、デートでもなんでもなくて、ただ兄妹で遊ぶだけじゃね?」

小鈴「大丈夫!やるのは大人の遊b」

大和「よし出てけ、俺は勉強するから。」

小鈴「わぁぁ嘘だよ嘘!お願いだから私とデートをぉぉぉ!!」ガバッ

大和「分かった分かった!デートしてやるから土下座やめろ!」

小鈴「やった!」グッ!

大和「はぁ・・・。」

・・・つくづく手がかかる妹だ。未来の旦那がいるならば、さぞかし苦労するだろうな。どんまい。


コメント

  • あずりぃ?

    (っ'ヮ'c)<クソワロリッシュ

    1
  • 颯★改

    大人の遊び・・・
    縄で大和をグルグルにして鞭で・・・
    キャー!大和の変態!

    1
  • ミラル ムカデ

    みらいの旦那??

    大和じゃね?

    1
  • てぃーあ

    何やかんやで皆から愛されてんなぁ大和くん ウラヤマc...

    1
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