女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
204話 大和のSAN値は空っぽです
加奈「可愛い、可愛い、全部が可愛い!全く、最高だなこの街は!」キラキラ
大和「お、おう・・・そうか。それは良かったな・・・。」ゲンナリ
加奈はとても楽しそうだった。まぁ、それならいいんだけどさ・・・さっきから俺のSAN値がゴリゴリと削られてるんだよね。
9割近く女子な商店街で、男の俺が楽しく居られるほど、俺の心は強くなかった。もってくれよ、マイSAN値。
加奈「大和!せっかく来たんだしさ、なんか食べようぜ!テレビとかで放送されてたやつ!」
大和「ん・・・あぁ、別に構わないぞ。何食べたい?」
加奈「うーん・・・チーズのやつもいいけど・・・タピオカも捨て難いしなぁ・・・。」
大和「だったら、両方買えばいいじゃねぇか。チーズのやつは食べ物だし、タピオカって、ミルクティーのやつだろ?」
加奈「あ、そっか。大和、サンキュ!そうと決まれば、早速行くぞ!時間は待ってくれないんだから!」ガシッ  ダダダ
大和「え、ちょ!おいバカ引っ張るな!」ダダダ
加奈「やなこった!」ダダダ
・・・はぁ、全く。
加奈の違いように、驚きを隠せない俺なのだった。
加奈「うお、ほんほうに伸ひる!」ニョーン
大和「食べながら喋るな。・・・にしても、タピオカミルクティー、馬鹿にできんな。普通に美味いわ。」
加奈「ムグムグ・・・ゴクン。だろだろ?あたいも好きなんだ。」
大和「へぇ。」ズズ
その後、俺たちは色んなところを見て回った。可愛い感じの店に入るのに毎回躊躇し、一切慣れることはなかったが。
しかも、加奈のやつが結構ズカズカ入っていくもんだから、どうすればいいんだこれ?となったのは、1度や2度じゃなかった。
そして何より、俺を1番苦しめたのは、周りからの目。
加奈が店の中に入って、俺が15分ほど待たなくては行けなくなった時、暇なのでぶらついた所、毎回こっちをチラッと見てくる人が多かったのだ。
まぁ、普通に考えたら、こんな可愛いを具現化したような街に、もさい男が1人歩いていたら、誰だって驚くだろう。俺だって驚く。
もちろん、可愛いのがダメと言うことではないのだが、可愛いは正義という言葉の本質を、一日にして理解することとなった。
加奈「楽しかった~!」
大和「結構楽しめたな。・・・SAN値はゴリゴリ削られたけど。」
加奈「ごめんな?でも、どうしても大和と行きたかったんだ・・・2人で。」
大和「・・・良くもまぁ、そんな恥ずかしいことをスラスラと・・・。」
加奈「好きだからしょうがない。大和といると、なんだってめちゃくちゃ楽しいし、元気になるんだ。」
大和「・・・素直に嬉しいよ。ありがとな。」
加奈「どういたしまして。さ、帰ろうぜ。」
大和「だな。」
俺たちは、歩いて駅に向かった。
俺はまた、自室にて頭を抱えていた。
皆可愛いし、俺には勿体ないくらいなこばかりだ。・・・どうすりゃいいんだ、これ。
その時、今日の別れ際、加奈に言われた言葉を思い出した。
加奈「・・・なぁ、大和。」
大和「ん?」
加奈「まだ、誰にしようか、ずっと悩んでるのか?」
大和「・・・あぁ。」
加奈「・・・今すぐに決めろとは言わないけど・・・待ってる人のことも考えてくれよ?・・・大和は、一緒にいて、1番楽しい人を選べばいいんだ。きっとそれで、上手くいくよ。」
・・・一緒にいて、1番楽しい人・・・か。
・・・全員じゃん、そんなの。
俺はまたまた、頭を抱えることとなった。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・リネラス パルネさん
「まーた面白いことになりそうだなニヤニヤ」
→希望にそれたかどうか分かりませんが、こんな感じになりましたぜニヤニヤ
大和「・・・俺の不幸がそんなに楽しいか。」
はい!(素直)
・ミラル ムカデさん
「加奈さんの意外な一面が見れそうだね…
最終的には警察沙汰かな?」
→さすがに警察沙汰は・・・ねぇ?
大和「そんなことしねぇよ。警察だけは、お世話になりたくねぇなぁ・・・。」
理子「別に、○○○してもいいんだよ?」
大和「ねぇなんなの?自重しないのが流行ってるの?」
・アニメ好き不登校さん
「俺もコピペしましたw」
→あ、了解です。楽ですよね、コピペ。
理子「別に、○○○してもいいんだよ?」
大和「コピペ乙」
・澪燈さん
「理子、聖菜、はいこれ
大和の風呂上がりの写真(タオル&モザイクなしver.)」
→理子「ふおぉぉぉぉ!ふおおぉぉぉぉぉぁ!!!」スーハースーハー
聖菜「こ、これが大和くんの・・・ゴクッ。」
大和「わぁぁぁっ!!やめろやめろ!それを渡せっ!!」
・颯★改さん
「ねぇ知ってる?電車の中に僕居たんだよ?
これから1人でひ、と、り、で、アキバだってのによくもまぁ僕の前でイチャイチャと・・・
コノウラミハラサデオクベキカ。
・・・鈴さんと雫さんに「悩殺!大和のお色気写真集!ポロリしかないよ!」全五巻を送っておくか。」
→小鈴「わ、私は妹だから、おにぃのはだかはいつでも見れるけど・・・でも、有難く頂戴します。」
雫「へ・・・へへ・・・これが大和くんの・・・うぇへへへぇ・・・。」
大和「もうやだこいつら・・・というか鈴、いつでも見れるとか、サラッと嘘ついてんじゃねぇ。見せるわけないだろ。雫もやめろ!というかその本を渡せ!炭すら残らないよう燃やし尽くしてやる!!」
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コメント
リネラス パルメ
流石大和
伊達に理子さん達から毎回弄られてるだけはあるわぁ