話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

180話 こういう子、ほんとすこ




加奈「ひっさしぶりの登場だーっ!ktkr!」

大和「1言目からメタすぎじゃこら!」

それはとある日の帰り道。

いつも通りに帰ろうとした俺なのだが、昇降口しょうこうぐちで(無理やり)止められ、土下座するかのような勢いで、「たまには一緒に帰ろう!そうしよう!」と言われ、意味もわからず引っ張られてきたのだった。

あれは1歩間違えれば、ただの誘拐ゆうかいだった。

で、少し話した途端とたんこれだよ。

加奈「なぁ、さっきよりメタいこと言っていい?」

大和「全力でお断りさせていただきます。あんまりそういうこと言ってると、もう出させてもらえなくなるぞ。」

加奈「そういう大和も、ちょっとメタくない?」

大和「そんなことは無い・・・と思いたい。」

無いと言いきれないあたり、俺も俺なのであった。

加奈「ねぇ、そう言えば思い出したんだけどさ。」

大和「なんだ?メタいこと、または変なことだったら、俺はこの場から全力で逃げるぞ?」

加奈「大丈夫、そのどっちにも含まれないから。」

大和「・・・なんだよ?」

加奈が少し真面目な顔になる。

加奈「この前、理子ちゃんと聖菜ちゃんにハグしてたろ?」

大和「ぶっ!?な、なんで知って・・・!」

加奈「あたいの視力なめんな。10.0だぞ、10.0。」

大和「マサイ族かなにかで?」

加奈「冗談だけどさ。で、よくよく考えてみれば、おかしいんだよ。」

大和「おかしい?何がだ?」

加奈「たしかにあたいは、皆より遅く同好会に入った。・・・でも、なんで新人の1年生にまで、スキンシップの量で負けちゃうわけ?」

大和「え?・・・さ、さぁ?」

加奈「ハグの経験けいけん、なし。キスの経験、1回。明らかに、他の子達より少ないんだよね。」

大和「お前、小学校の頃のハプニングがあったろうが。」

加奈「ラッキースケベは入らないっしょ。それに、小学校だし。」

大和「お前なぁ・・・。」

加奈が、めずらしくうつむいた。

加奈「・・・あたいって、そんなに魅力みりょくないかな。発達は、理子ちゃん達とそう変わらないのになぁ・・・。」

大和「み、魅力って・・・ないわけないだろ?」

加奈「じゃあなんで、スキンシップが少ないの?」ズイッ

大和「ちょ、近・・・。」

加奈「答えてくれないなら、このままキスしちゃうよ。」ズズイッ

大和「ちょ、待て待て待て!その、お前とあんまりそういうことしなかったのは、ちゃんと理由が・・・!」

加奈「へぇ、なに?」

大和「・・・俺とお前は親友だろ?その関係を、変にこわしたくなかったというか・・・その、親友がいなくなるのは嫌だったから・・・。」

加奈「・・・はぁ。」

加奈がため息をつく。

そして、こんなことを言った。

加奈「こんな思いをするくらいだったら、親友になんてならなきゃよかった・・・。」

俺はその言葉にいきどおりを感じ、つい熱くなってしまった。

大和「そんなこと簡単に言うなよ!俺は、お前と親友になれて嬉しかった!俺が落ち込んでいても、お前がずっとはげましてくれた!・・・それが、どれだけ心の支えになったと思ってんだ・・・。今まで、何度も絶望した。だけど、お前がいてくれたおかげで、なんとか立ち直れたことも、1度や2度じゃない!」

加奈「や、大和・・・。」

大和「そう簡単に、親友をやめようなんて言うな!・・・お前は、俺にとって、いなくちゃならない存在なんだよ・・・。」

そういった後、俺は俯く。

・・・やっべえぇぇ!!その場の雰囲気ふんいきに流されて、つい熱くなっちまった・・・!どう顔をあげれば・・・!

・・・なんて思っていると、加奈から話しかけてくれた。

加奈「大和、顔上げて。」

大和「え?」

加奈「いいから。」

言われるがまま、顔を上げると・・・。

加奈「んっ・・・。」チュッ

大和「・・・・・・!?!?」

突然のことで、何が何だかわからなくなった。なんで今、俺と加奈はキスしてんだ?

・・・数十秒後。

加奈「・・・ぷぁっ。」スッ

やっと離れた。

大和「加奈、いったい・・・。」

加奈「・・・嬉しかったんだ。私が、大和にとって必要な存在で。・・・嬉しくなって、勝手に体が動いてた。・・・好きだよ、大和。今までも、これからもね。」

大和「・・・そうかよ。その返事は、また今度な。」

加奈「全く、ヘタレなんだから・・・。」

大和「悪かったなヘタレで。」

俺と加奈はまた、路地を歩き出した。

加奈「ところで、ここどこだ?」

大和「全部台無しだよ!って、マジでここどこだ!?」

結局、帰るのに1時間かかった。


コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆


・ミラル ムカデさん
「大和きゅんきざ乙~w








どうも最近モテないからチョコ貰えないんじゃないから焦ってるミラルので?何??のコーナーでした!
(今後大和イジりエスカレートさせます!)」

→書いてるこっちもイラついてきたから、大和くん殴らせて☆

大和「絶対やだ!てか、できればエスカレートはやめちくりぃ・・・。」


・颯★改さん
「じゃあ俺からも大和くんにハグ!









からのジャーマンスープレックス!!!
イチャイチャしやがって!
羨ましんじゃァァァァァァ!!!!
妹以外からにもチョコ欲しい!
俺の妹世界一可愛いけどね!
でもね!大和くんみたいに妹は攻略しないもんね!
バーカバーカ!
ミラルさんに便乗なう」

→大和「現実で妹攻略してたら、ワンチャン犯罪だからな・・・。てか、ジャーマンスープレックス地味にきついからやめてやめてギブギブ!」バンバン


・紅龍/せきりゅう さん
「はは、ははは、、、
HAHAHAHAHAHAHAHAHA


大和……潰す
消す消す消す消す消す
消去ぉぉぉぉ!」

→大和「お、オレ、大和、チガウ・・・ヨ?」ススス…

理子「どこへ行こうというのかね。」ガシッ

大和「やめろぉ!死にたくない!死にたくなぁい!」


・黒田玄さん
「こんちわ!
大和君結構大胆にいったね。
まぁ見てるだけでも大和君の大変さが伝わってくるよ。大変やけど、頑張って!
理子さん達は、大和君をいじめてあげよう。」

→大和「なるほど。つまり、いたわる気ないんだね!稲木大和はクールに去るぜ!」

聖菜「すごい、私じゃなきゃ見逃しちゃうね。」ガシッ

大和「HA☆NA☆SE!」

聖菜「だが断る。理子ちゃん頼んだ。」

理子「ほいきた。大和、覚悟ォォォ!」

大和「あ、オワタ。ちきしょーめぇ!」


澪燈さん
「お、なんなとこでイチャついてんなぁ(窓から
とりあえず大和爆発スイッチ( 。・ω・。)ノ 凸”ポチッ」

→大和「はは、何言ってんだ。人間が爆発するわけないだろってギャーっ!」ドゴーン

あ、フラグ回収お疲れ様です。

大和「・・・いつの間にそんなん作ったん?てか、久しぶりに言うけど・・・爆破オチなんてさいてー!」



今日までテストなんで、頑張ります。

「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • ノベルバユーザー279690

    1
  • 澪燈

    大和ー、友チョコやろうか?
    本命貰えるし
    大和にも手作り友チョコ差し上げよーか?笑

    1
  • ミラル ムカデ

    えーっとそろそろ大和こR……やべやべ
    大和バレンタインデーのチョコくれないと
    わかるよね??











    理子ちゃん達ーチョコに睡眠薬仕込んだら大和の童貞取れると思うよ?
    やってみて(出来れば本編でw)

    1
  • アニメ好き不登校

    大和いいなぁ〜俺もボーイッシュな妹いるけど年が近すぎて....や、待てよ?
    いけんじゃね?w

    1
  • みょん

    ピキピキ(#^ω^)大和~



    受けとれ!
    バズーカ砲発射!! ⊂(;^^)コ ~~~ю

    1
コメントをもっと見る / 書く