女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
160話 命と絆と恋心(ハンマー)
1月3日までと言ったな。あれは嘘だ。今日までに伸ばします。
放課後、俺が遊戯室に入ると、みんながバッとこちらを見てきた。
ジッと、俺を。
大和「・・・な、なんだよ?」
やっとの思いでそう言うと、理子は素っ気ない態度で「・・・別に。」と答えるだけだった。
・・・空気が重い。
身から出た錆とはいえ、俺は耐え難い空気感に、思わず逃げ出したくなった。
俺が立ち上がろうとすると
聖菜「どこにいこうとしてるの?」
聖菜に止められた。
大和「い、いや、その・・・外の空気でも吸ってこようかなって・・・はは。いやごめんなさいなんでもないです。」
俺はすぐさま元の位置に戻った。
聖菜は何も言わずにこちらから目を逸らした。
・・・いつまで続くのだろうか、この状態は。
もしかしたら、永久に続くのではないだろうか。・・・そう思った矢先、すぐに破られることとなった。
なぜかと言うと
奈緒「・・・大和先輩。」
奈緒が、俺の目の前に立ったためだった。
大和「・・・なんだ?」
奈緒「聞きたいことがあるのですよ。・・・なんで、死に急ぐようなことをしたのですか?」
大和「っ・・・。」
奈緒「・・・答えられませんか?」
大和「正確には、答えたくない、だ。」
奈緒「・・・そうですか。じゃあ、もう1つ。・・・愛奈ちゃんも含めたハレム同好会の中で、誰が1番好きなのですか?」
大和「・・・それに関しては、答えられない、だ。自分でもよく分かってないからな。」
奈緒「・・・はぁ、そうですか。・・・じゃあ・・・。」スッ
大和「っ・・・。」ギュッ
奈緒が、平手打ちをするように手の位置を動かした。
俺は反射的に目を瞑る。
・・・そして。
パァン!という、乾いた音が部屋に響いた。
・・・叩かれたと、そう思った。けど、いつまで経っても痛みが来ない。痛覚が終わったのか?と思い、目を開けると・・・。
クラッカーを持った理子達が、そこにいた。
大和「・・・???」
全くもって、理解が追いつかなかった。
すると、
パン!パン!とみんなが鳴らし始め、こう理子が言った。
理子「大和、退院おめでとう!」
雫「ごめんなさい、こんなやり方になってしまい・・・。」
加奈「まぁ、事と次第によってはマジで殴ってたけどな。」
大和「え?え?・・・なんで?」
愛奈「・・・先輩。」
大和「愛奈?」
愛奈「私が計画した。理子先輩に言って、こんな形にした。・・・大丈夫、あのことは言ってないから。」
最後の方は声が小さかったため、俺だけに聞こえるようにしてくれたのだろう。
大和「・・・ありがとな。」ナデナデ
愛奈「・・・♪」
俺はみんなに向き直り、改めて謝ることにした。
大和「みんな、本当にごめん。たくさん迷惑かけて・・・。許してくれ、このとおり!」ガバッ
俺が持つ、最大の力を使った土下座で、謝った。
・・・理子の返事はこうだった。
理子「許しません。」キリッ
・・・は?
理子「そう簡単に許すとでも?」スッ
理子はピコピコハンマーを取り出した。
聖菜「お仕置き、だよ?」スッ
雫「ふふ・・・。」スッ
加奈「残念だったな、大和。」スッ
奈緒「覚悟するのですよ、大和先輩。」スッ
愛奈「・・・。」スッ
理子だけじゃなくて、全員がピコピコハンマーを取り出した。
大和「は・・・はは・・・。」
理子「さぁ・・・お〇の罪を〇えろぉ!」
大和「・・・もう、どうにでもなれだ。」
俺は、1度全てを諦めた。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・アニメ好き不登校さん
「雫「きっも大丈夫ですよ。それにしましょう。」
誤字ってますよ。
それに2週間休んだくらいなのに少し深刻過ぎません?
物語自体凄くいいと思います」
→ご指摘、ありがとうございます。誤字は訂正しました。こういうコメント、とてもありがたいです。
少し深刻なのは、大和の過去や、苦しみ、みんなの思いなんかを考慮した結果、わざと重くして、一気におふざけモードに入った方がいい気がしたので・・・。命の危機もありましたし。まぁ、少しやりすぎたくさいですが。
まぁ、そんな感じです。
冒頭でも言いましたが、本当は毎日投稿は昨日までだったのですが、こちらの事情により、今日までに伸ばしました。なにとぞ、ご理解いただけますと幸いです。
なお、明日からは普通に戻すため、次の投稿は、1月6日になります。
放課後、俺が遊戯室に入ると、みんながバッとこちらを見てきた。
ジッと、俺を。
大和「・・・な、なんだよ?」
やっとの思いでそう言うと、理子は素っ気ない態度で「・・・別に。」と答えるだけだった。
・・・空気が重い。
身から出た錆とはいえ、俺は耐え難い空気感に、思わず逃げ出したくなった。
俺が立ち上がろうとすると
聖菜「どこにいこうとしてるの?」
聖菜に止められた。
大和「い、いや、その・・・外の空気でも吸ってこようかなって・・・はは。いやごめんなさいなんでもないです。」
俺はすぐさま元の位置に戻った。
聖菜は何も言わずにこちらから目を逸らした。
・・・いつまで続くのだろうか、この状態は。
もしかしたら、永久に続くのではないだろうか。・・・そう思った矢先、すぐに破られることとなった。
なぜかと言うと
奈緒「・・・大和先輩。」
奈緒が、俺の目の前に立ったためだった。
大和「・・・なんだ?」
奈緒「聞きたいことがあるのですよ。・・・なんで、死に急ぐようなことをしたのですか?」
大和「っ・・・。」
奈緒「・・・答えられませんか?」
大和「正確には、答えたくない、だ。」
奈緒「・・・そうですか。じゃあ、もう1つ。・・・愛奈ちゃんも含めたハレム同好会の中で、誰が1番好きなのですか?」
大和「・・・それに関しては、答えられない、だ。自分でもよく分かってないからな。」
奈緒「・・・はぁ、そうですか。・・・じゃあ・・・。」スッ
大和「っ・・・。」ギュッ
奈緒が、平手打ちをするように手の位置を動かした。
俺は反射的に目を瞑る。
・・・そして。
パァン!という、乾いた音が部屋に響いた。
・・・叩かれたと、そう思った。けど、いつまで経っても痛みが来ない。痛覚が終わったのか?と思い、目を開けると・・・。
クラッカーを持った理子達が、そこにいた。
大和「・・・???」
全くもって、理解が追いつかなかった。
すると、
パン!パン!とみんなが鳴らし始め、こう理子が言った。
理子「大和、退院おめでとう!」
雫「ごめんなさい、こんなやり方になってしまい・・・。」
加奈「まぁ、事と次第によってはマジで殴ってたけどな。」
大和「え?え?・・・なんで?」
愛奈「・・・先輩。」
大和「愛奈?」
愛奈「私が計画した。理子先輩に言って、こんな形にした。・・・大丈夫、あのことは言ってないから。」
最後の方は声が小さかったため、俺だけに聞こえるようにしてくれたのだろう。
大和「・・・ありがとな。」ナデナデ
愛奈「・・・♪」
俺はみんなに向き直り、改めて謝ることにした。
大和「みんな、本当にごめん。たくさん迷惑かけて・・・。許してくれ、このとおり!」ガバッ
俺が持つ、最大の力を使った土下座で、謝った。
・・・理子の返事はこうだった。
理子「許しません。」キリッ
・・・は?
理子「そう簡単に許すとでも?」スッ
理子はピコピコハンマーを取り出した。
聖菜「お仕置き、だよ?」スッ
雫「ふふ・・・。」スッ
加奈「残念だったな、大和。」スッ
奈緒「覚悟するのですよ、大和先輩。」スッ
愛奈「・・・。」スッ
理子だけじゃなくて、全員がピコピコハンマーを取り出した。
大和「は・・・はは・・・。」
理子「さぁ・・・お〇の罪を〇えろぉ!」
大和「・・・もう、どうにでもなれだ。」
俺は、1度全てを諦めた。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・アニメ好き不登校さん
「雫「きっも大丈夫ですよ。それにしましょう。」
誤字ってますよ。
それに2週間休んだくらいなのに少し深刻過ぎません?
物語自体凄くいいと思います」
→ご指摘、ありがとうございます。誤字は訂正しました。こういうコメント、とてもありがたいです。
少し深刻なのは、大和の過去や、苦しみ、みんなの思いなんかを考慮した結果、わざと重くして、一気におふざけモードに入った方がいい気がしたので・・・。命の危機もありましたし。まぁ、少しやりすぎたくさいですが。
まぁ、そんな感じです。
冒頭でも言いましたが、本当は毎日投稿は昨日までだったのですが、こちらの事情により、今日までに伸ばしました。なにとぞ、ご理解いただけますと幸いです。
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コメント
ミラル ムカデ
毎分投稿でもいいお?
あとそのピコピコハンマーは10tあるお!
颯★改
大和くんはきっと自分がやった事の罪の重さを自覚してるだろうから、
颯★改商会にピコピコハンマーの発注を受けた時に友達サービスで
ピコピコハンマーにドラゴンズブレスチリを塗って彼女たちに渡しておいたよ♡
感謝してネー。