女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

152話 悲劇の始まり(らしい)




4月13日。

今日は土曜日。俺は、理子と一緒に行くために、理子の家をおとずれた。

・・・が。

理子「やだぁ!お母さん離して!わたじも行くのぉ!」ジタバタ

理子母「暴れないの!風邪かぜひいてるんだから、ダメに決まってるでしょ!!」

そう。あの言い出しっぺの理子が、風邪をひいたのだ。何とかは風邪ひかないんじゃなかったのか・・・?

理子母「ごめんね?大和くん。こっちからさそっておいて・・・。」

大和「いえ・・・大丈夫です。理子、まずは風邪を治せ。来週にでも一緒に行ってやるから、な?」

理子「ぐすっ・・・ほんと?」

大和「本当だとも、約束しよう。」

理子「・・・・・・きりで。」ボソッ

大和「え?」

理子「私と、二人きりで、行ってくれる?」

大和「・・・あぁ。行ってやるさ。だから今日は、大人しくとけ。」

理子は渋々しぶしぶ了解りょうかいした。

もど子の家から離れ、俺は1度家に戻った。

さて・・・愛奈に今日は解散かいさんって伝えないと・・・ん?

大和「・・・俺、愛奈のLIME持ってないじゃん・・・。」

俺は、仕方なくショッピングモールに向かった。




大和「ここか・・・思ったよりでけぇとこだな。」

自転車をこぐこと15分。俺はショッピングモールに到着とうちゃくした。 

大和「えっと、集合場所は・・・あっちか?」

俺は掲示板けいじばんを見ながら、集合場所にたどり着いた。

その1分後、こちらにけてくる足音が聞こえた。

その方角にいたのは、もちろん

愛奈「遅れてしまった・・・ごめんなさい。」タッタッタッ…

大和「や、俺も今来たとこだから。」

愛奈「・・・?もう1人の方は?」

大和「理子のことか?あいつ、風邪ひいちまってさ・・・もうわけないんだけどさ、今日は・・・。」

そこまで言って、俺は止まった。何故か?・・・だってさ、俺の目の前で、愛奈が泣きそうになりながら、目で〝行きたい〟ってうったえてんだもんさぁ・・・。

これを見てもズバッと切り捨てられるやつがいたら、知りたいもんだ。

大和「ま、まぁ、2人でもいいよな。・・・行くか?」

愛奈「・・・!うん!」パアッ

・・・守りたい、この笑顔。




それから俺たちは、服を見たり(買ったり)、雑貨を見たり(買わされたり)、クレープを食べたりした。

そこそこ楽しかったし、愛奈の笑顔がたくさん見られただけでも、来たかいがあったってもんよ。

大和「愛奈、喉渇のどかわいてないか?」

愛奈「ん、少し・・・。」

大和「じゃあ、買ってきてやるよ。ここで待っててくれ。」

愛奈「え、でも・・・。」

大和「いいからいいから。」

愛奈「・・・じゃあ、お言葉に甘えて。ミルクティーがいい。」

大和「おう、甘えろ甘えろ。ミルクティーな、おっけ。」タタ…

愛奈「・・・ありがとう。」ボソッ

俺は飲み物を買いに、自販機へと向かった。

・・・それが、悲劇ひげきの始まりとも知らずに。



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コメント

  • アニメ好き不登校

    大和「喉乾いてないか?」
    愛奈「少し」
    大和「なら俺のストロー吸ってみな‼︎」
    ぼろん
    珍珍

    1
  • 颯★改

    きっとそのミルクティーには
    ドラゴンズブレスチリが・・・

    1
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