女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
147話 出現!不思議ちゃん
4月11日。
あの地獄のようなオリエンテーションの次の日。
俺はため息をつきながら、学校への道を歩いていた。
あんなんでよかったんかな・・・。
すると、
加奈「よっ!大和!」
大和「あぁ、おはよ。」
加奈がいつの間にか横にいた。
加奈「なんだよ、元気ねぇな。せっかくあたいが横を歩いてやってるってのに。」
大和「なんで上からなんだ?・・・元気もなくなるよ。あれじゃまるで、劇じゃねぇか。」
加奈「やるって言ったのはお前だろ?あたい達は、指示通りにやっただけだ。」
大和「あぁそうだよ。だから今後悔してんじゃねぇか。」
加奈「あー、なんだ。まぁ、頑張れ。」
大和「一体何を・・・って、もう居ないし。」
俺はさらにため息をついた。
学校について、教室に向かっている時だった。
後ろから、誰かにツンツンされた。
なんだ?と思い後ろをむくと
??「・・・。」
大和「え・・・どなた?」
見知らぬ女の子がそこにいた。シューズを見て、今年入ったばかりの1年生だということがわかった。
・・・が、その容姿はいわゆる〝不思議ちゃん〟だった。
手には水晶を持っていて、その子の目は、吸い込まれそうな感じだった。
大和「えっと・・・。」
俺が切り出し方に戸惑っていると、
??「・・・自己紹介が遅れた、ごめんなさい。・・・私の名前は田辺愛奈。あなたに、2つほど用事があって呼び止めた。」
・・・なんて言うか、本当に不思議ちゃんだなぁ・・・。感情が読み取れねぇや。
大和「用事って?」
愛奈「・・・1つ目は、これ。」
田辺さんは、持っていた水晶を俺に近づけてきた。
大和「・・・?」
愛奈「・・・覗いて見て。」
大和「お、おう・・・。」
言われるがまま、俺水晶を覗いた。・・・そこに映し出されていたのは。
大和「・・・テレビ?」
誰だかわからないお笑い芸人が、コントをしているところが映っていた。
愛奈「!?・・・ま、間違えた。これじゃない。・・・こっち。」
田辺さんは慌てていじくり、また見せてきた。そこに映っていたのは
〝誰かにナイフを刺される俺の姿〟だった。
大和「うわぁっ!?」バッ
俺は大きく1歩後ずさった。
愛奈「・・・これは、あなたの未来。未来といっても、1週間以内に起こること。」
大和「・・・それって。」
愛奈「そういうこと。あなたは・・・」
田辺さんは、1度言葉に詰まり、こう告げた。
愛奈「・・・あなたは、誰かに殺される。1週間以内に。」
コメ来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・颯★改さん
「本当にカオスだったなァ。
だって本当にカオスだもん。
何がカオスってなんてゆーかもうあれだもんね。
・・・アレ?
俺の語彙力・・・。
チッ大和の野郎め。」
→大和「なぜに俺!?」
理子「普段の生活のせいじゃない?」
大和「あぁぁんまぁぁぁりだぁぁぁ!」
新キャラ登場!誰かに似てるとか、そういうの要らないからね。テンプレだからねしょうがないね。
ちなみにですが、このキャラは3ヶ月前から出したいと思っていた子です。
コメント
ミラル ムカデ
語彙力だけに媚びとく??
よりも今から気になる新キャラ
(最近、韻しか踏めない大和ぉー)
颯★改
俺の語彙力の仇!
って感じに刺すんですかねぇ?