女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
142話 まぁ、こうなるよね・・・
俺はやっと〝あーん地獄〟をクリアし、お茶を飲みながら一息ついていた。
あーんが地獄?死にてぇのかお前?そう思う人もいるかもしれないために一応言っておくが、全員チョイスがバラバラな上に、一々喧嘩しながらあーんしてくるんだぞ?
地獄だろ?な?(威圧)
まぁ、そんなことはさておき。
俺が一息ついていると、誰かが肩をトントンと叩いてきた。
俺は首だけ後ろを振り向いた。
大和「・・・奈緒?どうかしたのか?」
叩いてきたのは奈緒だった。何故か、理子と聖菜も連れて。
奈緒「ちょっと来て欲しいのです。」
奈緒は笑顔でそう言った・・・のだが。その笑顔は、まるで裏に何かがあるような、怖い笑みだった。それゆえに、
大和「お・・・おう。分かった。」
こう言うことしか出来なかった。まぁ、断る理由もないしな。
そして、俺たちは奈緒に着いて行った。
奈緒「・・・っと、ここでいいのですよ。」
奈緒は、さっき居た場所からそう遠くない、さっきとは別の桜の木の下に案内した。
聖菜「・・・で、なんの用なの?」
理子「変な用なら怒るよ?」
奈緒「ふふふ・・・まぁまぁ、聖菜先輩に理子先輩。そんな焦らないで欲しいのですよ。・・・すぐに、済ませますのです・・・。」
そう言って奈緒が取り出したのは、2つのチョコだった。
大和「・・・チョコ?」
奈緒「はい、チョコです。・・・〝日頃の感謝を込めて〟作ったのですよ。」
理子「へぇ、そんな1面あったんだ。」
聖菜「別に感謝されるほどのことはやってないと思うけど・・・。」
奈緒「いえいえ、御二方には〝大変お世話になっている〟のですよ・・・。」
・・・何かがおかしい。普通の感謝の言葉のはずなのに、どこかトゲがある言い方だ・・・。
奈緒、一体何が目的なんだ・・・?
奈緒「感謝の気持ちも込めて、あーんしてあげるのですよ。」
そう言って、奈緒は理子に近づいた。
すると、何故か奈緒はこう言ってきた。
奈緒「大和先輩。理子先輩を後ろから羽交い締めにして欲しいのです。」
・・・はぁ?
大和「なんで?」
奈緒「いいから、やってほしいのです。」
大和「いやだから、その理由をだな・・・。」
俺がそういうと、奈緒は
奈緒「うるさい。つべこべ言わずにさっさとやれなのです。」ゴゴゴ
そう、言ってきた。凄い威圧感で。
大和「・・・はい。」
そう言うしかなかった。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
・アニメ好き不登校さん
「今更だけど好きなラノベのタイトル教えてください!」
→調べてみたら、タイトルに著作権はないそうですが、念の為、1文字(長いのは2文字)だけ伏せて載せますね。
・ハ〇ヒシリーズ
・僕は友達が〇ない
・緋〇のアリア
・〇いよれ!〇ャル子さん
・〇ーゲーム・ノー〇イフ
・カ〇ロウデイズ
まだまだありますが、とりあえずこんなもんでどうでしょ。
・ミラル ムカデさん
「テスト終わったら最高の出来のやつ頼みますよ!」
→最高の出来かは分かりませんが、展開が気になる感じに終わらせてみました。こんなことしか出来ないもんで・・・。あ、言い忘れてましたが、テスト終わりました!(いろんな意味で)
・颯★改さん
「毎日更新。
待ってますよ?」
→分かりました。いつか必ずやるので、待っていてください!(冬休みか、春休み辺りに出来ればいいんですけどねぇ・・・。)
コメント
颯★改
カゲロウデイズ!
良いですよね〜
自分も全巻持ってます。