女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

133話 「大胆」かつ「繊細」




この日から、鈴の俺に対する態度はハッキリと変わった。

前までは、親しいけどその間にかべ1枚ある感じだったのだが、今ではそれが無くなった。

・・・無くなったのは別にいいことなんだけどさ、なんていうか、すごく大胆だいたんになった。

毎日、「一緒いっしょにお風呂入ろ!」って言ってくることはまだ可愛かわいいほうで、この頃は、公共の場でもくっついてきたり、寝込ねこみをおそおうとしてきたり・・・。

正直なところ、しんどかった。

・・・でもまぁ、なんていえばいいのやら、鈴の笑顔えがおが増えて嬉しいってのはある。だから、まずは。




大和「この状況、どうすっかな・・・。」

小鈴「zzz…。」スピー

朝起きたら、鈴が隣にいました。




大和「えっと・・・鈴?」

小鈴「んぅ・・・。」

大和「おーい・・・。」

小鈴「んん・・・地獄じごくほのうかれて消えろぉ・・・。」

大和「どんな夢見てんだよ!?てか、はよ起きんかい!」

仕方なく、俺は鈴の弱点である、脇の下に手を伸ばした。

そして、やることはひとつ。

大和「とりゃー。」コチョコチョコチョ…

秘技ひぎ、こちゅこちょ。

その瞬間しゅんかん

小鈴「あひゃひゃひゃ!にゃはははっ!やっ、やめ、ひひひひ・・・!」

思った通り、笑いもだえた。

俺は調子に乗り、さらに強くした。

大和「そりゃそりゃ。」コチョコチョコチョコチョコチョ…

小鈴「わひゃひゃ!お、おにぃ、ほんとにやめ、みゃははははっ!」

どうだ参ったか鈴よ!これにりたら、こういうことは辞めるんだな!

大和「ふっふっふ・・・。」コチョコチョコチョ…

俺がまた調子に乗り、強くしたその瞬間だった。

さっきまで笑ってばかりだった鈴の反応が変わった。

・・・その1部が、こんな感じ。

小鈴「はぅ・・・ふっ・・・ぁ・・・。」

・・・やりすぎた。調子に乗り過ぎた・・・。

反省はしている。後悔こうかいはしてない。




大和「ご、ごめんって。そこまでとは思わなかったんだ・・・。」

小鈴「前から脇の下はダメって言ってたでしょ・・・!?」ピクピク

大和「いや、それはその・・・。お、お前が俺の部屋で寝てるから起こそうと・・・。」

小鈴「普通に起こしてよ!それかキス!」

大和「お前はどこかのお姫様ひめさまか。」

鈴のわがままは、めんどい時がある。今がまさにそれ。

大和「てか、なんで俺の部屋で寝てんの?」

小鈴「ん?なんでって言われても・・・。おにぃが好きだから?」

大和「なんて一途な・・・。や、それじゃ理由になってねぇぞ。」

小鈴「別にいいじゃん。もう親公認おやこうにんのカップルなんだし。」

大和「お前は勘違かんちがいしている。俺とお前は彼氏彼女かれしかのじょの関係じゃない。」

小鈴「じゃあなんだっていうの!?」

大和「兄妹に決まってるだろ頭いとんのか。」

後で、兄妹という関係を再確認さいかくにんさせんとな・・・。将来が不安すぎる・・・。



コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・ミラル ムカデさん
「○○○○○買ってあげよーか?大和くん」

→大和「(いら)ないです。」



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