女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
127話 朝っぱらからなんだってんだ
4月5日。
もう少しで春休みも終わり。が、いつも通り終わっていない。
そのため、一所懸命宿題に精を出していた時。
ヴーッ ヴーッ ヴーッ
俺のスマホが鳴り出した。間隔的に、電話だろうか。
手に取ってみると、やはり電話。「雫」と表示されていた。
珍しいな、あいつが電話なんて・・・。
もう思いながら、電話に出た。
大和「もしもし?」
雫『もしもし。大和くん?』
大和「おう、そうだけど。」
雫「大和くん、今家?」
大和「え?おう、家だぞ。」
雫「ほんと?よかった。いなかったらどうしようと思ってたんだ。」
大和「雫の用事と、俺が家にいるのとで、なんの関係があるんだ?」
雫「ふふ、それはね。」
雫がそう言った時。
ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
大和「ん、誰だ?すまん雫、ちょっと出てくる。」
俺の家には、今誰もいないため、なんでかんで俺が出るようだった。
俺はスマホをもって下に向かった。その間、雫からの返事はなかった。
大和「はーい、どちらさ・・・」ガチャッ
俺が玄関を開けると、そこには。
雫「えへへ、こんにちは。」
雫が、いた。
・・・いや、正確には雫だけじゃなかった。
奈緒「おはようございますなのです!」
加奈「よ、大和。」
理子「やぁやぁ我こそは(ry」
聖菜「おはよ、大和くん。」
ハレム同好会のみんなが、何故か俺の家に大集合していた。
大和「え、ちょ、みんな・・・?」
雫「ごめんね突然。あ、電話切っていいよ。」
大和「あ、おう。」ピッ
スマホに通話終了と表示される。
大和「で、なんでここに?」
聖菜「大和くん、どうせまだ、宿題終わってないでしょ。」
大和「悪かったな終わってなくて。最後にガーッとやる主義なの。」
理子「そういって、いつも終わってないじゃん。」
大和「・・・返す言葉もございません・・・。」
雫「だから、私たちで手伝おうと思って。」
奈緒「先輩、私も終わってないので大丈夫なのですよ!一緒に頑張りましょ?」
奈緒も終わってないのかよ・・・。
加奈「まぁ、あたいも終わってないけどな!」
大和「お前もかい!」
終わってない奴らはなぜ来たし。
理子「まぁ、そういうことだから。お邪魔しま~す。」
大和「ちょ」
聖菜「お邪魔します。」
加奈「邪魔するぜ~。」
奈緒「お邪魔するのですよ~。」
雫「お邪魔しますね。」
続々と、俺の家に入っていく一行。
てか、お邪魔と思うなら入ってこないで欲しいなぁ・・・。
俺はため息をつきながら、仕方なく自室に案内した。
仕方なく、な。
たまに、加奈の一人称(あたい)を忘れてしまう、今日この頃。
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