女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

122話 目の前イチャラブまじウザイ




大和「ただいま~」

佳穂「おかえり大和。ねぇ、小鈴をどうにかしてよ。あの格好で、ずっと居るって言うのよ。」

大和「それなら、ちゃんと説得してきたぜ。」

佳穂「あらそう?ならいいんだけど。全く、年頃としごろにもなってあの子は・・・。帰ってきた一言目が、ただいまより先に〝今日は裸エプロンでいる!〟よ?結婚けっこんなんてしたらどうなっちゃうのかしら・・・。」

大和「はは、は・・・。」

あいつには、今度きちんと言っておかないとな・・・。

蒼龍「ただいま~っと。・・・お、大和。」

大和「父さんおかえり。いつもより遅かったんじゃない?」

蒼龍「いや~、すまんすまん。ちょっとしたトラブルがな・・・。」

佳穂「なに?なんかやらかしてきたの?」

蒼龍「いや、俺じゃなくて俺の部下が。まぁ、責任は俺なんだけどさ。入ってまだ1年目だし、仕方ないっちゃ仕方ないんだけどさ・・・。」

佳穂「・・・大変なのね。」

そう言うと、母さんは父さんに近づいた。

佳穂「えらいえらい。」ナデナデ

蒼龍「お・・・おい、子供の前だぞ?」

佳穂「いいじゃない別に。ラブラブなんだから。」ギュー

蒼龍「ちょ・・・。ま、いいか。」ギュー

うわぁ・・・。目の前でじゃれあってるよ、この人たち・・・なにが〝ま、いいか〟だ。何も良くないわ。

すると

小鈴「・・・おにぃ。」ツンツン

大和「ん?・・・あぁ、鈴か。どうした?」

小鈴「・・・。」

大和「・・・鈴?」

どうしたものか思ったその時。

小鈴「えぇい、ままよ!」ギューッ

大和「What!?」

妹に抱きつかれた。いやまぁ、別にどうってことないけどさ。仲睦なかむつまじい兄妹の、スキンシップだろ?・・・だよね?

小鈴「おにぃ~おにぃ~。」ギュースリスリ

大和「ちょ・・・どうした?」

小鈴「えへへ~、なんでもないよ?」

あ、可愛かわいい。いい匂いが・・・って!何考えてんだ俺は!!妹だぞ!?目の前にいるのは、血のつながった妹だそ!?

冷静になるために、小鈴から目をそらすと

蒼龍「ん・・・。」

佳穂「んぅ・・・。」

大和「」

キスしてた。親が、子の前で。

それに気づいた鈴が、こんなことを言いやがった。

小鈴「私達もキスする?」

大和「ばっ・・・!ダメに決まってんだろ!」

妹とキスとか・・・1番しちゃいけないだろ!そもそも、妹とキスするやつがどこにいるんだ!!

・・・なんか、いる気がしてきた。そういえば、どこかにいたような・・・。

小鈴「・・・もうっ!じれったいなぁ!」チュッ

大和「・・・!?!?」

俺が考え事をしていたら、いきなりキスしてきやがった・・・。

小鈴「ん・・・。」ギューチュッ

しかも、抱きついた状態で。




・・・数十秒後。

小鈴「・・・ぷぁっ。」パッ

やっと、開放された・・・。

大和「(  °  .  °   )」ポカーン

小鈴「えへへ・・・じゃあおにぃ!上行こ上!ゲームしよ!」タタタッ

大和「・・・え、あ、お、おう。」トトッ

俺はふわふわとしながら、上の階に登って行った。

・・・ちなみに、親達はまだキスしてた。勘弁かんべんしてくれ・・・。



コメが来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・ずっと一緒だよ さん
「おいごりゃ免許持ってるのか?早く免許見せろあくしろよ お前ら俺について来い」

→はい(小声)

・アニメ好き不登校さん
「裸エプロンいいよね!」

→ですよね!特に獣人族の裸エプロン(要は、獣耳と尻尾のある女の子の裸エプロン姿)は最高です、はい。

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コメント

  • ぷそライク零

    んー、裸エプロンのまんま抱きつかれたんかいな?被害者Yさん「すまん・・・鈴・・・その、色々・・・当たってるんだが・・・!?」

    1
  • アニメ好き不登校

    同士よ‼️

    1
  • 颯★改

    ↓ルート希望

    1
  • ミラル ムカデ

    鈴もなかなかやりますねぇー
    このまま妹ルート突入?

    2
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