女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

70話 ゲームの中も楽じゃねぇ その5




4人「は?」

理子、聖菜、奈緒、雫がポカンと口を開く。

妖精「私をただの妖精だと思っていたんですか?馬鹿ばかですねぇ・・・」

理子「ば、馬鹿って言ったね!馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ!」

聖菜「そうだそうだ!」ブーブー

理子たちがブーイングをかます。

だが、いろんなRPGをクリアしてきた俺にとって、それは不思議ふしぎでもなんでもなかった。

妖精「・・・あなたはおどろかないんですね。」

大和「まぁ、な。テンプレだしなぁ・・・。」

妖精「あなたは、頭が回るようですね。他の4人は馬鹿ですが。」

理子「に、2度も言ったね!親父おやじにも言われたこと・・・あったわ。」

聖菜「・・・まぁ。」

奈緒「なんとなく・・・。」

雫「言われてそうですものね・・・。」

理子「なんか言った?」ゴゴゴ

3人「いえ何も」:(´◦ω◦`):ガクブル

女子4人がたわむれている頃、加奈と中守先生はお茶とクッキーでくつろいでいた。

妖精「と、とにかく!」

妖精が場の空気を変えるため、大声で言う。

妖精「私は次期魔王なんです!逆らうやつは・・・✕しちゃうぞ♪」

妖精がにこやかな笑顔で言った。

大和「・・・なぁ、理子。」

理子「なに?」

大和「俺、はよ帰りたいんだわ。」

理子「う、うん。」

大和「だからさ、理子。俺が合図したら、スマホに電話かけてくれない?」

理子「・・・え?なんで?」

大和「いいからいいから。な?頼むよ。」

理子「いやまぁ、別にいいけどさ・・・。なんで電話?」

大和「俺、ちょっとすごい作戦思いついたんだわ。」









大和「‘次期’魔王を倒す作戦を、な。」




大和「なぁ、妖精さんよ。」

妖精「なんです?」

大和「これ、なんだか分かるか?」

俺はスマホを取り出し、妖精に見せる。

妖精「・・・?なんですか、これ?」

大和「これはスマホって言ってな、遠くの人と会話できたり、ゲームもできるんだわ。」

妖精「はぁ。」

大和「ちょっと見てろ。・・・理子。」

理子「ほいきた!」ピッ

理子が俺に電話をかける。

ちなみにだが、俺のスマホは今‘マナーモード’になっている。

つまるところ、こうなる。

ヴーッ  ヴーッ  ヴーッ

スマホから、バイブ音が聞こえる。

大和「加奈、雫、奈緒。妖精さんを手厚てあつく取りおさえろ。」

3人「イエッサー!」

3人が、目にも止まらぬ速さで取り抑える。

妖精「な、なにするんですか!」

大和「こうすんの。」

俺は妖精に近づき






バイブの鳴っている、スマホを押し付けた。

妖精「ギャハハハハッ!ひぃ、やめ、ギャハハハハッ!」

妖精が大声で笑い出した。

大和「あ、ちなみに、元の世界に戻すまでこのままだから。」

妖精「そんな、ギャハハハハッ!し、死んじゃ、ウハハハッ!」

大和「ほら、はやく降参こうさんしたら?」

妖精「わ、わかりましたから!これ止めてー!」ギャハハッ

大和「理子。」

理子「はいよ。」

理子が呼び出しを止めた。

大和「ほらはよ戻せ。」

妖精「わかりましたよ・・・。適当なところでいいよね。」ボソッ

大和「理子。」

理子「えい。」ピッ

ヴーッ ヴーッ ヴーッ

妖精「わかりましたからっ!ちゃんとしたところに戻しますから!」

大和「分かればいいんだ。」ピッ

妖精「えーい、元の世界に戻れー!」

妖精がそういうと、体が光出した。

大和「じゃあの~。・・・あ!」

俺はあることを思い出して言った。





大和「妖精!スカートの中、見てみるといいぞ!」シュンッ




大和「・・・んん?」

俺はムクリと起き上がった。

・・・戻ってきたみたいだな。

俺はふと、あることを考え、CSを開き、ゲームを起動きどうした。

・・・が、ゲームがつくことは無かった。

大和「流石にこりたってこったな。さて、もう一眠りすっか。」

俺は眠気ねむけに身を任せ、またソファに倒れた。




妖精「・・・スカートの中?」

ピラッ

ビチャッ

妖精「・・・っ~~~/////」





妖精「あのクソガキ~~!!////」




ゲーム編、終了!

最後のところは・・・皆さんの想像におまかせします。


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コメント

  • 颯★改

    なるほど作者さんはガンダムも知ってると・・・

    5
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