女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
65話 テンプレ?当たり前だよなぁ。
プレゼント交換も終わり、俺らは適当にくつろいでいた。
奈緒に関しては、まだ手袋とマフラーをいじってるけどな。
ふと気になり、理子にこんなことを聞いてみた。
大和「なぁ、クリスマスパーティの内容ってこれだけか?」
すると、理子がすくっと立ち上がった。
理子「よくぞ聞いてくれました!」
親指をたて、グッジョブと言わんばかりにこっちに向けた。
・・・いや、正式にはグッジョブと言っていた。目で。どうやら、切り出すタイミングを逃していたらしい。
理子「実は・・・じゃーん!これをやろうと思ってさ!」
理子は鞄から何かを取り出した。
大和「・・・ハーレム勇者の冒険?」
パッケージには、「ハーレム勇者の冒険(ウラヤマ~)」と書かれていた。
・・・ん?待てよ。
聖菜「それ・・・CSのゲームでしょ?」
そう、ハレ冒は満天館が出している、CSのゲーム。
この部屋には、CSはない。
理子「大丈夫!」
理子がバッグの隣にあった紙袋を持ち上げる。
理子「テッテレー!」
理子がなにか出てきそうなBGMとともに、大量のCSとソフトを取り出した。
雫「こ、こんなにどうしたんですか?」
大和「・・・理子の父親は、ゲームマニアなんだよ。だから、同じのを何個も買ってくるんだ。」
理子「そ。だからそのうちの何個かをパク・・・借りてきたんだ!」
大和「おい」
無断だった。
奈緒「まぁまぁ大和先輩。どうせ暇なんだからいいんじゃないのですか?」
大和「ん・・・まぁそうだが・・・」
加奈「ほら、やろうぜ!」
大和「・・・はぁ、わかったよ。」
俺はちょっとやってみたいというのもあり、簡単に折れた。
理子「それじゃ、始めよー!」
みんなしてソフトをいれ、CSを立ちあげる。
そして、ゲーム画面が出てきてため、スタートボタンを押した。
・・・が。
一向に始まる気配は無く、それどころか、画面が渦を巻いてきた。
大和「・・・なぁ、理子。」
理子「・・・なに?」
大和「・・・俺、こういう展開をマンガで見たことあるんだけどさ。」
理子「・・・私も。」
聖菜「・・・同じく。」
雫「私もです・・・。」
奈緒「私もあるのです・・・。」
加奈「テッパンだよな。」
中守「ですね。」
大和「こういう時って、大抵さ・・・」
大和「ゲームの中に入れられちゃうよね。」
俺がそう言った瞬間、画面の渦が強くなり、俺たちはどんどん吸い込まれていった。
もうほとんど飲み込まれたとき、俺はこう言い放った。
大和「やっぱり、か。このテンプレ大魔王め。」
任○○さん、ごめんなさいm(_ _)m
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