58話グッダグダのオワコン(再来)+α

その後も、俺らは王様の命令に苦しみながらも楽しくやっていた。

「5番は終わりまで語尾ごびに『にゃ』を付ける！」by理子

「こ、これは恥ずかしいのです･･･にゃ///」by奈緒

「6番はネット用語で喋ってください♪」by雫

「やばたにえん！(｀・∀・´)」by加奈

「3番は王様に隠かくしてる秘密ひみつを言ってもらおうか！」by俺

「プールのとき、大和のパンツを盗ぬすんだのは私です。」

「変態へんたいと呼んでやろうか？」by俺

「おまわりさーん！ここに窃盗犯せっとうはんがいるにゃー！」by聖菜

まぁ、こんな感じだった。(ちなみに、理子はあとで生徒指導せいとしどうとなった。先生のいるところでバラすなんてアホだね！)

そして、王様ゲームもそろそろ終盤しゅうばんとなった。

「下校時刻げこうじこくまでもうすぐだし、そろそろ終わりにするか。」

「おっそうだな」

「じゃ、次で最後にしよっか。」

「うん。じゃ、みんな引いて～」

理子の合図でくじを掴つかむ。

「じゃ、いくよ！せーの」

「王様だーれだ！」×7

「キタコレwww」by加奈

加奈だった。てかうざいな、なんか。

「加奈ちゃん。ネット用語うざいからストップで。」

理子も同じことを思っていたらしい。

「おう、わかった。案外気に入ってたんだけどな･･･。」

気に入ったらしいですよ奥さん。(ネタの使い回し)

「じゃー、やっぱり最後は～･･･」

･･･なんか、嫌いやな予感よかんがする。

まぁ、その予感は大的中だったんだけどさ。

「4番と5番がキス！」

「いや･･･そういうのはなしって言っただろ？」

俺は加奈に言った。が、

「え？あたいはなんも言われてないけど？」

そうだったのだ。加奈と中守先生が来たのは、俺がそういう系はなしと言ったあとで、その事について、説明していなかったのだ。

あ～あ･･･マジかよ･･･。

「あの、おもったんですけどにゃ」

奈緒が口を開く。こういう時でもちゃんと命令に従っているのはさすがと言える。

「キスって･･･そもそも○ロ方面なんですかにゃ？」

･･･え？

「そうだ！そうだよ！別にキスはそっち方面じゃないじゃん！」

「そうだね！4と5は誰？」

「ええと･･･4は私なのですにゃ。」

「奈緒か～、5はだれ？私は1だから違うよ～。」

いやいや･･･え？

「私も違います。」

「私も」

「先生も違うなぁ」

「ん･･･？ということは･･･まさか！」

みんながバッとこっちをみる。

そう、俺の手元にある割り箸には

5番とかいてあるのだった。

「･･･///」by奈緒

どうすりゃいい？

どれが正解なんだ？

「いいなぁ、私も4番がよかった･･･。」

「いいな～」

「奈緒ちゃん･･･。」

「ちぇ、女同士が顔を赤くしながらキスするとこがみたかったんだけどな。」

「やっぱりそれが目的かよ！！」

腹黒いやつだった。

「奈緒ちゃん、先生が代わってあげてもいいんだよ？」

「どうしてそうなるのですかにゃ！？この地は絶対に譲ゆずらないのですにゃ！！」

律儀りちぎに命令を守る奈緒。

「大和！どうせなら全員にキスしちゃえよ！」

「それはもう前にやったんだよ！」

「でもその時はあたいと先生はいなかったよな？」

「う」

「な？だから、やっちまえ。手始めに、あたいにキスしちまえ。」

そんなことをいう加奈。

まわりを見ると、顔を赤くする人もいれば、「私が命令されたのですにゃー！！」と、1番じゃないことを怒るもの(ただし、1人)もいた。

「･･････はぁ、わかったよ。俺も男だ。腹を括くくるよ･･･。」

「大和！」

「ただし、1番は奈緒。ちゃんと命令も守ってるしな。」

「大和先輩･･･！嬉うれしいのですにゃ///」

「ちぇ･･･まぁいいや。」

加奈はあっさりと下がった。

俺は奈緒に近づき、そして

「うえへへへぇ･･･////」×6

俺はまた、キス魔となった。

どうも作者のko-sukeです。今回は皆様に少し聞きたいことがあります。

それは、キャラのセリフについてです。

誰が喋しゃべっているか、分かりますか？分かりにくかったりしませんか？

たとえば、最初に

大和「うぇーい」

こんな感じに、名前つけた方がいいですかね？

コメントで、今まで通りでいいか、名前つけた方がいいか、教えていただけると嬉しいです。