女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
55話 ○○ゲーム(憂鬱&犯罪)
3日目のテストが終了した日、俺は重い足取りで遊戯室に向かっていた。
前と一緒?キニスンナ。
ちなみに、理子と聖菜は軽々とした、もはやスキップでもしそうな足取りで教室から出ていった。
「・・・はぁ。」
俺はため息をつきながらドアを開けた。
「遅かったね大和!早く席について!」
理子が俺のことを待っていたとばかりに、仁王立ちしていた。
前を見ると、ホワイトボードに「本日の同好会!ゲームを楽しもう!」と書かれていた。
「そのホワイトボード、どうしたんだよ?」
「倉庫に置いてあったからもらってきた!聖菜ちゃんと2人で!」
理子がえっへんと胸を張りながらいった。
あぁ、そういえば理子と聖菜は倉庫の掃除当番だったっけ。
・・・ん?あれは・・・?
「なぁ、理子に聖菜。」
「「ん?」」
「俺の目がおかしくなったんじゃなければ、あのホワイトボードの横に、『生徒会備品  持ち運び厳禁!』って書いてあるんだが・・・。」
「「・・・。」」プイッ
「・・・先生にはOKもらったのか?」
「「・・・。」」ププイッ
「おいこら」
「「♪~(´ε`;)ピュー」」
全くもって、窃盗だった。
「ま、まぁいいじゃん!」
「そ、そうだよ!すこしくらい・・・」
何がいいのか、何がすこしくらいなのか俺には全くわからなかった。
だがまぁ、俺も返しに行くのがだるかったので、黙っておくことにした。
「で?何をすんだよ?」
「うーん、そうだなぁ・・・」
聖菜が考えている時、ガチャッと音がし、2人の少女が入ってきた。
「こんにちは♪」
「・・・こんにちはなのです。」ズーン
雫と奈緒だった。
奈緒は・・・どうやら、俺と同じ境遇らしい。ドンマイ。
「うーん・・・みんな、どんなゲームがしたい?」
しびれを切らしたのか、理子が問いただした。
「ゲーム・・・ですか?」
「そ。なんでもいいんだけどね・・・ボードゲームとか、テレビゲームとか。」
「そうだな・・・トリテスか、ウメビスはどうだ?」
俺が意見をする。
「「「「却下」」」」
即答だった。しかも、満場一致。
「・・・そうか。」
俺はうなだれた。
「ね、ねぇ皆!」
聖菜が声を上げる。
「ん?なんだ?」
「どうしたの?」
「「??」」
俺たちは、聖菜の方を見た。
「王様ゲームなんて・・・どうかな?」
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コメント
tako-yan
いつも投稿ご苦労様です。たまには休んでもいいですからね?