神様と始める異世界冒険«異世界英雄譚»

タカキヨ

第1章 1話 これって異世界召喚?(1)

                                   

最初何が起こったか分からなかった。
                               



「けんちゃーん!今日は、お寺に御参りにいくんでしょ!?」

    そう声をかけてきたのは、俺の幼馴染みの
四ノ宮真希しのみやまきだ。

    こいつは、どこでも居るような俺とは違い、スポーツ万能・博学多才・容姿端麗いわゆる学校のマドンナ的存在だ、モテるのだ。

「お、おう。わかってるよ。」
「ほんとにぃ〜?じゃ〜今日も一緒に帰ろうね!」
「あ、ちょ」
「じゃ〜そうゆうことでぇ〜校門で待ってるからね。」
「お、おい!」
「いいなぁーお前、あの真希ちゃんと一緒に帰れるなんて、羨まし過ぎだろ。」

   今喋ったこいつが俺の親友の、堺智樹さかいともきだ。
こいつも俺と同じくどこにでもいそうな取り柄のない高校男児だ。

「お前馬鹿だな一緒にいるだけで殺されそうになるんだぞ高校の奴らに。」
 「まぁ真希ちゃんは、モテモテだからな。」
 「俺らとなんて釣り合わねぇーよ、釣り合うのはイケメンで天才の奴ぐらいだよ。」
  「だよなw」
   「しかも、今の所は誰一人告白してもOKされてねぇーんだし、手の届かない存在だよ。」
  「てかよ、そろそろ行った方がいいんじゃねぇーのまた、他校の奴にナンパされるぞw」
  「まためんどくさいことにならないうちに行くわ。  じゃーなw」
  「あー、またなw」

   そう言いながら俺は、走って真希が待っている校門に向かった。

「おーい、待ったか?」
 「もぉ〜、遅いよけんちゃ〜んw」
 「ごめんごめん、智樹とちょっと話してたんだよ。」
  「ほんと、仲いいよねぇ〜」
「まぁな、中学の時からの付き合いだからなw」
「てか、早く行こ〜今日は、大事な日でしょ!」
「ああ、そうだな。」

そう、今日は俺の親の命日だ俺の家族は事故で、死んだ。俺1人を残して。

今では、一人暮らしている、そんな、俺を悲しませないように真希は、毎日俺と一緒に帰っくれている。たまに、世話をやきに俺の家に来て飯を作ってくれたりするけど。

まぁーそうゆう訳で今から神社にある俺の親の御参りに真希と二人で行くという訳だ。


「お前まで毎回来なくてもいいのに。」
「別にけんちゃんのためにいってるんじゃないし! けんちゃんの親には、親切にしてもらったからきてるんだし!」
「まぁ俺の親は、お前の事家族みたいに可愛がってたもんなw」
「そんな事より着いたよ!」

そんな事を喋ってるうちにどうやら目的のお寺に着いたらしい。

「あれ、もぉ着いたのか?」
「てか、いつものお坊さんいないね?」
「そうだな、風邪でも引いて休んでるんじゃないか?」
「そうかなぁー?風邪引くような人には見えなかったけど?」

いつもお寺の石階段を掃除している若い坊主のお坊さんが今日はいない。

「てか、けんちゃんひとがいないよ?」
「ほんとだ!誰もいない?」
「ちょっと、本堂に行ってみようよ!そこになら人が居ると思うし何かあったんじゃないかな?」
「そうだな行ってみるか。」

おいおい、フラグみたいな事を言うなよw
頭の中でツッコミを入れながら走って行く真希を追いかける。

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