死んでしまったので神様とともに異世界で新しい人生スタートします。

りゅう

女神の怒り










「囲まれてますね…春斗さん、コリンちゃんを守ってあげてください」

周囲を確認してクレアは僕たちの前に立つ。

「いるのはわかっています。大人しく出てきなさい」
「ふふふ、今日はついてるなぁ。エルフの女を捕獲出来ただけでもラッキーなのに上物の人間の女に狐型の獣人の娘付きとは…」
「本当に狩りがいがあるな…あの人間は売る前にいろいろ楽しませて貰いたいなぁ…」

クレアの声を聞き数十人の男たちが周りの草むらから飛び出して来た。

「奴隷商人ですか…大人しく帰ってまともに働くというなら見逃しますがどうしますか?」
「あ、何言ってんだ?おい、お前ら3匹とも逃すんじゃねえぞ。さっさと首輪をつけて大人しくさせちまえ」

1人の男がそう叫ぶと全員が一斉に襲いかかって来た。

「クリエイト:女神の聖剣」

クレアが女神の聖剣を作り出して構える。

「奴隷商人、罪のない人を奴隷として売りお金を稼ぐ救いようのない馬鹿者たち…仕方ない…今まで罪のないのに奴隷にされた人々たちの恨みを知れ…これは創造神からの裁きと知れ」

クレアは声に怒りを混ぜながら女神の聖剣を構える。

女神の聖剣ヴァルキリアス

一瞬にして奴隷商人たちは消滅した。

「地獄で正式な裁きを受けなさい…無数の罪なき人々の人生を狂わせた罪は重いぞ…」

クレアはそう呟きながら女神の聖剣を消す。女神としての役目を果たす際のクレアは悲しそうでとても見ていられるものではなかった。

「さあ、もう大丈夫ですよ。奴隷商人たちはもういませんから…」

近くにあった奴隷商人たちの拠点、その中にあった1つの檻を破壊してクレアが言う。
中には金髪の可愛らしいエルフの女の子が入っていた。エルフというだけあって耳が長く胸がでかい。

「今、拘束を解いてあげるね」

僕はエルフの女の子の子につけられた手枷と足枷、首輪を外そうとする。

「外れない…」

手枷、足枷を強引に外そうとするが外れない手枷は普通の今にも外れそうな手錠、足枷は両足に重りを繋がれたものがつけられていた。

「魔道具ですね。おそらくさっきの奴隷商人しか外せないタイプの…」

クレアが悔しそうに呟く。

「あの、ご主人様…私のことならお気になさらないでください」

エルフの女の子は震えながら僕に言う。

「奴隷化の首輪…つけられてから最初に見た人を主人とし強制的に服従させる首輪…」

コリンちゃんが震えながらボソッと呟く。え、じゃあ、もしかして僕、この子のご主人様になっちゃったの?











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