死んでしまったので神様とともに異世界で新しい人生スタートします。

りゅう

創造神














「さて、ここから数十メートル先に進んだところにクレイジーモンキーが住み着いているみたいですね。春斗さん、先に進む前に私の魔法を教えます」

「え、教えますって急に言われても…」

「大丈夫です。春斗さんはすでに創造神のみが扱える魔法の劣化版魔法を使える状態です。私の言う通りにしてください」

「わかりました…」

どうやら魔法は使える状態らしいのでためしてみることにする。

「まずは私が見本を見せますので見ててください」

クレアはそう言いながら手を前に伸ばす。そして目をつぶってゆっくりと唱える。

「クリエイト:ソード」

クレアがそう唱えるとクレアの前に剣が現れる。クレアはゆっくりとその剣を掴む。

「これが私の魔法です。本来クリエイト系の魔法は水や土、火などを生み出すための魔法ですが私の魔法は武器を作れます。水などを生み出せるようになりたいなら水属性のクリエイト魔法を覚えてください」

「えーと、つまり今の僕は武器しか作れないってことですか?」

「はい。精神を集中させて頭の中に剣をイメージしてクリエイト:ソードと唱えてください」

クレアに言われた通り僕は頭の中に剣をイメージする。

「クリエイト:ソード」

僕がそう唱えると僕の前に剣が現れる。

「慣れれば見た目や重さなども調整できるようになりますよ」

そう言いながらクレアは様々な見た目の剣をあっという間に作り上げた。

「剣以外にも弓や槍、盾、薙刀、斧といろいろ作れるようになりますよ」

そう言いながらクレアは様々な武器を創り出した。

「ねえ…一緒に武器屋をやらない?すごく儲かると思うんだけど…儲けたお金で家とか買って2人で生活しない?」

「お断りします。私の魔法はお金稼ぎのためにあるんじゃないんですから…それに私の魔法で作った武器は数時間経てば消滅しちゃいますし…」

くそう…武器屋として2人で生きていく夢があっさりと破られた……

「さて、ところで春斗さん、今クレイジーモンキーの群れに囲まれているのは気づいてますか?」

クレアにそう言われて周囲を注意深く見回す。あっ、なんかいる……

僕がクレイジーモンキーの1匹と目を合わせた瞬間僕たちを囲んでいたクレイジーモンキーが一斉に襲いかかってきた。

「クレア、クレア、やばい…なんとかして〜」

「落ち着いてください春斗さん、慌てないで聞いてください。今の春斗さんはせいぜい単純な構造の武器を作ることしか出来ません。ですが私クラスになれば…」

「そんなこと言ってないではやく、やばい、すぐそこまで来てるから!」

「クリエイト:流星剣」

クレアがそう唱えた直後、クレイジーモンキーたちの上空に無数の剣が出現、そして猛スピードで落下しクレイジーモンキーを1匹も逃さずに串刺しにする。

「強すぎだろ……」

「一応神ですから…でも春斗さん、女の子にその言い方はないと思いますよ」

クレアは僕の方を振り向きにっこりと笑いながらそう言った。

















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