チートなダンジョン運営〜No.1目指します〜

ロータス

第1回反省会

 俺とゴブリン達の模擬戦は5分とかからず俺の勝利で終わった。

「おーい、今から反省会するから起きろー。」

 生活魔法のアクアを使いバケツ一杯分ぐらいの量の水を全員の顔にかけて起こしていった。

「みんな言いたいことがあるようだがとりあえずコアルームに戻るぞ。」

 俺は反省会をするために机と椅子を人数分コアルームに召喚した。お値段なんと合計25000円。高いか安いかわからんな。

「みんな座ってくれ、第1回模擬戦反省会を始めるぞー。」

 おっと、その前に俺は迷宮エリアの小部屋に通話を繋げた。

「1度話し合いをするから戻ってきてくれ。」

 それから5分ほどして1体のゴブリンが部屋に入ってきた。

「おう、お疲れ。順調のようだな。とりあえず座って反省会に参加してくれ。」

 全員席に座ったところで俺は反省会を始めた。

「まずは、何か言いたいことのある人ー?」

「では、私から言わせていただきます。マスターはなぜあんなに強いのでしょうか?」

「あー、それね。やっぱ説明いる?」

「できればお願いしたいです。」

 ギルに続き他のゴブリン達も凄い勢いで頷いていた。

「俺は家の事情で小さい頃から戦闘に関する訓練を常に受けていて、剣術に弓術、柔道や合気道な様々な武術を全て極めたからな。そこそこやれるってわけだ。」

 俺は、武術に才能があったようで教えられた武術は全てその道を極めた人物と戦い倒してきた。その中でも俺は刀術が本来は得意なのだが、こっちの世界にはまさかの存在しない。世界一の刀匠に作り方を習ったから知識はあるのだが、いかんせん俺は生産系になると使い物にならなくなる。いつか生産の得意な魔物が召喚できるようになったら作らせてみるつもりだ。

「さすがはマスター。我々とは格が違う。」

「いやいや、こんなもんすぐ出来るようになるさ。」

 実際リョウは、半年もあれば極めることができるようになっていたがそれがどれほど異常なことか理解していなかった。

 それからは、ゴブリン達にそれぞれの弱点を教えこれからの訓練内容について話し合った。

 その結果、今は迷路エリアとランクエリアのふたつに分かれている分岐点、これからはエントランスと呼ぶがそのエントランスに新しく1本通路を作ることにした。

 その名もチャレンジエリアだ。今の状況で今あるエリア2つをクリアしボス部屋まで来る探索者はほとんどいない。そうなると、必然的に初期メンバーのレベル上げができなくなってしまう。

 そこで、レベルアップができるようにと考えたのがチャレンジエリアだ。このエリアは、ランクエリアと似たような仕組みだがランクエリアは少し各部屋間の通路に罠を設置してあるがこのエリアは正真正名部屋を並べただけのエリアにする。

 そして、そこには初期メンバーそれぞれに大部屋を与えそれぞれにゴブリンを10体ずつ配置する。今の探索者達にはほぼ攻略不可能なチャレンジのエリアにする。

 それだけだと挑戦者は誰も来ないだろうから、そこには5万円の宝箱を各部屋に設置し突破すれば得られるようにしようと思っている。

 その為にもまずはお金を貯め全員をネームドモンスターにする必要がある。なぜそうする必要があるのかというと、ネームドモンスターのメリットの1つにたとえ死ぬようなことがあってもそのモンスターのお金の1000倍のお金を払うことによって復活することふができるようになるという素晴らしい効果があるのだ。

 つまり、ゴブリンは200円なので20万円で復活出来ることになる。俺なら余裕で出せる金額のため、これからの主要メンバーになってもらいたいゴブリン達には惜しみなく使うつもりだ。

「まあ、このエリアは金がまだ全然足りてないからもう少し時間がかかるが必ず作ることを約束する。」

「私たちのためにそこまでしてくださり、感謝しております。必ずやご期待に応えてみせます。」

 他のゴブリン達も、頷いていた。

「じゃあ、最後にさっき呼び戻した暗殺ゴブリンについて話しておこう。こいつには、みんなとは違いもうすでにダンジョンで探索者を相手に戦ってもらっている。」

 すでに俺は、暗殺ゴブリンを迷宮エリアに出していたのだ。理由は、単純に俺が暗殺者とかそっち系が好きっていうのもあるが初期メンバーがどこまで通用するのか試したいというのもあった。

「結果の方は、今のところ相手のレベルが低すぎてよくわからない。探索者達は自分が何にやられたのかもわからない様子だった。」

 実際、背後から気配を隠蔽した状態で次々にやられていく様は見ていて心が踊った。

「これからも、暗殺ゴブリンには迷路エリアで活動してもらう予定だ。ネームドじゃない今は無理をしないように頼む。」

「ゴブ!」

「俺からは以上だ他に何か言いたいことのある奴は?」

 誰もいないようだな。

「それじゃあ、第1回反省会を終わるぞ。」

 ギル達は、さっき俺が指摘したところを早速試してみたいのかボス部屋へさっさと戻っていった。
 俺はすることがないため、いつも通り身体強化を使いながら探索者達の様子を眺めることにした。

 「ポーン!」

 もう日が暮れる前の18時ごろだった。いきなり電子音が聞こえた。

 [撃退ポイントが100Pになり、ダンジョンレベルが2に上がりました。]

 おー。もうレベルが上がったか。俺のダンジョンはコンティニューありだから探索者を殺せば1P、撃退すれば0.5P入るためそこそこの探索者が攻略にきたことになる。

 これで、2階層が作れるようになったな。他にも何か追加要素があるかもしれないし後で探してみるか。
 まあ今のところ2階層の必要性を感じないし、今は初期メンバー5人の名前つけのために2500万円貯めないといけないからな。

 色々考えているうちに日も暮れてダンジョン内にいる探索者もいなくなった。

「今日は、たくさん来ましたねマスター。」

 訓練を終えこっちに来ていたギルが言った。

「そうだな。でもまだ2日目だ。今日来た探索者達も何組かは宝箱を見つけて持っていったようだし、明日からもっと増えると思うぞ。」

 今日来た探索者はダンジョン機能の1つのダンジョン記録によると132人。そのうち死亡者が96名となっていた。
 宝箱は5000円が2つ、10000円が1つ、20000円が2つだった。

「今回の利益は、ドロップ品の鉄がそこそこと死亡者が落としていったお金約85万円から宝箱の分を引いて約80万弱になった。」

 これがどれぐらい稼げているか分からないが、俺には調味料生成機があるしおまけとしか考えていない。むしろドロップ品が確保できた方が俺としては嬉しい。

「ギル達には、明日から部下をかく10体ずつ預けるつもりだ。各々訓練をするよう伝えてくれ。」

「わかりました。期待に応えられるよう全力で務めさせていただきます!」

「まあ、もう少し時間がかかるし焦らず頑張れ。」

 俺は侵入者が来たらアラームが鳴るよう設定して自分の部屋に戻った。

「そういえば、ダンジョンレベル上がったし部屋のアップグレードでもしようかな。」

 俺はメニューを開き、部屋のアップグレードを探した。

「あったあった、25万か。俺以外のダンジョンマスター達は厳しいんじゃないかこの値段だと?」

 俺には余裕があるため特に何も考えずアップグレードを押した。すると部屋が一瞬光に包まれ光りが収まると、
6畳ほどだった部屋が8畳と6畳の部屋2つになり、ちょっとボロいがキッチンがついた。

「おー、広くなったなー。でもキッチンかー。」

 確かにこの世界に来てから、まだ一度も食事をとっていないが、さっき召喚リストを確認したが召喚できる魔物は増えておらず、まだ料理できる人がいないので俺的にはお風呂が良かった。

「まあ、そのうち召喚できるようになるか。」

 俺は、アップグレードして少しふわふわになったベッドに横になり眠った。




  所持金:   950万円(1万円未満切り捨て)







   リョウのステータス

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     名前: リョウ
     種族: 人族
  レベル:  12
     
     体力: E
     魔力: D
     攻撃: E
     耐久: F
     速さ: E
     魔攻: F
     魔防: F
     器用: F
     運   :  S

  <ノーマルスキル>
        鑑定LvMAX、武術Lv3、全魔法Lv4

  <ユニークスキル>
        経験値支配Lv1、指揮強化

  <称号>
       博打マスター
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コメント

  • ユーノ

    もう更新はされないのでしょうか???
    面白かったので更新されるの待ってます

    0
  • ノベルバユーザー268718

    俺面白かったです更新楽しみです

    0
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