チートなダンジョン運営〜No.1目指します〜
初めての召喚とチートの再確認
 ギルマスと今後の売買について話し合った結果、買取価格は相場の1グラム100円で、いつでもギルドで買い取れる量なら買い取ってくれることになった。
 今回は5キロの買い取りで500000円になった。
「これからお願いしますねリュウくん。」
「こちらこそ。では、今日は帰りますね。」
 俺は、早く魔物の召喚がしたくて早足でダンジョンに戻った。
 よしっ、早速召喚しよう。えーっと召喚できる魔物は、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ・ゴブリン  200円
 ・コボルト  300円
 ・オーク     1000円
 ・オーガ     2000円
 ・トロール  5000円
 ・リザードマン 2000円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 今はこれぐらいだ。ダンジョンレベルが上がれば召喚できる魔物も増えるとβテスターたちは言っていた。大変みたいだけど。
 そういえばダンジョンステータスを見てなかったな。
ついでに確認しておくか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ダンジョン系統 :  亜人
 ダンジョンレベル:  1 (1/100)
 ドロップ :  鉱石
 ダンジョン順位 :  732位 (G)
 コンティニュー : あり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 上から説明すると、系統はそのまま召喚できる魔物のジャンルで、ドロップは俺も今知ったが俺のダンジョンは鉱石がドロップするようだ。
ダンジョンレベルとコンティニューについて詳しく説明しようと思う。
 ダンジョンレベルはダンジョンに入った探索者を殺すもしくは帰らせることによってポイントが入りレベルアップする。そこでポイントに関わってくるのがコンティニューがあるかないかだ。
 
 コンティニューとは、ダンジョン内で探索者が死んだ場合コンティニューありの場合死んだとしても、ゲート前に怪我が治った状態で転送される。しかしその場合ダンジョンレベルアップのポイントが1人につき1ポイントになり、ドロップしたアイテムと相手の所持金半分がこちらに入ってくる。
 コンティニューなしの場合、相手がダンジョンで死ぬと生き返ることができない。だが、ポイントは倍の2ポイント入り、相手のドロップ品と所持金全額を奪うことができる。また、レアアイテムのドロップ確率が5倍になるというメリットもある。
 俺のダンジョンはコンティニューありのダンジョンのようなので、レベルアップや収益は少し減るだろうがその分リピーターや死なないことによって挑戦してくる人が増えれば、そのデメリットもそこまで痛いものではないため、俺はコンティニューありを狙っていたのでラッキーだったと思っている。
 ダンジョンレベルがアップすれば召喚できる魔物が増える他にレベルの分だけ階層を増やすことができるようになる。レベルが2なら2階層まで、5なら5階層までといったように。
「これは、俺の運が発動したかもな。コンティニューありもそうだが、ドロップ品の鉱石は俺がドロップ品の中で狙っていた部類だ。さすがSだな。」
 そうなのだ、鉱石のドロップするダンジョンは運営が発表している割合で行くと全体の5%ほどしかないのだ。つまり鉱石がドロップするダンジョンは50しかないことになる。これは、忙しくなりそうだ。
 ちなみにドロップ品の割合は、
 ・野菜     20%
 ・肉        20%
 ・植物     20%
 ・素材     20%
 ・調味料  10%
 ・鉱石      5%
  となっている。つまり一番レアなのが鉱石なわけだ。
俺としては、死ぬ可能性は上がるが誰もこない暇なダンジョンは嫌だったから忙しいぐらいがちょうどいいと思っている。
 
 ステータスを見てたら結構時間が経ってしまったが、そろそろ魔物を召喚しよう。
 このゲームを始める時から決めていたが1階層はゴブリンオンリーにしようと思っている。ダンジョンの1階層で洞窟といったらスライムかゴブリンでしょ。
 ということで、俺はメニューにあるゴブリンを6体召喚した。お金はなんとたったの1200円。安すぎる。
 この時俺は、最弱のゴブリンでさえ200円もすることに他のダンジョンマスターたちは悩まされることが自分のこのお金の稼ぎ方がどれほどチートなのか思いもしなかった。
 召喚したゴブリンたちの召喚の様子はかっこよかった。円形の魔法陣の中からゴブリンが出てくるのだ。オシャレだなー。まあ、それもゴブリンたちの顔や匂いですぐ現実に戻されたが。
「くさっ!」
 亜人が嫌われる理由がわかった気がする。顔はまあ別に俺は大丈夫だが、いかんせん匂いがきつい。なんとかならんもんかね。まあそれは置いといて、なぜかゴブリンたちは全員俺の前に跪いて待機している。
 あれ?亜人系の嫌われる理由の一つに知能が低すぎて言うことを聞かせるのが大変っていうのがあったはずなんだが?
 俺は1体のゴブリンを鑑定して見た、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     名前: なし
     種族: ゴブリン
  レベル:  1
     
     体力: E  (G)
     魔力: E  (G)
     攻撃: E  (G) 
     耐久: E  (G)
     速さ: E  (G)
     魔攻: E  (G)
     魔防: E  (G)
     器用: E  (G)
     運   :  E  (G)
  <ノーマルスキル>
        なし
  <ユニークスキル>
        なし
  <称号>
       なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 あっ!これもしかして俺のスキルの指揮強化の効果?これ軽く考えてたけど結構やばくない?これのおかげでステータス最弱のゴブリンでさえレベル1で俺たちダンジョンマスターのレベル18ぐらいと同じなんですけど。
 なぜ18ぐらいかというと、この世界の人は最初のステータスはバラバラだが、レベルアップによるステータスのアップはAランクまではレベルアップ時にランダムでステータスが1つ上昇する仕組みになっている。Sは2レベル上がるごとに、SSは3ごとになる。つまり全ステータス2アップは9つあるステータスを平均Eにするには18レベル必要になるということだ。
 しかも、おそらく指揮強化によっておそらく知恵も上がっていて統率も取れる。これは勝ちましたな。
 とりあえず、興奮するのはここまでにして、ゴブリンたちに初めての指示を出しますか。
<ギルドマスター視点>
 私は、ダンジョン管理ギルドのマスターエルラルドだ。今日もいつも通り仕事をしていると、いきなり普段は大人しいライラが慌てた様子で部屋に飛び込んできた。
「マスター、大変です!これを見てください!」
「急にどうしたんだ?」
 私は、ライラから渡された紙を見た。
....これは!?
「ライラこれはどういう事だ!?」
「はい、これは先程今日来られたダンジョンマスターの方が持ち込んだものです!」
「すぐに話がしたい、私も行こう。」
 わたしは、今までにないほど興奮していた。これほど高品質な塩は見たことがない。
 受け付けに行くとそこそこ綺麗な顔の黒髪黒目の青年がいた。
 「君が、この塩を売ってくれるのかい?」
 私は、名乗りもせずにいきなり話し出してしまった。
「そうですけど、あなたは?」
彼は、少し顔をしかめていた。
 まずい、私としたことが興奮しすぎて相手のことを考えず発言してしまった。
 私は、自分の名を名乗り、話し合いのために私の部屋に来てくれるよう頼んだ。彼は、この状況を理解してくれたのかあっさり応じてくれた。
 その後は、トントン拍子で話し合いが進み結果は相場で売ってくれることになりしかも量もかなりあるということで定期的に売ってくれることになった。
 しかし、これほどの塩を一体どこで? 何度も彼に尋ねそうになったがそこは機嫌を損ねるかもしれないと思いぐっと我慢した。
 彼はお金を渡すと、嬉しかったのかすぐにどこか待ちきれないといった様子でダンジョンに戻っていった。
 これから彼とは長い付き合いになりそうだ。私はそう思いながら仕事に戻った。
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 今回は5キロの買い取りで500000円になった。
「これからお願いしますねリュウくん。」
「こちらこそ。では、今日は帰りますね。」
 俺は、早く魔物の召喚がしたくて早足でダンジョンに戻った。
 よしっ、早速召喚しよう。えーっと召喚できる魔物は、
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 ・ゴブリン  200円
 ・コボルト  300円
 ・オーク     1000円
 ・オーガ     2000円
 ・トロール  5000円
 ・リザードマン 2000円
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 今はこれぐらいだ。ダンジョンレベルが上がれば召喚できる魔物も増えるとβテスターたちは言っていた。大変みたいだけど。
 そういえばダンジョンステータスを見てなかったな。
ついでに確認しておくか。
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 ダンジョン系統 :  亜人
 ダンジョンレベル:  1 (1/100)
 ドロップ :  鉱石
 ダンジョン順位 :  732位 (G)
 コンティニュー : あり
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 上から説明すると、系統はそのまま召喚できる魔物のジャンルで、ドロップは俺も今知ったが俺のダンジョンは鉱石がドロップするようだ。
ダンジョンレベルとコンティニューについて詳しく説明しようと思う。
 ダンジョンレベルはダンジョンに入った探索者を殺すもしくは帰らせることによってポイントが入りレベルアップする。そこでポイントに関わってくるのがコンティニューがあるかないかだ。
 
 コンティニューとは、ダンジョン内で探索者が死んだ場合コンティニューありの場合死んだとしても、ゲート前に怪我が治った状態で転送される。しかしその場合ダンジョンレベルアップのポイントが1人につき1ポイントになり、ドロップしたアイテムと相手の所持金半分がこちらに入ってくる。
 コンティニューなしの場合、相手がダンジョンで死ぬと生き返ることができない。だが、ポイントは倍の2ポイント入り、相手のドロップ品と所持金全額を奪うことができる。また、レアアイテムのドロップ確率が5倍になるというメリットもある。
 俺のダンジョンはコンティニューありのダンジョンのようなので、レベルアップや収益は少し減るだろうがその分リピーターや死なないことによって挑戦してくる人が増えれば、そのデメリットもそこまで痛いものではないため、俺はコンティニューありを狙っていたのでラッキーだったと思っている。
 ダンジョンレベルがアップすれば召喚できる魔物が増える他にレベルの分だけ階層を増やすことができるようになる。レベルが2なら2階層まで、5なら5階層までといったように。
「これは、俺の運が発動したかもな。コンティニューありもそうだが、ドロップ品の鉱石は俺がドロップ品の中で狙っていた部類だ。さすがSだな。」
 そうなのだ、鉱石のドロップするダンジョンは運営が発表している割合で行くと全体の5%ほどしかないのだ。つまり鉱石がドロップするダンジョンは50しかないことになる。これは、忙しくなりそうだ。
 ちなみにドロップ品の割合は、
 ・野菜     20%
 ・肉        20%
 ・植物     20%
 ・素材     20%
 ・調味料  10%
 ・鉱石      5%
  となっている。つまり一番レアなのが鉱石なわけだ。
俺としては、死ぬ可能性は上がるが誰もこない暇なダンジョンは嫌だったから忙しいぐらいがちょうどいいと思っている。
 
 ステータスを見てたら結構時間が経ってしまったが、そろそろ魔物を召喚しよう。
 このゲームを始める時から決めていたが1階層はゴブリンオンリーにしようと思っている。ダンジョンの1階層で洞窟といったらスライムかゴブリンでしょ。
 ということで、俺はメニューにあるゴブリンを6体召喚した。お金はなんとたったの1200円。安すぎる。
 この時俺は、最弱のゴブリンでさえ200円もすることに他のダンジョンマスターたちは悩まされることが自分のこのお金の稼ぎ方がどれほどチートなのか思いもしなかった。
 召喚したゴブリンたちの召喚の様子はかっこよかった。円形の魔法陣の中からゴブリンが出てくるのだ。オシャレだなー。まあ、それもゴブリンたちの顔や匂いですぐ現実に戻されたが。
「くさっ!」
 亜人が嫌われる理由がわかった気がする。顔はまあ別に俺は大丈夫だが、いかんせん匂いがきつい。なんとかならんもんかね。まあそれは置いといて、なぜかゴブリンたちは全員俺の前に跪いて待機している。
 あれ?亜人系の嫌われる理由の一つに知能が低すぎて言うことを聞かせるのが大変っていうのがあったはずなんだが?
 俺は1体のゴブリンを鑑定して見た、
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     名前: なし
     種族: ゴブリン
  レベル:  1
     
     体力: E  (G)
     魔力: E  (G)
     攻撃: E  (G) 
     耐久: E  (G)
     速さ: E  (G)
     魔攻: E  (G)
     魔防: E  (G)
     器用: E  (G)
     運   :  E  (G)
  <ノーマルスキル>
        なし
  <ユニークスキル>
        なし
  <称号>
       なし
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 あっ!これもしかして俺のスキルの指揮強化の効果?これ軽く考えてたけど結構やばくない?これのおかげでステータス最弱のゴブリンでさえレベル1で俺たちダンジョンマスターのレベル18ぐらいと同じなんですけど。
 なぜ18ぐらいかというと、この世界の人は最初のステータスはバラバラだが、レベルアップによるステータスのアップはAランクまではレベルアップ時にランダムでステータスが1つ上昇する仕組みになっている。Sは2レベル上がるごとに、SSは3ごとになる。つまり全ステータス2アップは9つあるステータスを平均Eにするには18レベル必要になるということだ。
 しかも、おそらく指揮強化によっておそらく知恵も上がっていて統率も取れる。これは勝ちましたな。
 とりあえず、興奮するのはここまでにして、ゴブリンたちに初めての指示を出しますか。
<ギルドマスター視点>
 私は、ダンジョン管理ギルドのマスターエルラルドだ。今日もいつも通り仕事をしていると、いきなり普段は大人しいライラが慌てた様子で部屋に飛び込んできた。
「マスター、大変です!これを見てください!」
「急にどうしたんだ?」
 私は、ライラから渡された紙を見た。
....これは!?
「ライラこれはどういう事だ!?」
「はい、これは先程今日来られたダンジョンマスターの方が持ち込んだものです!」
「すぐに話がしたい、私も行こう。」
 わたしは、今までにないほど興奮していた。これほど高品質な塩は見たことがない。
 受け付けに行くとそこそこ綺麗な顔の黒髪黒目の青年がいた。
 「君が、この塩を売ってくれるのかい?」
 私は、名乗りもせずにいきなり話し出してしまった。
「そうですけど、あなたは?」
彼は、少し顔をしかめていた。
 まずい、私としたことが興奮しすぎて相手のことを考えず発言してしまった。
 私は、自分の名を名乗り、話し合いのために私の部屋に来てくれるよう頼んだ。彼は、この状況を理解してくれたのかあっさり応じてくれた。
 その後は、トントン拍子で話し合いが進み結果は相場で売ってくれることになりしかも量もかなりあるということで定期的に売ってくれることになった。
 しかし、これほどの塩を一体どこで? 何度も彼に尋ねそうになったがそこは機嫌を損ねるかもしれないと思いぐっと我慢した。
 彼はお金を渡すと、嬉しかったのかすぐにどこか待ちきれないといった様子でダンジョンに戻っていった。
 これから彼とは長い付き合いになりそうだ。私はそう思いながら仕事に戻った。
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