背景、文芸部の皆様…。

天音さん

鬼を導く序章…。


幼い頃、図書館に一度だけ連れて行ってもらった事がある…。

幼い頃から本が好きだった私は初めて図書館に来た時、嬉しくなり、世界で一番好きな場所だと思った…。

しかし、そんな想いも一瞬だけだった…。

ガシャーンと窓ガラスが割れ、バンと銃声が聴こえた…。怖くなり、母親の手をぎゅっと繋いだ…。 
握っていたてが冷たくなった…。次第に母はこと切れ、腹は真っ赤な薔薇の花を咲かせていた…。
逃げるように、幼い私は本棚の裏へ行ったその時に、目に写った本が尊くて、何故か目が離せなくなった…。そして私は、ギフトを手に入れた…。


「許さない…。あの人間がお母さんを殺したんだ…。ならあの人間がしたように、私だって殺してやる…。」


幼い頃、私はギフトと復讐の鬼に取り憑かれた…。


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