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種族ガチャ

ミラRISE

異世界留学③

今陽と俺はとてもめんどくさい事になっている。

「貴様!俺と決闘だ!」

「「…は?」」

〜3時間前〜

俺達は学園に来てグラウンドのような場所で一列に並べられている、それも学園の全校生徒の前で…

「えっと、これから少しの間かもしれないがこの学園に通うことになった者達だ、入る学年は3年がほとんどだから同学年も先輩も色々教えてやってくれ。それじゃ〜集会終わり」

柄の良さそうなムキムキのおっさんが号令した後、生徒達は一斉に校舎へと向かっていった。そして全員居なくなると、俺達のクラス分けが始まった。俺は陽と2人で3学年のSクラスに分けられた、そして2人で教室に行き扉を開ける。

一斉にこちらを見た皆は、1テンポ置いて完成が上がった。男子からは当然獣の様に「うおぉぉぉぉぉぉ!」と叫び、女子は何処かのスターを前にした様に「きゃゃゃゃ!」と両者似たような歓声を上げていた。

「えっとぉ、よろしくお願いします?」

「遊よ…もうちょっとハキハキと喋ってくれ、俺を落としに来ているのか?」

「おい2人早く部屋に入って自己紹介をするんだ」

「「はい」」

「ヨウ・アキヤマだこれからちょっとのあいだよろしく」

「えっとユウヤ・ヨシナです。これから一時の間だけど、クラスメイトとして仲良くしていきましょう」

ちょっとではあるものの、噛まずに言えて嬉しくなり最後は笑顔で終わるとある質問が飛んできた…

「は〜い!質問です。ユウヤちゃんは横のイケメンくんと恋仲だったりするのでしょうか?」

「それは友…」

「とても相思相愛のカップルだ!」

何言っちゃってんの!人が有らぬ疑いを晴らそうとした矢先に、更に駄目な返答を返すとかアホにも程が有るだろ。
心の中で陽への愚痴を吐き終わった頃に、更にめんどくさいことが起きた。その質問の主は羽織の良さそうな金髪のヤンチャボーイだ。

「おいそこのヨウとやら!その女を掛けて俺と決闘しろ、来ない場合は負けたと見なすからな」

言いたいことが終わるとヤンチャボーイは扉の外へ出て行った、そしてその後をクラスの半数ほどがついて行く。
担任はそれを見て「すまん」とだけ言って出ていった、そんな事は良いとして…

「陽お前何が「相思相愛のカップル」だ!何時からカップルになった?挙句の果てには俺を掛の景品にして決闘だって、お前勝てるのか?」

「おう!勝ってやるぜあんな成金チャラ男なんかに遊を渡して溜まるもんかよ!俺の晴れ姿その目に焼き付けとけよ!未来の嫁よ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんな事があり、今へと遡る。

例え相手が魔法を使っても陽は魔力量でゴリ押しするし、対人戦では大抵の人では到達出来ないだろうな。あれはマジモンの変質者の動きだったな、大人のパンチを受けずに5人をノックダウンしてたしな…

それでもついでとして、陽を応援する。別に陽とそういう関係は望んでは居ないが、知らない奴と付き合ったりするとかただの地獄のような気がする。だから陽を応援する。

「両者位置について構え…

          GO!!」

担任の合図を初めとしヤンチャボーイ…長いからヤンボーでいいや…が魔法の術式を組み立てている。にしても長いな俺ならもう3発は打っているぞ。対して陽はロングソードを片手で持って感触を確かめてるな、あれは絶対舐めてる。

相手が演唱を終えると同時に陽は相手へと走り出した、援護系魔法『筋力解放』の身体強化を発動してだ。相手は15m程の距離を一瞬で詰められたことで同様を隠しきらずに、アタフタしていた。

決闘は一瞬で終わり遊矢の創り出した『身体強化』の魔法に目を惹かれ、陽の周りに集まっていた。

その集団の隣で一人、遊矢は魔法を発動していた。
人の憧れである『飛行』の魔法を確かめていたのだ、元々この星の民は飛行を風魔法で発動していたが機動性が低いと思い、遊矢が新たに作ったのだ。

魔力の質と量で機動力を上げる『翼』を比例した数生成し背中で具現化する。遊矢は質と量が高すぎるため翼が合計6つ生えている。ただ今回は出来るかの確認のため、周りに気づかれないように即急に解除した。
理由は帰り道に練習をするためだ。取り敢えず今はこの場の現状を打破しないと、話が進まない。

「すっごい〜い!ヨウくんだっけ?魔法使わずにあんなに強いとか、何処かの貴族だったりするの?」

「いや…魔法は使っていたぞ、援護系魔法を使っていた。これは教えないからな!ユウが俺のために作ってくれたからた」

『『『『援護系魔法?』』』』

「そうだ!ユウ、俺の愛人が俺のために作ったんだ。俗に言う天才というやつだ、この前は司さんに「可愛い遊矢には旅をさせたいから陽くん頼んだよ!」って言われたしな」

(あのクソ親父か…)

会話の後に今度は遊矢に人が集まりだしたタイミングで、更に面倒な『者』が訓練塔の扉を開けた。

「ユウヤさんはいらっしゃいますか!」

(あっ、来ちゃったか)
入ってきたのは第2王女と…


あの時のおっさん、国王だ。

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