種族ガチャ

ミラRISE

泊まりに行こう!⑦

『栄えある1位は…』

『なんと!今まで告白数百以上を断ってきた、モテモテランキング1位!4年A組の神崎さんと一緒に踊る…銀髪の女の子でーす!』

その掛け声と一緒に、この場にいる人全員の視線がこっちに向けられた。視線としては、驚きや嫉妬、見惚れに殺意何てのも混じっていた。
もちろんその中には、芳乃姉達のも混じっていた。遊矢は1人、そんなに驚くものか?という事を思っていた。

呼ばれステージへと向かい歩いていると神崎さんが「ごめんね」と、言ってきた。はて?何の事だ?

「それでは、1位になった感想をどうぞ」

えっ!感想とか言わないといけないのか、どうりで神崎さんが誤って来たわけだ…

「えっと、神崎さんはとてもダンスが上手で沢山リードして貰いました。」

「では次に今日は神崎さんとこの祭りに来たんですよね…」

「いいえ、今日は従姉妹とその友達と来ました。神崎さんとは、今日助けてもらってから始めて合いました」

「え?従姉妹と言うと、あそこのハーフの方ですか?」

「いいえ、えっと小泉芳乃って言う人です」

「わっ!あの男に人気ランキングトップ3に入る、芳乃さんの従姉妹さゆですか!という事は兄弟さんはさぞイケメン何でしょうね」

「いいえ?俺には、姉貴しかいませんが…」

遊矢の返答にその場にいた者達が一斉に、黙った。その沈黙の中から少しずつ「俺っ子」とか「姉貴」など様々な事を言っている。
自分は何故か分からず、首を傾けると「か、可愛い」とか「癒される」とゆう言葉に変わった。
その場にいた遊矢だけが、頭の上にクエスチョンマークを浮かべていた。

「ちなみにお姉さんのお名前を聞いても?」

「はい、芦汝浴理沙です、今は遠くにいるので何処なのかは知りませんが…」

やはり、自分が回答する事に沈黙が起こる。今度は何故なのか、と訪ねようと神崎さんの方を見ると。こっちはこっちでものすごく驚いていた。

「どうしたんですか皆さん」

「どうしたって、言われても。あの人気モデルのアリサさんの妹さんなんて、始めてみました。」

(えっ!人気モデルだったの、姉貴。俺何一つ知らなかったけど、今度聞いてみよ)
と、今度は遊矢が驚いた。もうこの場に正常にいられるものは、誰一人いなくなっていた。

表彰式の終わり際に、神崎さんに何故か告白されたが。こんな簡単に付き合っていいものなのか、分からなかったため丁重にお断りした。

だが終わってからも、何かと苦労した。連絡先が欲しいだとか、なんで皆初めての輩と連絡先交換したりしたいんだろう。

「はぁぁ〜」

「お疲れ様、遊やっぱりステージに出たら皆にモテちゃうよね」

「そうだよなんで皆、俺みたいな奴に連絡先だの欲しがるのか意味が分からない」

「あはは、分からないこともないけど。疲れたでしょ、マッサージしてあげる」

遊矢は、マッサージと聞き普通に体が休められるそう思ったことが仇となった。
まずは私服に着替えた服を剥ぎ取られ、腕と脚ををガッチリ拘束された。

「え?芳乃姉何してるんだ」

俺が訪ねても芳乃からは何一つ帰ってこない、流石に怖くなった遊矢は必死に抵抗した。が抵抗も虚しくベットに縛り付けられた、そして芳乃は手をわなわなさせながら近寄ってくる。

「ちょっ、芳乃ね…ひゃん!どこ触ってるんだよ〜んんっ!」

まずは手始めというように、優しく胸を手で優しく揉んでくる。抵抗したくても、動けずに居る遊矢は手でなぞられる度に感じてしまう。

「はぁ…んっ!あ、あぁぁぁぁああ!」

優しく揉んでいる途中で、とてつもない刺激と快感が押し寄せてくる。抑えきれない初めて感じる快感の波に、戸惑い屈服していく。

「っ!?…はぁ、はぁ…ちょと、落ち着け芳乃姉。どうしたんだ急に」

「……」

やはり何度訪ねても、返事は帰ってこない。そして芳乃が遊矢の乳首をかじると同時に、下の方からとても大きな波が襲ってくる。

「ちょっ!も、もうむり〜…はぁぁぁ〜……」

パシン!

危うく意識だとぶ寸前で、芳乃を何故か知らないが。ハリセンを持った、陽子姉ちゃんいい音を出しながら叩いていた。

「ちょっと芳乃何してるの、浴理沙ちゃんにあれ程念を押されたでしょ…遊矢くんは、危ない子なんだから」

「痛た、ってあれ?なんで遊矢は、縛られてるの?そうゆう趣味に、生きる人だったの?」

もう無理だ…この人についていける気がしない、それより。あっ!気付きやがった、ここはどう対処しようか。

「あっれ〜?なんで遊は、そんなに顔を蕩けさせて股の間を濡らしてるの〜?」

くっ!この性格の変わりようはなんだ!明らかに昼までのテンションとはかけ離れてるぞ…って、

「何写真撮ってんだよ!先にこの縛ってるの、ほど…ひゃっ!」

どんなに、解くように言っても。身体の敏感になった所を、重点的に虐めてくる。

流石に見ていられないと思ったこと、陽子姉ちゃんが芳乃姉を4の字固めにして止めるのと一緒に。俺の縛っていた物を器用にほどいてくれた。


そして次の日、朝早くから帰りの予定を確認して朝食を取った。芳乃姉から最後に写真を撮ろうと言われ、ツーショットを撮った。陽子姉ちゃんからは、10分ほど抵抗せずに抱き着かれた。

最後に別れの挨拶と、自分達の高校の文化祭にもぜひ来て欲しいと言って別れた。

この2日とても大変だったけど、思ったより楽しかった。
また今度も来たいな…




どうもミラRICEです。
この後の夏の行事は、SSにして行こうと思います。

※1年の流れは
9月〔秋〕主に入学式
12月〔冬〕主に体育大会
3月〔春〕未定
6月〔夏上旬〕主に長期休暇

この星では1年の始まりが9月からとなります故
面倒臭い設定ではありますが了承ください。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品