異世界転移で無能の俺 ─眼のチートで成り上がる─

ユウ(ゲーム好き)

第2話 ステータス低すぎな件

俺は自分のステータスに絶句した。

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アサカワ ユウ Lv.1 職業

HP10 
MP10
攻撃力10
防御力10
敏捷性10
魔法攻撃力10
魔法防御力10


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スキル

エクストラスキル
眼Lv.Max
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ぜ、全ステータス10って、ふざけんな!
エクストラスキルってことは俺だけのスキルか。でもよくわからねえし。職業もねえし。
あ、でも皆のステータス見れば、

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イトウ コウスケ Lv.1 職業 格闘家

HP200
MP150
攻撃力150
防御力100
敏捷性100
魔法攻撃力120
魔法防御力100


\\\\\

スキル
格闘術Lv.1
体術Lv.1
打撃攻撃強化Lv.1
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ははっやっぱり俺が弱かった。


「おお、さすが勇者普通なら全ステータス50程度ですが流石勇者様!これなら魔王も倒せるでしょう。」
「おい、あとはお前だけだ。」


うわっ俺かよどう思われるだろう。
全ステータス10だぜ、普通の人より弱いぞ。


「な、何だ!このステータスは!」


でしょうね。


「えっと俺どうなるでしょう?」
「貴様に勇者の資格はない速く出ていけ!兵士達!」


えっやばいやばい!このままだと追い出される。


「やめてください!」
「ゆ、優香!?」
「何だ。」
「お願いします。なんとか追い出すのは止めてください!彼もあなた達の転移の被害者ですから。」
「そうだな。分かった。なら特例で許そう。」
「ありがとうございます。」


驚いたまさかそんな方法でなんとかなるとは。


「では、勇者様、王城内の個室をご自由にお使いください。」


案内された個室は、まるでホテルの一室みたいに、トイレ、風呂、洗面所、クローゼットと生活に必要なものは全部揃っていた。


「初めましてアサカワ ユウ様あなたのメイドを担当させていただくアンキッラです。」


アンキッラは青髪長髪でなおかつ可愛い!なんでこんな俺なんかにと頭を抱えそうだ。なんとか平静を装うとする。


「あ、ああよろしくアンキッラさん。あと名前はユウでいいよ。」
「わ、分かりましたユウ様、何か命令などは。」
「えっとねぇじゃあ本持ってきて戦いかたとか魔法とか。」
「分かりましたとってきます。」


俺はベッドに座り込む、本当に異世界に来たんだな。窓から覗くと、夜景が広がっていた。もう夜なのか。街灯の光が星のように照らしていた。


「とってきました。あとこちら夕食でございます。」
「ありがとう。」


夕食はビーフステーキだった。いきなり豪華だな。食べると、肉汁が溢れだす。噛みごたえもあり、めっちゃ美味しい。


「最高。」


気がついたらそう呟いていた。


「お気に召したようで良かったです。」


俺は食べ終わると、本を読み始めた。





コメント

  • 顎の長いくう

    王様酷いな

    0
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