~ゲームプログラマーが異世界をゲームと連動したら~お父さんお母さん。僕、創造神になりました

【   】

第7話

ちょっとトラブル(?)がありつつも、俺たちはキリカでモンスターたちを倒していた。それぞれの思いを抱きつつ....

霞side
(何よあの女~~~!初対面なのに私の隆ちゃんとイチャイチャし過ぎよ!!もう!!)

犬兎side
(あの子と隆二がくっつく→仲良くなる→モフモフしてもらえなくなる→隆二成分枯渇→死     \(^o^)/ )「アア....アア」ウルウル
「何故泣く犬兎よ?!」

隆二
(ヤバイヤバイヤバイついに俺もロリコン認定されるのか.....二人もさっきから様子へんだし、でも.....可愛かったなぁ。)

隠れキャラが現れたり、故障していたり、デレデレとしながら一発一発が即死級の攻撃をしてくる三人の変質者は後に掲示板で「東の森で変質者発見!!」と騒がれた。


その数十分後、何やら異様な空気に包まれた洞窟を発見。

「なんだこれ?」
「迷宮ではないだろうか?」
「こんな浅いところにか?」
「...違う...マップ見て...」
「あれ?こんなに深く潜ってたっけ?」
マップを見ると辺り一面森ばっかりだった。
「まぁ面白そうだし入ってみようぜ。」
「何かあったら転移結晶を使えばいいからな。」
「賛成」
と言うわけで俺たちは洞窟内部に踏みいったわけだが...どうやらここ中々悪質な迷宮らしい。陰湿な罠はもちろんのこと、プレイヤーには厄介な【鈍足】【毒】【麻痺】を使う魔術師持ちのコボルトだったり、スライムと人間のような何かが融合したようなスライムキメラ(主にキ○イ)だったり、爆発する岩が上からゴロゴロ降ってきたり....
何はともあれようやく最下層に着いた三人は最後の戦いに備え、最終確認をしていた。

「此処めんどかったな。」
「うん.....犬兎..ここ嫌い」
「まぁ、ここがボス部屋の様だし、良いではないか。」
「だな。...じゃあ皆、準備はいいか?」
「「いつでも」」
そう確認した隆二はその大きい扉を開けた。
ゴゴゴゴゴ....と、扉が開き、三人は中に入り込む。中は宮殿の大広間の様な感じのフィールドになっていた。中央まで行くと扉がしまった。そして上から一人の女性のような魔物が周りに妖精を連れて華やかに降りてきた。見たことのない魔物だったので、直ぐ様隆二は鑑定を発動。

【妖精の森の主レェーベェン=ラッタ】
迷宮【妖精の悪戯】のボスモンスター
周りにいる妖精を操り攻撃をする。打撃系の攻撃は通用しない。主に魔法で攻撃する。
ステータス
AT    1200
DEF  3200
MP   6500
スキル
【妖精の支配者ウィスプルーラー】【妖精の羽】【魅惑の目】【魔力値上昇】【精霊魔法LV.3】【精霊界への扉】


ん?あれはもしや...
「隆二!!」
「うぉっっ!?」
あるスキルに注意を向けていると、正面から魔法(物理)が飛んできたので一旦回避。
「相手は魔法(物理も可)使い。ならば...」
隆二がウィンドウを操作すると、悪に満ちた悪い笑顔を見せる。
「状態変化シフトチェンジ【状態完全模範 魔神】」
そう言うと突如隆二の体から溢れ出す魔力の流れが急激に増大。魔力値がどんどん上がっていく。
「やはり【盗賊】を初期職に選べばよかったな。」
「同感...職業変更出来るアプデ希望....」
それだとヌルゲーなんだよなぁ...と心の中で思いつつも、戦いを終わらせるために魔力を練る。その過剰とまで思える魔力を使い、第9位階の魔法を使う。
「第9位階魔法【理覆す魔神の鉄槌】」
そう唱えると部屋全体がまばゆく光る。光が収まる頃にはすべてが終わっていて。
【ボス 妖精の森の主レェーベェン=ラッタの討伐に成功しました。初期討伐の為、最上位宝箱を贈呈します。】
そうアナウンスがあると、天井から黄金に光るとても豪華な宝箱が落ちてきた。それを回収し、隆二は回りを見てみる。崩れ落ちた壁、光を失ったシャンデリア、逃げ惑う妖精達。そして瓦礫に埋もれる目的のものを発見した。
「おっ。いたいた。」
それはボスの亡骸である。そして隆二はおもむろにその亡骸に近づくと、回りがドーム状の闇に包まれた。


さぁ!やって参りました説明タイム!作者もこのコーナー楽しいです!皆さんもですよね?....デスヨネ?
まぁそんなことは置いといて、今回は主人公隆二の職業と能力についてお話ししたいと思います!まず彼の職業ですが、なんと!あのハズレ職業と名高い【盗賊】1つだけです!しかし!実はこの職業、色々なものに進化するのです!そのうちの【忍者】、【義賊頭】、【処刑人】、【暗殺者 狙撃主】等を持っていますが、そのなかでもある迷宮で【盗賊】系統の職業のみでクリアすると、希少職業【複製者】を手に入れられるのです!更に、大会で優勝し、【魔法神】【暗器神】の2つの職業も持っています。

そしてお待ちかねの職業の能力です。
今回紹介するのはこ↑ち↑ら↑(テレビショッピング風)【複製者】です!この職業は、とても大雑把に言うと、他人の職業、ステータス、スキルをコピーできる、チート能力だっ!!しかし、その元である【盗賊】は誰も取らないので、今【盗賊】を持っているのは五人だけである。(高橋 美空含む。←わからない方は第6話を読んでください。)しかし他の三人は【盗賊】の他にも職業を持っているので、実質【複製者】持ちは隆二だけなのです!では続きをどうぞ!


と言うわけで早速複製者の能力を使い、レェーベェン=ラッタの精霊界の扉を複製。早速使ってみたわけだが...
「ピピーーーダイイチノフウインヲトイテイマセンダイイチノフウインヲトイテイマセン」
この一言だけが、脳に鳴り響く。ちくせぅ、生妖精見たかったのに....てか、第一の封印ってナニソレオイシイノ?何処にあるんだよっっ!等と三人でワーワーしてると、
「たーすーけーてー!」
     
     
     
     
もしかしなくてもフラグ建てた?


はい!どうも【  】です!学生である私はもう期末なので、もしこの物語を読んでくださっている人がいましたら、少し投稿ペース遅れますので、どうか、どうかお待ちください(`;ω;´)失踪ではないのでっっっ!!
ではまた次回お会いしましょう!

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