話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

(自称)小説家が異世界召喚されて勇者として無双するかと思いきや商売とバイトでしか無双出来ていません!

平涼

借金を通り越して金持ちへ!

 俺は何故か借金がある生活から金持ちの生活へと変更するらしい。

 何故アラスがこんなにも多額の金額の借金を背負わされるのか俺は聞くと、アラスは強者がいないかよくドラゴンに乗ってこの辺をうろちょろしているらしい。

 ......魔王軍は暇なのだろうか。俺はそんな事を思わずにはいられない。

 それは一応置いておくとして、そのアラスは強者を見かけると誰でも襲いかかる大変迷惑な奴だった。アラスが戦闘を持ちかけるせいで強者の冒険者も何人もやられ賞金四億までになったらしい。

 俺はこの世界に来て初めていい事があったかもしれない。

 「しかしどうやってアラスを倒したんですか?」

 受付のお姉さんの尊敬の目が飛んでくるので、

 「戦略の限りを尽くして倒しました」

 ここで嘘ついて殺しましたとか、カッコ悪い事は言わない。

 「あいつ。何かカッコよく言ってるけどただ騙して倒しましたって受付の人に言ってもいいかしら」

 リザはアイナにこっそり言っているが俺には丸聞こえだ。

 それだけは本当に勘弁して欲しいものだ。

 「......じゃあ俺達はこれで」

 俺はボロが出る前にギルドを後にした。

 だが、外に出たのはいいが非常に怖い。

 なんたって今俺の手元には四億円を手にしているのだ。まあ小切手だが。

 「なあ、速く家を買おう。俺非常にこれ持っていると怖いんだが」

 「なら私が持とうか?」

 「お前に持たせたら何処かに無くすから嫌だ」

 リザに渡したらどうなるか分かったもんじゃない。

 「あんた私の事どう思っている訳!?私はそんなお金を失くすような人じゃないんだけど!」

 「借金女が言う言葉じゃねえ。おい!襲い掛かるな!今俺は大金持ってるんだぞ!落としたらどうするんだ!」

 襲い掛かってくるリザを何とかあしらいながら俺達はまずはこの幼女ドラゴンの服を服屋で選び、不動屋さんに行って、一括で家を買った。

 「案外いい家手に入ったな」

 俺が買った家は二階建ての結構でかい家を買った。

 少し高いがそこは気にしないでおく。なんたって金持ちだし!

 だがそれよりも気になる事がある。

 「何でお前らいるの?」

 何故かリザ達もいるんだが。

 「私達も暮らすからに決まってるじゃない」

 「俺そんな事聞いてないんだが」

 「だって今言ったもの」

 ......どうやってこのくそ借金女を懲らしめてやろうか考える。

 「それで今回のお金はどう分けるの?」

 リザがそんな事を聞いてくる。

 「俺半分。それとアイナとシャルで半分だな」

 「......私のお金が無いんですけど」

 「そんな口を聞くやつにあげないんですけど」

 もう一度襲い掛かってくるリザを何とか食い止める。

 「ていうかお前ら本当にここで暮らすわけ?」

 俺の問いに他の二人も頷いている。

 どうしよ。これって期待してもいい奴か?同じ屋根の下で女と男が一緒だ。期待しないわけがない。

 「それじゃあどの部屋にするかじゃんけんをしましょう!」

 そう言ってリザ達はじゃんけんしだした。

 ......無いな。こいつらは見た目は美人だが、中身は人見知り、暴力女、借金女だ。絶対にないと思ってしまう俺はバカだろうか。

 そんな光景を見ていると、着替えてきた幼女が俺の服の裾を引っ張る。

 「どうした?」

 「どう?」

 「おお。可愛い可愛い」

 俺は適当に返事をし、これからの事について考える。だが何だか熱いような......。

 「お前!何しやがる!」

 幼女がムスとしながら俺に対して弱めだが着実にブレスを放ってくる。危うく服が焦げる!

 「おい!段々と熱くなってきてるんですけど!ていうか燃えてきてるんですけど!悪かった。本当に可愛いと思ってるから!」

 適当に返事をしたのが相当お気に召さなかったらしい。

 「おい。お前らそんな事は後にしてこれからの事について話すぞ」

 未だじゃんけんしている三人が一度中断して集まった。

 「今お金が大量にある事は分かってるな?」

 皆が頷く。

 「なのでお金が無くなるまでは俺は働かない」

 その言葉にシャルとアイナが驚く。

 「駄目よ。ドラゴンを狩ってドラゴンスレイヤーの称号を速く手に入れるわ」

 「お前。まだそんなこと言ってたのかよ。それは駄目だ。もうオチが見える。俺がまる焦げになる未来図しか見えてこない」

 次は不満そうなアイナを見る。

 「私は早く雷魔法を扱えるようになりたいです」

 「それはお金が無くなったらやろう。無理してやるものじゃない」

 最後は唯一不満そうじゃないリザだが.....。

 「私?私は自堕落な生活をしたいから別に構わないわ」

 何だかこいつと同じ考えがちょっと嫌だが気にしてもしょうがない。

 「よし。ならまずは必要な物を買ってこよう」

 それには誰も反対しないのか頷いた。

 よし。これから俺は自堕落な生活をする。俺は改めて決意した。

 ~魔王城~

 「どうやらアラスがやられてしまったらしい」

 その言葉に会場が騒然とする。

 「あの幹部でも強いと言われたアラスが?」

 幹部の一人が驚きながらも確認する。

 「やられた。しかもあっさりとやられてしまったらしい」

 「なら今度は私がそいつらと戦うわ。ついでに美味しい物を食べてきましょう」

 幹部の一人がまたしても手を挙げた。

 「大丈夫か?」

 幹部のもう一人が心配する。

 「大丈夫よ。任せなさい」

 そう言って魔王軍の幹部が又しても光也の元に向かった。

 ~魔王軍幹部~

 「そういえば勇者が何処にいるか知らないわ」

 どうやらもう一人の幹部も馬鹿らしい。

「(自称)小説家が異世界召喚されて勇者として無双するかと思いきや商売とバイトでしか無双出来ていません!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く